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October 16, 2008. 予想外 名前をCutout 苗字をDissection.comに変えた女性がいるそうな。なんでも大学の実験での解剖に反対するために、www.cutoutdissection.comというwebサイトを立ち上げ、名前も変えたのだという。(Cutout dissection == 解剖廃止!ってとこ)しかしこれはどうなのか。名前を変えること自体は自由にやればいいと思う。しかし学業のための解剖と、ファッションのための革靴やベルト、美食のための肉とどっちが残酷か、とか思ってしまうのだ。 毛皮が残酷だとか、肉食が残酷だとか、そういった意見に妥当性は感じるし、理解もできるけれど、その思いは自分の中でとどめてはいかがかと。肉食の人は菜食の人を非難しないのに、菜食の人は肉食の人を非難する事が多い。自己完結すれば見上げた精神だが、非難によって「自分を律する人」から「ただの狭量な人」になってしまっていると思う。以前にインド人と仕事をしたことがあって、彼は炒め物の油が動物性かどうかにまで気を使うぐらいの完全なベジタリアンだったが、隣の席で肉を食べる人がいてもそれを非難するようなことはなかった。その姿に菜食主義である事の崇高さを感じたものだ。違法でもないことを自分が正義だとばかりに非難する行為はちょっと、と思う。また、動物を殺す行為を残酷と非難する人の多くが、その考えを植物に適用しない点が非常に気になる。痛みを感じないからとの主張が多いようだが、その理屈だと麻酔さえすればどれだけ殺してもいい事になる。ちょっと落ち着いて考えてほしい。
さんざんSoftbankのCMで連呼されたせいで、「予想外」という単語のイメージが向上した気がする。しかし実際のところ、仕事においてはあまり好ましい単語ではない。予想外の失敗は論外だし、予想外の成功に頼っていては痛い目を見るからだ。しかし、今日は予想外の嵐に悩んだ。
まずは朝のスケジュール確認から。試験シナリオが3つに分かれていて、スケジュールにも@〜Bと書いてあったので、1日1シナリオなのだとばかり思っていたら、全シナリオを3回まわせという意味だったらしい。予想外です。そんなもん知らない間にスケジューラに登録されて説明なしでわかるかいな。愚痴っていても仕方がないので、今日で1スルーを目指し、ガッツリ試験の一日とすることに。しかしこれはまだ幕開け。 そもそも、試験のスケジュールは引いてあるが、まだ完成していないモジュール多数。メイクが終わってないのに結合試験って(笑)。しかたなく、適当にDBをたたいたりして、人間スタブで試験を続行。あとで巻き戻して試験をするために、細かくDBのバックアップを取りまくる。HDDがいっぱいになったってしるもんか。 地味に試験をこなしていくが、数の合わない箇所あり。これは試験データが運用との兼ね合いを想定してないものだったため。とりあえずモジュールの仕様をどちらに倒してよいか判断がつかなかったため、試験に都合のいいほうに変更しておき、本仕様はお客さんへの確認を依頼。やれやれ。 次に、試験データ作成者の認識ちがいで実現不能な試験あり。しかし正しい操作を行うと今後のデータが全部狂うので、別の操作で回避しておき、別途試験を追加することに。やれやれ。しかし数時間後に、この操作を考慮していないデータがあとで登場し、むしろ試験をすっ飛ばしたほうがましだったことに気づき愕然。こら、データ作成者! で、また別の試験を見ると、今度は「そんな動作はしない」試験あり。そんな仕様じゃないし、そもそもそんな動作をしたら運用上困る。確認したいところだったが、データ作成者は定時上がりしていた。すでに時計は21時。ガックリとうなだれて帰ることに。結局試験は6〜7割で中断。しかも明日やるべき残りの試験は、試験データおよび想定される試験結果の値がめちゃくちゃなため、直さないと試験しても結果がわからない。まぁ、でも人間のやることだから、データ作成者を恨んでも仕方がない。明日の朝確認後に作業の続きをすることにし、ホワイトボードの出勤カードを裏返して帰ろうとすると、データ作成者の名前のところに「AM病院のため午後出勤」と書いてある。さすがにちょっと倒れそうになった。
駅に着いたら地下鉄がちょうど出発したところ。10分以上待ってN駅に着いたら、すでに急行の座席はいっぱい。見送ると次の電車は30分以上後だったため、我慢して乗ることに。しかしおかげでGreen Mileの読書は随分進んだ。ようやく150ページを超えたところ。世界観が掴めて来たので、わからない英単語が多くても何とか振り落とされずにすむようになった。しかしこの本、「tumor = 腫瘍」など変な単語だけ意味がわかるのだが、日常会話が本当に難しい。スラングも多いし、文法も良くわからない。なかなか体力が要るなぁ。
帰宅後夕食ついでにノートPCのOSにパッチを当てた。XPのSP3を当てたのだが、Cドライブの空き容量が300MBぐらいになってしまった。大ピンチ。データはほぼDドライブに保存しているのに、いったい何がそんなに入っているのか。 Updateに時間をとられ入浴後にはすでに24時すぎ。しかしそこからプリズンブレイクの8巻の続きと9巻を見た。所長、やっぱええ人や。ティーバッグのエピソードにはキュンときた。予想外の方向。これはいい意味で。 ちなみにティーバッグの元恋人が彼を呼ぶときに字幕ではテディとなっているが、音声ではセオドアだったりテディだったり。実はティーバッグの本名はセオドア・バッグウェル(Theodore Bagwell)であだ名はそれを略してT-Bagである。セオドア・ルーズベルトのあだ名がテデイで、そこからテディベアという商品ができた逸話は有名だが、なぜセオドア→テディなのかとずっと疑問に思っていた。しかしTheodoreというスペルを見て納得。なるほどねぇ。セオドアってCから始まるのかと思っていたので。
結局寝たのは27時ごろ。26:55ぐらいにリスモ待ちうけを見たら、布団を被っておらず、風邪ひくぞーと思っていたらなんと27時になったら.....、続きはホームページで。(続き以外もホームページだが) ※パスにはこの日記のタイトルをコピペして下さい。 Copyright 2008 barista. All rights reserved. |
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