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February 28, 2009.

契約完了(ジェダっぽい声で)


8時起床。9時に彼女様を拾いにいって、10時にお店へ。ある物を契約。ある物の詳細は....webで。いや、ここもwebなのだが、また後でまとめてどこかに。

 

お昼はカスタネットへ。ガッツリパスタ。そのままバドへ。Mさんの所属する会社の実業団の練習に混ぜてもらった。今日は比較的体が動いて7割ぐらいは勝ったかな?しかし、思い通りにプレイできているという実感は全く無い。何となくプレイしている感。どないしたらよかんべ。試合中ガットが切れたので、練習後にNスポーツに立ち寄り、張替えを依頼。彼女様と共同で100mのロールでガットを購入。17500円ぐらい。21回は張れるとの事なので、1回当たり833円。毎回バラで買うと1135円なので、300円程安い計算。運が良いと22回張れるそうな。とりあえず21回張れれば、6300円程度の節約。結構大きい。

 

夕方から彼女様を連れて家へ。夕食を食べてから4時間も会話。どっと疲れた。彼女様を送り届けてから、一人で三洋堂に向かい、ハンコックをチェックするも、まだ1週間レンタルにはなっておらず。1泊2日でblu-ray版が置いてあったが、明日見る時間はなさそうだったので断念。かわりに以前から見たかった旧作を何本かレンタル。アヴァロンも借りようかと思ったが、これは彼女様といつか見るかもと思い、断念。2人で同時に見たほうが効率がよい。

 

入浴後にKILL BILL2を鑑賞。1作目は何度か見たのだが、2作目はずっと見ていなかったので、悶々としていたのだ。感想は以下。例によってまだ見ていない人はここまでで。

 

 

以下、今回は珍しくがっつりネタバレするので、キルビル、キルビル2を見ていない人で、今後見る予定の人はここまででブレーキ。

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キルビルといえばその名の通り、恨みを持った主人公がBillってボスを殺しに行くお話だ。でも恨みを持った理由は何かというと、これが結構えげつない。もともと殺し屋だった主人公が、そのボスと仲がよかったんだけど、妊娠したら裏切ってかたぎに戻ろうとした。で、余所の男と結婚しようとしたんで、ボスは周りの人間を皆殺し。主人公もリンチされたうえ銃で撃たれて殺された...とおもったら、実は生きてて、4年ぶりに意識を取り戻して...って話だ。で、復讐に行くぞ!ってのがキルビル1。でもボス偏までは間に合わなかったぜ!ってことで続きがキルビル2である。

ってなわけで、大まかに言えば、「殺し屋が、勝手に足洗って、浮気して、殺されかけて、復讐する」という、どこにも正義もくそも無い映画なので、一般人が見ると眉をひそめることになる。ただ、よくよく考えると、昔の時代劇ってのは「用心棒」なる殺し屋が、酷い目にあって復讐を、ってなストーリーが殆どで、この構造は普通に王道なストーリーだったりする。ちょんまげがあれば普通に見られるのに、金髪が銃撃をやると眉をひそめるというのは単なる身内びいきなので注意しなければなるまい。

で、そういう構造になっているのは別段偶然でもなんでもなくて、タランティーノ監督が、映画監督中でも有名なオタク監督で、しかも日本の作品にやたら詳しいのが原因である。なので、前作・本作とも、「わかっててやってる日本じゃない日本文化」のような舞台で、ちゃんと古い懐かしい仁侠映画的な設定や場面、音楽や撮影方法が盛り込まれていたりする。いや、今回はカンフーか。

で、前作はそれが大成功。オタク心をくすぐるような構成だけでなく、一般人にも楽しい派手な殺陣や俳優陣の採用でかなり面白い作品だった。友達に譲っちゃったけど、1度はDVDで買ったぐらいには面白かった。しかし、本作はというと、ちょっと一般人にはオススメできないだろう。

映像は白黒などを効果的に用いていて、「絵」自体を鑑賞する習慣のある人、つまり作品を映画としてみるのではなく、監督の作為ある作品としてメタに鑑賞するオタクには非常に楽しい。しかし、古い日本映画などの背景をしらない視聴者には、何がやりたいのか意図が理解できないだろう。楽屋オチの多いお笑い番組のような映画になってしまっているのだ。

ストーリー構成も地味でアクションも少ない。ビルとの戦いはあっけなさ過ぎるし、後味も悪い。その後味の悪さも含めて古い日本映画的なのだが、ハリウッド映画特有の怒涛のクライマックスが存在しないのだ。映画の宣伝用トレーラームービーを作った人はさぞかし苦労したことだろう。

そんなわけで、「なんだか面白い、真面目だけど馬鹿な映画」の天才、タランティーノ監督にしてはめずらしく、芸術映画路線で撮影された馬鹿映画(謎のジャンルだ)という本作品、マニア、タランティーノ監督好きには60〜70点。一般人には40点ぐらいかな。自分は面白かったけど、他人には勧めません。


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