August 17, 2008.

淀川さん、水野さん

朝から昨夜借りた「I am Legend」のBlu-rayを視聴。なかなか面白かった。ストーリィも結末も原作とは全く違ったけど、ホラー系に傾倒することなく「孤独」を中心に描いた脚本は、ハリウッド映画としては健闘だと思う。ラストはあまりにもハリウッド映画的でちょっと興ざめではあるけれど。ただ、「君たちは病気なんだ。僕に治療させてくれ」と連呼するシーンはなかなか良かった。

面白かったのは、収録されていた特典映像中のアナザーエンディング版。こちらもバッドエンドではないけれど、若干原作に歩み寄ったエンド。自分はこちらの方がかなり好み。ただ、一般人には理解できないだろうという判断でやめたのだろう。興行的には正解。ただ、原作と異なり、タイトルの意味はやっぱり不明のまま放置されてるなぁ。

イノセンスを先に見ているせいか、映像的に驚くような箇所は無し。I, RobotやファンタスティックフォーのBlu-ray収録画質が素晴らしいとの噂なのでレンタルしてみたい。特に後者はまだ見てないし。

実はこの作品、原作がかなり相当スペシャルに凄い。50年ぐらい前の作品なのに、今読んでも驚くような見事な作品。構成は筒井康隆的であり、文体は文学的で落ち着いている。小説マニアなら是非を読んでみてほしい。英語版でよければお貸します。

昼から車で一時間の体育館に向かい、４時間みっちりバド。暗くて速い球が見づらかったけどなかなか楽しかった。やはり目を慣らすために、たまには球の速い人と練習をしておきたいな。再来週の試合までにあと何回練習できるかなぁ...。

夕方からショッピングモールに移動。夕食後に買い物。誕生日プレゼントにカバンを買ってもらった。これで旅行にも安心。眼鏡屋で大興奮。素敵なデザインのものが多いなぁ。ただ、フレームだけで３〜４万。しかし、かけているだけで仕事ができそうなデザイン。自己投資に買おうかなぁ。しばし検討することに。

21時まで待ってスカイクロラを見た。２回目。脚本を理解したうえで見る２回目はなかなか楽しかった。映像や音の細かい部分を見る余裕があるため、新たな発見もちらほら。一般人にはわかりにくいと評され、押井ファンには浅いと評される作品だが、自分は大絶賛。映像の「加減」も、音も、脚本も、どこと無く怖い顔も、もの凄く「映画している」と思う。肉眼で見る光景よりも写真に、写真よりも油絵にリアリティを感じる事があるように、アニメの映像に実写以上のリアルを感じた。映画ってほんとに良いですよね。淀川さん、水野さん。

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