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December 25, 2008.

クリスマスプレゼント


いつもどおりの朝。行きの電車で「博士!」の続き。急行を待つころには読了。うん、面白かった。「面白くっても理科」よりはずっと面白いし理科だ。「面白くっても理科」は期待していたよりずっと分かり難かった。読者と一緒に「わからんんわからん」とぼやかれても困る、という内容だったのだ。こちらとしては「わからない」を共感するのではなく、エポックな切り口が欲しいわけで。

乗り換え後は、洋書に切り替え。眠かった割には進んだほうか。寝苦しかったせいで進んだともいう。熟睡できなかった理由はいつもと左右逆の椅子に座ったからだろう。作中に5000ドル札の話が出てきた。かなり古い作品だから、1ドル360円時代。168万円札という事になる。しかも今とは貨幣価値が違うから、現代で言うところの500万円札ぐらいになるのだろう。そんな紙切れはちょっと怖くて持ち歩きたくないな。パスワードの無いブラックカードみたいだ。

 

 

そうそう、昨日のvaioの新製品の話に続報あり。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081225_new_vaio/

女性がA4を2つ折りにした位の大きさのハンドバッグから封筒状のものを取り出すムービーが公開されたようだ。つまり、PCGのようなキーボードサイズの小型ノートということになるのだろう。では、どんなスペックになるのか、ちょっと予想してみよう。

 

【ダサいネットブックを一蹴!スマートネットブック説】

○コンセプト:毎日持ち歩きたい超軽量・小型スタイリッシュネットブック。

・CPU Atom xxxxGHz

・メモリ 2GB

・薄型SSD 64GB

・光学ドライブなし

・アルミorカーボンで金属光沢の19mm薄型キーボードサイズボディ

・重量 720g

・電池稼働時間 公称4時間 実質2.5時間

・液晶 1024 x 480 TFT バックライトはLCD

・ポインタ操作はタッチパッドではなくアキュポイント。

・価格 オープン(直販11万、通販9万)

評価:一番ありそう。ただし、ネットブックとしては高い。ボディ形状から考えて横長に設定した解像度だが、一般的なネットブックよりさらに低い。

 

【ネットブックは本当に必要?本気使えるモバイルを提案説】

○コンセプト:性能に妥協しすぎない、モバイルノートのあるべき姿。

・CPU Core2 Duo 1.8GHz

・メモリ 2GB〜4GB

・薄型SSD 64〜256GB

・光学ドライブなし(外付け別売り専用モデルあり)

・アルミorカーボンで金属光沢の19mm薄型キーボードサイズボディ

・重量 880g

・電池稼働時間 公称5.5時間 実質3.6時間

・液晶 1280 x 600 TFT バックライトはLCD

・ポインタ操作はタッチパッドではなくアキュポイント。

・価格 オープン(直販19万、通販17万)

評価:妥当であり、Sonyならやりそうな仕様。価格は19万〜であり、BTOすると30万を超える、というのがSonyの定番。割り切らないと主役にはなれない仕様が微妙だが、Mac Book同様、Sony独自のニッチで戦えるモデル。

 

【機能を追及すると美しくなる。高級モバイルガジェット説】

○コンセプト:この美しさ、高性能はSony様にしか実現できないぜモデル。

・CPU Core2 Duo 2.4GHz

・メモリ 2GB〜4GB

・独自設計薄型SSD 128GB

・光学ドライブなし(外付け別売り専用モデルあり)

・スペシャルテクスチャand/orピアノ塗装の16mm超薄型ボディ

・重量 540g

・電池稼働時間 公称3.2時間 実質2.0時間

・1024 x 480 有機ELディスプレイ

・ポインタ操作はタッチパッドではなくアキュポイント

・価格 オープン(直販35万、通販32万)

評価:Sonyにありがちな超絶モデル。普通なら市販しないコンセプトモデルをそのまま販売するという鬼の所業。値段を気にする一般人なんか完全無視。心意気に金を払ってくれろ。コンセプト重視なので、高解像度化が厳しい有機ELで極薄ディスプレイを作成。結果、CPU性能の割には解像度が足りず、バリバリ使うには物足りない。薄さと軽さのためには電池容量なんか犠牲にしちゃうので、あまり長時間使えない。「しかし有機ELが省電力なのでwebやメールなどCPU負荷の小さい使い方なら長時間の使用が可能で...」とネットニュースの記者がフォローを書くのが目に浮かぶ。それってネットブックとしてしか使えないって事なんですが。でも、購入者は信者かブルジョアなので大満足。MonoやGoodsPressが飛びいて記事に採用。このモデルで実験したデータを元に、7割の値段でもっと使いやすい普及モデルがでるので、一般人はそれを待てばよい。

 

【出たら買うよ。baristaの夢モデル説】

○コンセプト:メインマシンを小さくしました。

・CPU Core2 Duo 2.4GHz

・メモリ 1GB〜4GB

・SSD 128〜256GB

・スロットイン光学ドライブ

・個性的な色がBTOできるorヘアライン加工アルミ製19mmボディ

・重量 920g

・電池稼働時間 公称4.5時間 実質3.0時間

・1388 x 768 TFT液晶ディスプレイ(バックライトはLCD)

・ポインタ操作はタッチパッドではなくアキュポイント

・価格 オープン(直販25万、通販23万)

評価:もの凄く頑張って集積した結果、このサイズにフル機能納めましたモデル。SSDで0スピンドルになるかと思いきやDVDが入ったりする自己矛盾、細かすぎて見づらい液晶、廃熱が厳しく熱くなるボディ、詰め込んだ結果、小さい割には重いボディなど、突っ込みどころ満載。しかし、単体で不足となる機能が無いところがメリット。冷静に考えるとハンドバッグでは持ち歩けないが、男性には軽い。どう考えてもDVDが外付けになる方が自然だが、あえてスロットインを実現して欲しい。そうでなくてはMac Bookに勝てない。

 

【番外編】

・実はスライドタイプで超薄い。

・しかもスタイラスがついていたりする。

・機能は低いが、薄さに挑戦し、14mmぐらいになってみんなが踏んで壊す。

・実はあれ単体で携帯電話としても動作する。

・きっと富士通が「先を越された」とあせって同じようなコンセプトのLooxを出すだろう。そして機能にかかわらず、デザインが垢抜けないので売れない。

 

とまぁ、いろいろ予想を立ててみた。なんとなくスマートネットブックに落ち着きそうな気もするが、まぁ、楽しみに待ってみよう。25日の夜中に公開されたって事は、これはSonyからのクリスマスプレゼントって事なんだろうな。えっと、その、親が子供の欲しい物を正確に把握していることは少ないものでして...。

 

で、帰ってからはせっかくクリスマスなので....バドに行った。なかなかストイックだ。練習後はさすがにちょっとぐらいはとCOCOSに行ってデザートを食べた。その後は泥のように就寝。ドロドロ。


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