September 17, 2008.

格好良いってのは

今朝も「The Last Lecture」を読みながら出勤。VRを研究していた筆者がStar Trekの初代館長カークと出合った話などは非常に楽しい。きちんと努力してきた人なのだなぁ。途中の章で病気が発覚した頃の話が出てきて、ちょっと疲れたので休止。寝ようとすると、近くのおじさんの話し声が煩い。英語のリスニングに切り替え。いつも通り駅からは30分ほど歩く。いつも通りリスニングしながら歩いていたのだが、団体戦や二次会の事を考えてしまい、耳に集中できない。いかんな、時間の使い方が下手だ。

会社に到着すると、女性社員から全員へメールが。結婚して苗字が変わりましたというものだった。旧姓がとても時代がかった苗字だったのだが、結婚後の新姓もやはりそういうもので笑った。イメージとしては、時貞さんが家光さんになったとかそういう感じ。実は御良家の方々なのだろうか。

まずは昨日頼まれたデータ検証作業。といってもメールでもらったデータを検証ツールに貼り付けて、目視確認するだけ。ツールが１つ足りなかった分は過去データを拾ってきて、目視比較にて検証。特に問題が無い様で一安心。

その後プログラムを１つ改修。修正したフォーマットの確認資料を作りコンセンサスを取るためのメールを送信。いや、順番が逆だけど。で、その後にまた別のプログラムの機能追加。１項目追加するだけだから、と軽く見ていたら、項目番号がプログラム内に直書きされていたため、１つずつそこらじゅうをずらす羽目になった。やれやれ。この機会に定数化してやろうかとも思ったが、さらに修正箇所を増やすこととなるので見送り。プロジェクトの初期だったら工数貰って直すんだけどなぁ。

その後も既存のバグを発見してとりあえずの対応を行なったり。エンドからの返答がおかしいのでPMと相談。結局フォーマットは変更に。プログラムも修正しなおし。まぁ、その可能性は想定していたので大した工数じゃないけど。

帰りの電車で「The Last Lecture」の続き。結婚式のエピソードに爆笑。子供が車のシートを汚しても怒らない話には同意。ただ、自分で車のシートにコーラをかけてみせる程の勇気はないな。とにかくとても楽しい人。VR技術者と言う事もあり、「すべてがFになる」の英訳版をお勧めしたりとか、一度お話してみたかった。

帰宅後はバド。月曜の反省は生かされず。勝率４〜６割程度と振るわなかった。帰りにDVDを返却し、続きを借りたい気持ちをぐっと抑えた。帰宅後に二次会のお手伝いに関する依頼メール等を送信。返事を待ちながら名刺デザインの続き。専用ソフトをダウンロードしてインストール。住所を教えてもらい、背面デザインを完成させた。幸い住所からGoogleマップで近くの地図は得られたものの、田舎と言う事もあり、非常にわかりづらい立地。もともとこういう場所への地図はわかりやすさは度外視と言うか、あえてわかり難く作るのが定石なのでよいが、デザイン的にはかなり苦戦を強いられた。完了した頃には25時頃となり、Star trekを見ようと準備していたのは無駄に。無念。

webニュースで「男が軽自動車に乗るのは格好悪い」という女性意見の割合の推移が取り上げられていた。ありがちなアンケートでありがちな結論を書く安い記事だ。まぁ、そういう意見はあるだろう。ただ、軽でなければ格好良いとでも思ってるのかね？そう思うようなデザインやコンセプトの車が多すぎると思う。物がつめる、燃費が良い、なんていう実用性しか考えていない人が「格好悪い」という形容詞を使う行為が格好悪い。それは「不便」と形容すべきだ。他にも思う事はあるが、割愛。今軽に乗っているので身内贔屓と思われると困る。ともかく、車種にかかわらず、自分は眼にする自動車の95%ぐらいはデザインだけでアウトである。無論、実用性の為にデザインのイマイチさを我慢する事も将来はあるだろうけど。

ちなみに、上記の記事によるとガソリン価格の高騰のせいで軽擁護派は７割に増えたのだとか。そういうタイミングで突如軽を再評価し始める行為こそ合理的だが格好悪い。しかし、その格好悪さを我慢して家計に貢献するお父さんは格好良い。格好良いってのはそういう事だ。

Copyright 2008 barista. All rights reserved.