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April 13, 2008.

Not equals 骨休め


早く寝すぎたせいか、夜中に3〜4回目を覚ます。駅で無実の罪に問われ激怒して抗議する夢とか、相対性理論におけるウラシマ効果を説明する夢を見た。後者は旅館の名前のせいだな。前者は珍しく映像にリアリティがあり、若干セクシーな夢だった。環境が変わると夢も変わるのか。

早朝より入浴。昨日と同じく忘帰洞へ。一番豪華だし、一番近いからだ。他の風呂と違い、忘帰洞にはなぜかシャンプーが置いてなく、不便だと思っていたら、海にお湯を流しているので、環境に配慮してとの事だそうな。ボディーソープは大丈夫なのか?と言うか、海にそのまま流さないべきなのでは?と思ったが、その辺の知識が浅いので、突っ込みは心の中に飲み込んだ。いや、書いてるけど。取り合えず目前の海は汚れている気配が無かったので、環境に配慮したボディーソープだったのかもしれない。

朝食はバイキング。味は民宿レベルか。朝は余り食べないので不満は無かったが、昨夜は外で食べる事にして正解だった。

 

チェックアウト後は車で那智の滝へ。天気は怪しかったが、辛うじて降ってなかったので、巡回ルートにトライ。巫女さんよりバイト神主?が多い不思議な神社。萌えに行ったわけでは無いのでよいが、カメラマン的視点では巫女さんは若くて良いが、神主は年配の方が良いな。漸く見つけたまともな年齢の神主が携帯で話す姿にコケたが。まぁこれは仕方がない。坊主が原付で走るのと同じだ。神社は塗りなおしたあとに少し風化していて、綺麗かつ風情在り。小さいけど樹木が美しく、綺麗な神社だった。

三重塔の周囲は桜がまだ満開。種類が違うのだろう。入場料を払って入るとなんと、エレベータつき。最上階からの眺めは素晴らしすぎて、高所恐怖症の自分は死にそうになった。揺れすぎ。急いで塔内に戻ろうとして、頭をぶつけるも痛みすら感じなかった。あんな高い所では落ち着いて痛がれ無い。

那智の滝は落差130m。見上げるとなかなかの迫力。必至でシャッターを押した。無神論者でも何かの存在を感じるような光景。非常に美しかった。

 

結局1時間以上歩き回って車に戻り、昨夜フラれたお店へ鮪を食べに行った。うん、筍料理の出汁とか、鮪の切り方とかとても上品で、とても美味しかったんだけど、なんか燃える物が足りない。鮪丼をガツーン、みたいな勢いが欲しかったかも。昨夜行った店の鮪も食べてみたかったな。と書いていて、ヅケや焙りが食べたくなってきた。安い材料でどこまで美味しくできるか、家でトライしてみるかな。

 

昨日、帰りに鬼ヶ城に寄ろうと言う話をしていたのだが、午前中に歩きすぎたので、別の歩かなくてすむような楽なポイントに寄って帰る事に。いろいろと話をしていて、楯ヶ崎へ行く事に。ナビで検索したら、熊野から1時間。随分北なのかと思いきや、かなり山奥に向かう事となった。最寄の駐車場に到着して、楯ヶ崎への順路を見たら、片道2km!しかも、ほぼ全て山道。天気も怪しいし、流石に負けず嫌いな我々も、ここはあきらめて戻ろうと.......、と、いう大人の意見が出なかったあたりが、若いといっておこう。

長い坂道を抜けた先に見えたのは、絶景。日常から隔離された、岩と空と海の世界。あまりの視界の広さに地球の丸さが実感できる。非常に素晴らしい光景。ただ、とても怖い。高いだけでなく、孤立感があるのだ。そのうち、宇宙の中に浮かぶ、小さな惑星の表面にぽつんと張り付いている、自分の小ささが実感でき、より一層怖くなった。しかしこの怖さは一度味わう価値がある。宇宙から地球を眺める光景はきっとこんなだろう。富士山に登ったときに次ぐインパクトだった。写真は楯ヶ崎。これも921SHで撮影・リサイズしたもの。もう少し右を向くと、流石は本州最南端、海しか見えなくなって、とても怖い光景となる。自分に宇宙遊泳は無理だろう。

絶景の中でおやつを食べてから帰路に着く。2kmの山道を25分で踏破。分速80m。物件情報の距離指標と同じ速度で山道を歩く、自分たちの健脚っぷりに笑った。

 

帰りに「天女座」という喫茶店へ。店の雰囲気は最高。コーヒーも爽やかで美味しく、蕨餅はもの凄くコシが強くて、人生でベスト3に入る美味しさ。女将さんのオルガンはご愛嬌か。猫と猿を堪能。猫とは3分ほど会話を楽しんだ。いや、本当に。

 

 

その後は鈴焼きを買いに行って相撲取りと会ったりと、いろいろあったのだが、とにかく無事に帰宅。iは400キロ以上走ったのにガソリンが3メモリ以上残っている。15km/リットルぐらいの燃費か。下道(42号線と言う山道)ばかりの割には随分と良い結果。買ってすぐよりエンジンがこなれてきたか。35リットルタンクで400キロ走れるのは心強い。また旅に出よう。


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