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January 16, 2009.

モバイル学概論


webニュースの類を見てびっくり。「ポスト・ルパン三世」的でカルトな人気を誇るアニメ、カウボーイ・ビバップがハリウッド映画化されるんだそうな。向こうはそういう移植作品を本気で作ってくるし、ハードボイルドの得意なお国柄だから、それなりに期待が持てる。しかし、主人公はなんとキアヌリーブス。うーん、どうなのそれ。もうちょっと若々しいけど、男前で、かつ、軽いノリが欲しいような。ハスラーぐらいの若いころのトム・クルーズみたいに。最近の俳優だと、オーランド・ブルームあたりかな?いい歳だけどジョニー・デップはありか。まぁ、俳優には詳しくないので・・・。

日本映画は大体実写化に失敗するけど、何でかなぁ。もうちょっと何とかならないものか。頑張らないとそのうち「ルパン三世ハリウッドで実写化!」なんて勿体無いことになりまっせ。いや、邦画よりそっちの方が面白そうだからいいか。しかしまぁ、五右衛門役だけは日本人でよろしく。欧米人には区別がつかないらしいが、東洋人から見れば中国人と日本人の差(特にアメリカ在住の中国系との差)は歴然。かなり違和感があるので。まぁ、区別のつかない俳優もいるけど。

 

今日も定時退社してバドへ。は昼休みに英語をする気力が無かったので、帰りの電車で必死に本を読んだ。けど、やっぱり20分ぐらいは睡眠にまわした。不眠症の人は英語の本を試すと良いと思う。

 

今日のバドは調子が良かったり悪かったり。組み合わせの妙で厳しい試合は少なかったような。途中で一人肉離れと思しき負傷。彼女様と二人で代行運転業をやってから、体育館に戻り、そのあと軽くお茶へ。デザートとドリンクだけで済ませる予定だったが、あまりに寒くなったので、急遽、辛口ネギ味噌ラーメンを追加注文してシェアし、あったまった。

 

そんなこんなで帰宅したら既に23時過ぎ。さすがにWindows 7関係に時間を割くのは諦め、入浴後にStar trek DVDでリスニング。以前半分見た話の続き。感想等は以下。思い切り内容に触れるので、未見の方はスキップ。

 

以下ネタバレ

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今回の話は任務中に亡くなった母とその息子について。実はその息子は既に父も同様に任務中に無くしていたためひとりぼっちとなっていた。で、その母の任務の際のリーダーであったウォーフがbondingつまり、養子縁組を提案しようとするわけだ。しかし、それに対し艦長やカウンセラーはブレーキを掛ける。

艦長はここで、ウェズリー・クラッシャーを呼び出す。彼は18歳前後の士官生。実は彼の父と艦長は友人同士であり、彼の父が死亡した任務の際に、艦長も同じ船にいたのだ。そこで艦長はウェズリーに正直なこれまでの思いを話させる。彼は「昔は艦長を憎んでいた」と打ち明ける。何故父が帰ってこずに、艦長だけが帰ってきたのかと。しかしその思いにはもうけりがつき、今は上官として尊敬しているとも答えた。実は艦長は今回の主人公である子供があまりに取り乱さないことを問題視していたのだった。怒りの感情、哀しみの感情を押し殺しすぎていて、このままでは折り合いがつかないだろうと判断していたらしい。

一方SFパートとしては、その主人公の前に、死んだはずの母が現れる。どうやら事故のあった星のエネルギー体が母の情報を用いて正確に母と同じ姿、同じ振る舞いで現れたのだ。しかし、困惑する息子の前で艦長はそのエネルギー体を説得する。お前と彼が一緒に生活して、本当に人間としての幸せを彼に与えられるのかと。結局エネルギー体は自分の間違いを理解して姿を消す。

悪くないけど、哀しいエピソードの割にはTNGらしいウィットや含蓄にかけた気がするな。65点。

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ネタバレここまで。

 

 

【モバイルPC学概論】

大人気のVAIO type Pだが、賛否両論。まぁ、両者の言いたいことは良くわかる。ただ、本気でモバイルしている人って殆どいないよね。そこで意見が食い違っているような。

例えば「Pが小さいとはいえ、カバンに入れないわけには行かない。移動中カバンに入れるのなら、Mac Airでも良いから...」なんて意見があった。でも自分は「なんで移動中にしまうわけ?」と思ってしまうわけだ。「移動中は叩きっぱなし」が自分にとってのモバイル。確かにカバンに入れる時間もたくさんあるけど、とにかく瞬時に取り出し、ずっと作業する人がモバイラだと思っていた。しかしどうやら多くの人は「オフィスでも自宅でも喫茶店でも同じPCで作業がしたい」というレベルで「モバイル」という言葉を使っている。確かにその用途ならあそこまで小型である必要は無い。A4フルサイズでも十分だと思う。この違いが方々のブログなどで意見が食い違う原因なのではないか。

