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April 2, 2008.

ポワソン・ダヴリル


4月2日の事をフランス語ではポワソン・ダヴリル(Poisson d'avril, 四月の魚)といって、今年度の禁猟期が終わり、魚を食べても良い最初の日を表します。それを祝う意味で、ニシンのパイを焼いて食べる習慣があり、実は魔女の宅急便で登場したニシンのパイにもそんな意味があったわけです。

 

....とまぁ、4月2日に嘘をついてみたりするbaristaです。んな国を挙げての禁漁期なんて無いです。フランス人は年中、舌平目のムニエルとか喰ってますよ(偏見)。ポワソン・ダヴリルってのはフランスでは4月1日の事で、まぁ、April fool's dayと同じなのです。ちゃんとタイトルで嘘だと語っているわけですから、だまされた人はタイトルを読まなかったのが悪い!のです。って、そりゃ詐欺だな。でも、海外のソフトとかって、日本語の使用条件はあくまで意訳であり、裁判の時には英語版が採用されるわけで、実際こういう詐欺って起こりそうですよね。

じゃあ、本当のポワソン・ダヴリルは何をするのかと言うと....知らなかったのでネットを検索しました。そしたら....本当に魚の形のお菓子を食べたりする日だそうな。しかも発祥の諸説を調べたら、

1. 魚とは利口で無い魚、サバのことを指し、4月1日に食べさせられた人を「4月の魚」という

2. 4月になると太陽が魚座をはなれるので、それが起源

3. サバ(=maquereau)には誘拐者とかヒモという意味もあり、4月は人をだます者が多いから

4. フランスでは魚の産卵期の4月1日から釣りが禁止になるため、釣り好きの人をからかってニシンを送った

5. 「腐った魚のように罵る」という表現がフランス語にあるから

なんと、4番目の説がかなりのニアミス。方向性が逆なだけで、説明に使っているワードは完全に同じ。しかも禁猟期あるじゃん。しかし、ネタに使った魚の種類まで同じとは....。嘘として不完全だし、一番驚いたのは自分と言う結末。まぁ、古来日本では4月1日は日頃の不備を詫びる日だったそうで、それをここで詫びる....には364日待つ事になるのか。むむむ。

 

昼休みに宮部みゆきの「誰か」を読了。ミステリと言うか人間ドラマと言うか。謎解きをさせてくれないところにこの作品の面白さがあるな。途中で簡単に想像のついた話もあったけど、そういうところで勝負する作品じゃないし、満足。「幸福の定義」のような哲学的面白みも充分。ただ、あの女性の話、伏線も何も無いような。読み落としたかな。ともあれ、流石に力量あるなぁ。

 

今日は定時退社で友人にDVDを借りる予定だったが、急遽19時からの作業をアサインされる。無念。帰りの電車での英訳は進まず。33/105まで。11/35か。もうすぐ1/3だな。体調いまひとつ。花粉か、向かいの人の風邪を貰ったか。

 

C#版辞書データ変換ツールは完成。数値を入力するテキストボックスを選択式のコントロールに変えたりと細かい調整をし、ファイル出力まで実装しきった。また、バグを2つ修正。しかもうち1つはJava版のものから引き継いだ、既存の仕様バグ。気づいてよかった。ようやく携帯アプリと変換ツールの両方が完成。軽く試験をすると同時にwebの整備を行なって、EDPさんにwebページの表記の確認をお願いしたら、一般公開だ。使ってくれる人はどれぐらいいるのだろうか。ある程度の反響があるなら、2画面対応や和英対応、単語カード機能などにも対応していこうと思う。変換ツールの方に手を入れれば、略語辞典との複合検索も可能ではあるが、まぁ重視しない方向で。

 

夜確認したら今日のアクセスログが凄い事に。一日で306/127 (PV/アクセス)も回っていた。日当たり100PV程度が普通であり、300越えは初。各検索エンジンのクロール結果が更新されたのか?もっとも、最近は機械によるアクセスが非常に多いため、上記の数字は余り信用できないのだが。ともあれ、googleで検索した際に、ここをはてなブックマークなどに登録してくれているページがたまに見つかるようになった。この場を借りて感謝。

 

 

【今日の進捗】

・英語 :30min 33/105 (11/35)

・アプリ:C#版辞書データ変換ツールファイル出力部作成。実装完了。

・読書 :宮部みゆき「誰か」読了。


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