July 23, 2008.

増量中

朝の電車で睡眠時間を削り読書に励む。I am Legendは現在146ページ。またひっくり返したよ、Richard Matheson（作者）。鬼。今度は善悪の価値観を揺るがしにきたか、と言う感じ。しかし主人公は本当に不遇だよなぁ。ここまでの状況で自殺しないのは、もはや悟りの域だな。立派。

朝から適当な資料を印刷して客先での打ち合わせへ。既に完成したプログラムに関係する仕様が覆され、３人日ほど仕事が増えた。無念。まぁ、人間関係を良好にするためのサービスとして許容しておこう。昼前に帰社。忘れていた連絡をしようと資料を検索中に、社員さんよりお声がかかる。１つ試験作業をプレゼントされた。わーい。また１〜２人日作業が増えた。「暇そうだから」って、ちょっと..えっと.....まぁ、大丈夫かも。

会議後に食べて帰ろうと、朝のコンビニで昼食を買っていなかったのに、予想外に会議が早く終わったため、お昼は久し振りに外食する事に。本を持って昔よく通っていた店へ。メニューが多少変わっていたが特に確認せずランチを注文。プラス100円で珈琲も追加。ハンバーグを食べながら読書。「えっと、このシーンとハンバーグはちょっと...」というような場面に差し掛かる。主人公のネヴィル、大ピンチ。しかしまだおよそ300ページの本の154ページなのでこれで終わりではないはず（メタ読み）。どう切り抜けるのだろうか。baristaは切り抜けないのではないか、と予想中。予想が外れたら...あれだな（秘密）。本の内容にどきどきしながらカウンタに向かうと、なんとランチで980円。いつの間にか値上げしたな...。bairstaの懐も、大ピンチ。

午後から覆された仕様に対応する開発。取り合えず２人日分は完了。単体試験が終われば元通り。別に作業が早いというわけではなく、線表がゆるい。それぐらいの線表しか引かない事にしている為。風邪を引いたら遅れるようなスケジュールは好みじゃない。しかしやる予定だったCのバッチが半日遅れに。追加の試験作業は実行ファイル２つの再コンパイルまでは適当に。試験は明日。抱えているプロジェクト全体としては１人日ぐらい前倒しだが、もう一人の担当者の身が空かない可能性が40%ぐらいあるので、あと６人日ぐらいは稼いでおかないと怖いな。

帰りの電車でさらにI am Legend。「切り抜けないのではないか」の予想はもろに当ったが、そこで話は終了。なんと、I am Legendは159ページまでで、それ以降は短編集だったのだ。メタ読み裏目。自分はI am Legendというタイトルの意味を最初の数ページで予測した。読み通してみた結果、結論は当っていたが、アプローチが全然違った。自分はホラーorSFの路線での展開を想像していたのだが、もっと人文学的な結末だった。つまりほぼ外れていたのに等しい。確かに自分が想像していた展開よりこちらの方が作品としての完成度が高い。筒井康隆の意外な結末を迎える中篇小説に近い幕切れ。ただ、ハリウッド映画として成り立つのだろうか。このまま映像化したのでは、観客はもやもやを抱えて映画館を出る事になるのは必至。やはり映画版を見てみるかな。

夜はバドへ。何だか後ろが気になって下がれない。距離感がつかめていないせいだろうか？もっとドロップやスマッシュ基礎うちをしないといけないな。ネットも多いし、サーブミスも多い。練習回数の割には巧くならんな。しかし、暑さにめげてつらくなるような事はなくなった。ちょっと体力が全盛期に戻りつつあるかも。技術に関しては昔はもっと酷かったのでまぁ、不満だが今のほうがマシだろう。足は動いてないけど。

帰宅入浴後、二次会参加者リストを新郎新婦に送信。１件間違いを指摘される。あうち。レッドカーペットを少し見た。面白かったけど声を出しては笑わなかったな。自分が老いたせいだろうか。

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