 

baristaが随分前から使っている造語にmobilableってのがある。mobile + ableで「モバイル出来なくもない」という意味だ。googleで調べると300件ぐらいはひっかかるので同じ発想の人が幾人かいる様子。例えば家と会社でしか絶対に使わないなら、極端な話、省スペースデスクトップでも良いわけだ。電池駆動する必要が無い。これは本気でギリギリのモバイラブルだ。もう少し譲歩して、17インチのPower mac。これはかなりでかいカバンじゃないと入らない。でも、電池駆動だから、公園だろうと、会社だろうと、家だろうとどこでも使おうと思えば使える。でも、しんどいから出来れば持ち歩くのは控えめにしたい。これもモバイラブルだ。

 

しかしbaristaの言う「モバイル」は違う。使いっぱなしが前提。実際問題、平日でも仕事とは別に3時間〜5時間は使用する。電車だろうと、自宅だろうと、体育館だろうと、空いた時間に座れさえすれば、液晶を開くわけだ。この使い方だと、Mac Bookではやや厳しい。相当魅力的ではあるけれど、冷静に考えれば厳しいといわざるを得ない。例えば電車なら隣の人の邪魔になるし、喫茶店では机が狭くなるため飲み食いが終わるまで、カバンの中に仕舞い込むしかないだろうからだ。

 

一方、もっと小さなVAIO Uや、Wilcom D4クラスになると、あれはbaristaにとってPDAの類だ。Windowsの動くPDA。OSが違うといわれそうだが、それは鯨や海豚が魚でないという説明と同じで、「そんな事はわかっているけど、海の生き物でしょ。陸の物じゃない」と答えるわけだ。要はニッチが違う。満員電車でも立ったまま手に持って使うことが出切る半面、実際にあのキーボードではプログラムが組めない。いや、組めるけど、ブラインドタッチの速度が全然違う。2倍の差では効かない。

 

とまぁ、上記に挙げた例の通り、baristaの中では一般人が人括りに「モバイルマシン」と呼ぶ物が明確に3つに分かれている。

@モバイラブルマシン:移動「先」でも同じ環境で作業がしたい。メインマシン。

Aモバイルマシン:移動先、移動中どちらでも常時使用するマシン。通常の作業では作業効率が落ちないが、性能はメインにはやや不足。

BPDAライクマシン:移動「中」に使用するマシン。家やオフィスで作業に使用したらイライラする。

したがって、これらのニッチ、つまりどの用途としての商品かを明確にした上で議論をしないと、とても不毛だと思う。PS3とDSを比較して、「重い」とか「処理速度が」と発言するようなものだ。

 

自分はtype Pを開発者の発言どおり、Bに歩み寄ったAであり、@と携帯電話の間を補完するモデルだと捉えていて、その用途では素晴らしいものだと思う。そもそもPのコンセプトは「普通のAではB的に使えないけど、このマシンなら日常持ち歩けるからBとしても使えるでしょ」というモノ。したがってAやBのモデルと比較をするならともかく、@と比較してごちゃごちゃ言ってる連中は、その、まぁ構わないけど、自分とは意見が合わないので「そっとしておきたいな」と思うわけだ。毎日電車でPS3を運ぶのはその人の自由ではあるけれども。

 

 

余談:「ポケットスタイルPCを歌って、女性のジーパンの尻ポケットに突っ込んでるけど全然収まってない!」という突込みがweb上に多分数万件書き込まれていると思うけど、みんな策略に嵌りすぎw。どう考えたって、そういう突っ込みまで計算した上でのCM。ビジネスマンの上着の内ポケットや、女性のコートのポケットにならすっぽり収まるのだから、それをCMに使わなかった狙いに気づこう。1つは「PL法」対策(「入らん!」&「入れて持ち歩いたら壊れた!」対策)で、もう1つは「商品をポケットで隠しては意味がない」から。最後の1つは、「入らないじゃん(笑)」という話題性だろう。わざわざ、「歩く→はみ出す→押し込む」をループするCMを使っているあたりからして自明だ。巧い広告だなぁ。

 

本日の英語:

リーディング 85 min, リスニング 20 min, DVDでのリスニング 20 min

計 125min (55min不足)


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