April 8, 2008.

ハロー・アインシュタイン

花粉が酷い。歯を磨き洗面所にいったら、細く空いたスリット窓からの風邪だけで鼻水が出る。胸がダルい。肩がこる。微熱気味。杉は終わりかけなのに、檜の方が酷い体質なのだろうか。英語で花粉症はヘイ・フィーバーなので、まぁ、微熱が出てもおかしくは無いネーミング。と言うか、アレルギーだと認識してちゃんと対処せんといかんな。アレルギーだという事は、飲酒との相性が良く無い事が想像される。先日の頭痛も案外それかも。春夏は禁酒か？

午後になり若干作業が発生。試験系のプロジェクトなので面白みは無いが、退屈しのぎにはなる。何となくPLの研修的意味を兼ねている気配。今月は下っ端だ。多少なりとも残業が発生すると給与UPなのだが、このペースではまだまだ必要なさげ。早く帰れるのはうれしいが、お金が無い。

昼に昨夜のトップをねらえ！の影響で、相対性理論などについてwikipedia等で調べてみた。忘れていた話や知らなかった話などが散見し実に面白い。ただ、数式の意味はさっぱり分からないし、超弦理論なんざ、イメージも湧かない。5次元以上をイメージするのは老い固まった脳には無理だ。高校物理あたりからリハビリしようかなぁ。baristaは高校では文系クラスにいたので、高等物理がさっぱり分からない。にもかかわらず、高校理科の教員免許を持っている。謎のステータスなのだ。

トップをねらえ！には相対性理論における「光に近い速度で動く船の中では時間が遅くなる」あるいは「強い重力の中では時間が遅くなる」という、通称ウラシマ効果が登場する。これは、SFだけの話でもなければ、理論物理の世界の話でもなく、実際にきっちりと観測済みの事実である。ウラシマ効果を聞いた事があっても、観測済みの事実だという事までは知らない人が多いのではないだろうか。説明が面倒なので以下にWikipedia中の実例の説明を引用する。

以下引用 ----

GPS衛星の速度は秒速約4kmであるため特殊相対性理論による時間の遅れの影響を受ける。一方高度は約2万kmであり、地球の重力場の影響は地上に比し逆に小さく地上より時間が早く進むことになる。このように特殊相対論と一般相対論における時間の遅れの効果が相反的に影響を及ぼすことになるが、結果的には地上の時計がわずかに遅れるので、GPS衛星の時計は、地上の時計の遅れを補正するため遅く進むように設計されている。いずれも1兆分の100のオーダーの誤差を生む。これは1日あたり1万分の1秒に相当する。もしも人工衛星上の時計が1万分の1秒遅れたとすると、位置情報は光速の1万分の1、すなわち30kmもずれてしまう。

引用ここまで--

とまぁ、実際にウラシマ効果を考慮してGPS衛星が設計されているのだ。別のページでは11.5kmと書いてあったし、自分では計算できないので、距離は参考程度に。ともあれ、このように相対性理論は現実のもので実用されている理論なので、ウラシマ効果を説明しても信じない人は金輪際GPSを使ってはいけない。あるいは毎日10km以上ずれるGPSなら使ってよい。1ヶ月もすれば海を走る羽目になるぞ。

帰りの電車で座れなかったため、英訳はできず。代わりにサリンジャーのNine storiesという短編集のLaughing Manを読み始めた。難解だが、同じ短編集に収録されているA perfect day for Bananafishに比べれば随分わかりやすい。攻殻機動隊マニアとしては興味深いネタも多く、やはりこれもちゃんとした和訳を作成しなければと思った。その前に今やってる本を終わらせないと。

現在必死でアプリ公開用ページ作成中。インストール手順ページを作成するため、一度.NETフレームワークをアンインストールして、エラー画面をキャプチャし、その後またインストールして正常動作を確認。.NETフレームワークの再配布可能モジュールが3.5MBと軽量だったのでC#を採用したのに、いざインストールしてみたら、70MBのファイルをwebからダウンロードするインストーラだった。全然軽量じゃないぞ。まぁ、再配布可能である事で、MSのサイトで探すという、ハードルの高い作業が削減できるので良しとしよう。

【今日の進捗】

英語　：　Laughfing Man のReading 10ページ程度。

アプリ：　webページ作成進行中。

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