July 9, 2008.

新規開拓

今朝も鉄鼠を読みながら出勤。仕事は相変わらず。軽く設計をやっていた程度か。ちょっとだらけすぎ。線表にかかわらず高速で作業を完了させてしまい、「手が空いたので別の仕事を下さい」作戦に出ようかと思っている。本業がノリノリじゃないと遊んでいてもつまらないのだ。仕事が充実していないと、家でゲームをしていても罪悪感を感じる。損な性分だと思う。仮に大金が手に入ってもニートには到底なれなさそうだ。

夜に初めていくサークルへ。と言ってもメンバの７割は顔見知りだったけど。なかなか堅いプレイをする人が多く、非常に良い練習になった。珍しく足もまあまあ動いていたかも。どうも自分は膝を曲げて走らないと駄目なタイプらしい。女子のように爪先立ちでステップしていてはバランスが取れない。あとは体を開く癖をつけたほうが良さそう。バックでかつなるべく前で取ろう、とすることで体が閉じ気味になっている事が、動きの悪さを助長しているように思う。大きな筋肉を上手に使わないと。前衛下手は相変わらずだが、まぁ、自分の実力ならアレぐらいで仕方がないな。

帰宅後にさっさーへ最新の参加者リストをメール。汗だくだったので入浴後に今度は撮影に関する質問メールに返信。大会での撮影はとくに制限無しなのだが、このあたり、何か規定を設けた方が良いのだろうか？取り合えず、撮影者の所属サークルメンバ以外の顔写真をweb等に公開する事は避けるようにということと、フラッシュ撮影などで試合の邪魔にならないようにとの注意だけしておいた。盗撮云々という問題が起こるほど過激なファッションはバドにはないので、まぁ、大丈夫だろう。といってもドレスコードのない大会なので、コスプレで参加された場合は知らないが。

そういえば今のスタグフレーション、原油高以外にも原因があるようだ。投資である。原油高やバイオエタノールによる穀物価格の高騰により、物価は上昇傾向にある。で、それを見込んだ先物取引がさかんとなっている。結果、来年の分も買っておくわけだから、需要が倍増するわけだ。結果、今の物価は本来の需要による価値以上に値上がりしている。先物取引などというと聞こえが良いがようは買占めと原理は同じなわけだ。したがってこの状態で多少増産を行なっても、買占めによる値段操作がなされるのですぐには物価は下がらない。大量の増産が見込まれて初めて値段は下がり始める。したがって、値下げのためには不買しかない。需要が下がれば損するのが怖くなったバイヤーが、我先に売り抜けようとし、結果物価は一気に下がるだろう。これはこないだの結論とほぼ同じ。

穀物価格上昇の原因がバイオエタノールにあると上には書いた。自分はバイオエタノールの価値に疑問を抱いている。石油枯渇に備える意味では有効だが、CO2排出減にはたいした効果が無いと思う。理由は面倒なので書かないが、そういう見解のある事はちょっと調べればわかる。

そもそもCO2減がわれわれのいますべきファースト・エイドなのかと言う疑問もある。一般人にわかりやすいから「環境に気を使ってますよ」というシンボルに利用されているように感じる。例えばサミットでの「CO2５割減」宣言に対する中国・インドの離反を「身勝手な」と思う日本人は、ややグローバルな視点が足りないのではないか。

ある日、われわれより科学の進んだ宇宙人がやってきて「宇宙に宇宙塵が増える事による宇宙環境破壊が深刻なので、宇宙船打ち上げは半減させてくれ。だから、人工衛星は打ち上げるな」と言われたと思ってほしい。連中は既に衛星を散々打ち上げ、あとは維持するだけでよくなっている。しかし我々はまだまだ衛星を打ち上げないと、天気もわからないし、放送も出来ないし、GPSもつかえない。「お前らが先に散々好き勝手やってきたくせに、なんで俺らだけが我慢しなきゃならんのだ！」と思うはずだ。したがって、両者に妥協点を見つけなければならない。電気がなくて凍えている国民が中国やインドにはまだまだ沢山いるのだ。CO2を出すなと言うなら、出さなくても文化の発展が実現できる技術や資金を中国やインドに提供すべきだろう。少なくともそういう見方がある、とだけは頭においといた方が良い。

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