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April 3, 2008.

この頃流行の女の子


体調悪し。花粉のせいだと思いたいところ。今日も特に作業が無く...もうこの話題は良いか。歌野晶午の「葉桜の季節に君を思うということ」を読み始めた。タイトルは狙いすぎなぐらいの感だが、本分は最初からスパイシィ。ハードボイルドを狙ってコケた感。たぶんこの人淡白なんだろうな。無理してセクシーなシーンは書かない方が良いのかも。その後の文章はまずまず。さてここからどのように物語が展開されるのか。楽しみ。

 

例のごとく、宮部みゆき「誰か」の書評を書いた。といっても相変わらずどこにもUPして無いが。ネタバレが嫌いなため、baristaの書評は未読の人には意味の分からない物になる事が多い。自分は読後に人の書評を見るほうが好きなので、それでもかまわないのだが、自分の書いたものは読後にも意味が判らないという噂もある。というか、自認している。困ったものだ(と書いた場合、余り困っていないことが多い)。

 

辞書アプリ関係のマニュアルの作成を開始。htmlに起こすのが面倒。人の書いたマニュアルを見ると「もっとこう直した方がよい」って思うのに、自分で書き始めると何書いていいか分からなくなって、だらだら変な文章書いちゃうんだよね。自分の作ったもののマニュアルを自分で書くのはあまり良くないかも。分かりすぎていて、ユーザの視点に視点移動し難い。

帰りの電車での英語は久し振りに進まず。上手く集中できなかった。夜はバドミントン。ちょっとは俺上手くなったじゃん。でもスマッシュがとてもヘボかった。基礎打ちしてない日は駄目だな。夜、友人が貸してくれる予定だったDVDをわざわざ届けてくれた。陳謝。

 

で、DVDを1枚見た。RE キューティー・ハニー 第1話「天」である。33才の男が何を見てるんだか。RE CHは、例のサトエリ(サトラレみたいだ)が主演の映画と同時期に、同じ監督がほぼ同じ世界観で作成した60min x 3の作品。敵のキャラ造形もほぼ同じだ。1話ではハニーとブン屋となっちゃんの出会いが描かれ、戦う敵はゴールドクロー。サトエリ版を見た人なら片桐ハイリといったほうが分かりよいか。

もうね、のっけからスーパー脱力系の作風に崩れ落ちました。その他大勢な警官は全員同じ顔の2.5頭身だし、100人ぐらい登場するのに、女の子にセミみたいにしがみついているだけで、犯人を追いかけないし。ただ、3分で完全に馴染むのですよ、これが。思い切りのいい誇張されたキャラ造形や動きは、初期ルパン三世を髣髴とさせるもの。いやはや驚いた。音も映像も、ものすごくクオリティが高い。実は庵野監督は「カリオストロの城」の監督である宮崎駿の弟子とも言えるべき存在なわけで、とうとうこの表現もやっちゃったかと感慨深かった。しかも圧倒的に超えちゃったし。

しかしこの作品、息継ぎする暇が無いぐらいテンポが良くて、挿入歌のタイミングが素敵で、もう本当に凄い。どういうことかと言うと、例えば、映画の予告編ってのは美味しい所だけ繋いでいるからもの凄く面白くて、いざ本編を見に行くと余りにつまらなくて愕然とする事がある。ところがこの作品は作品丸ごとが予告編と同じノリで進むのだ。それぐらいに勢いがある。普通ならアニメーションさせて見せる部分をすっ飛ばして、予備動作→結果だったり、○○へ向かう→到着したシーンのように、経過を省く事でテンポを作っているのだな。いやはや、リアルで滑らかなだけのCG的アニメとは逆方向の、外連味たっぷりの表現に大満足。セルアニメの醍醐味を感じた。

しかし庵野監督、逆さ吊りシーンの体型はエロすぎですよ。そのシーンだけリアル系エロアニメの体型に変わってるじゃん(笑)。ハニーのぶち切れ顔も永井色と庵野色を混ぜた、悪魔のような顔にしてるし。遊びすぎ。エヴァの時も思ったけど、実はエロやらせてもギャグやらせても抜群に上手いよなぁ....。ちゃんと重ねたり、メタに走ったり。庵野大好きだぜこの野郎って感じ。庵野氏独特のエゲツない展開を予測させる伏線もブン屋が見せてくれたことだし、あと2話がめちゃくちゃ楽しみだ。

 

 

【今日の進捗】

・英語 :20 min

・読書 :歌野晶午 「葉桜の季節に君を思うということ」 10%

・書評 :宮部みゆき 「誰か」


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