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April 6, 2008.

満開の花の下で騒ぐ / アニメ三昧


何度も目覚ましを止め、間に合うギリギリの時間で起床。若干遅れてサークルの花見に参加した。実に眠い。目がかゆい。頭が痛い。二日酔いなのか、花粉症なのか分からないが、体調は最悪。しかし花見の条件は最高。晴天かつ満開。人の入りは凄かったが、いい場所を押さえてもらってあり、ゆっくりとくつろげた。ありがとう→先発隊。

途中、人の名前が覚えられないという特技(?)を披露。洒落じゃなく本気で思い出せなくなるのだ。あの光景を見れば高校時代の日本史の先生も少しは同情してくれるのではないか。なにか左脳に欠陥でもあるのではないかと言うぐらいの忘れっぷり。字面は覚えてるけど、渾名や顔と結びついてでてこないのだ。英→和のわりに和→英ができないのにも似ている。名称を見て概念を引き出すのは得意だが、概念から名称を取り出すのが苦手なのだ。果たして右脳が悪いのか、左脳が悪いのか(頭が悪いのだろう)。しかしその後、ゲームやアニメの話ではマニアックな固有名詞を続々と披露。ただのオタクな事が判明。反省。

 

殆ど飲まずに抑えたにもかかわらず、若干の頭痛。やはり花粉か体調不良か。2時間ほど昼寝。昼寝するほど疲れるのは稀有な出来事。大丈夫か自分。その後、たい焼き→お好み焼きと、正しい粉物コンボのオヤツ&夕食。非常に美味しかった。

 

夜にトップをねらえの2〜4話をみた。2話はスポ根にありがちなライバル話。それにウラシマ効果に関する伏線。昨日の敵は今日の友っぷりが、少年ジャンプ的で笑える。伏線の方は、抜群に上手い。「ただのスポ根パロディSFじゃないぞ!」と視聴者に挑戦状を叩きつける瞬間だ。ここで視聴者はこの作品の「世界観」を理解する事となる。3話はトラウマの回。ナディアの「フェイトさん」の回にも思ったが、庵野監督の「死」の描写は抜群に上手い。歌舞伎の見栄を省いて殺すのだ。人の儚さを本気で描ける監督だと思う。旧エヴァ映画版のアスカの描かれ方とは正反対だが、これはアスカが生にしがみつく者としての立場を担っているからだろう。アスカはアドレッセンスを卒業したから、見苦しい生を選んだわけだ。第4話は絶望・成長そして大団円ならぬ小団円の回だ。大まかに言えばスポ根的最終回である。庵野的戦闘シーン描写が堪能できる特撮マニア必見の映像。圧倒的な絶望感の描写はお見事。でじっくりと蓄積したストレスを最後にドカンと晴らす。そしてエンディングテロップ。見事な幕切れだ。しかし、ここまででは伝説のアニメにはならなかっただろう。ここからの2話が異常に凄いのだが、続きはまた見終わった日に。

寝る前に布団でRe キューティー・ハニーの第三話(最終話)を見た。アニメなど分かりやすいエンディングを求められるメディアでは、こう風呂敷を広げたら、こう閉じるしかないという縛りが発生しがちだ。本作品も、特に完全な娯楽作を目指した都合上それから逃れる事は難しかったハズ。しかし、うまい逃げ方だなと思った。なっちゃんの活躍は絵的に面白かったし、あの触手の動きは板野サーカスのパロディだろう。最後の戦いもスーパーマンのあの話のオマージュか、とも思ったが、それは考えすぎか。特撮マニアの庵野監督なので疑わしいところではある。脱力のエンディングは昨今の庵野監督らしい「憑き物払い」だろう。「結局、あの人はどうなったの?」が残ったままだが、どこか見落としがあるかもしれない。また時間のある時に見直してみる事としよう。

 

夜中、サーバが落ちている事に気づく。メールも取れない。不安。


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