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February 6, 2009. アウトサイド・オブ・ジ・インサイト 今日も猛烈に眠い(あたりまえ)。しかしまぁ、どうせ忙しくはなりっこないので特に不便はない。今日も脳内設計などをしてすごす。既存のシステムの障害について相談を受けたので、少し調査。しかし、ログが足りないため原因が不明。Cモジュールなのでメモリ破壊かも。再現度も低い。前回自分が手を入れたモジュールなので、責任を持って対応しないとというところ。とりあえずログを追加した実行ファイルを作成。試験環境を作ってそこで試験。 ところが、たまにしか起きないはずのエラーがいきなり再現された.....とおもったら、正常終了なのにエラーログが出力されていた。GoTo文で移動するError処理部分が正常終了のときにも実行される仕様となっていた。誰だ、こんなアホ設計でプログラムを作った奴は!GoToの唯一許される利用法は例外処理だと思っているが、その場合、そのエラーに特化した処理だけを書いて、正常終了時の処理は別に書くのが普通。Error:とタグ付けした処理の中にif文で正常終了時の処理を書くなんてのは、超絶馬鹿設計である。「この先通り抜けられません」の看板の後ろに目的地への抜け道が作ってあるような物だ。直したいが、直すとバグが再現できなくなる可能性もあるので、ログの位置だけ変えたものをVSSにUP。やれやれ。
ホンダの新型インサイトがなかなか良い。(http://www.honda.co.jp/INSIGHT/)5人乗りでリッター30km走るハイブリット車が189万円〜というのだから驚きだ。デザインもハイブリット車にありがちな「僕って地球に優しいの」的、丸っこくて中だるみしたデブデザインではなく、厳つくて挑戦的で良い。しかも燃費を追求することより、乗りやすさを重視した調整だという。旧型インサイトが低燃費を追求するために、二人乗りのうえ、後輪を隠すダサい似非未来デザインだったのを考えると実に正しい方向性だと思う。これは売れる。三菱iオーナーとしては電気自動車版のi-Mievを応援したいところではあるが、この先10年を想像するに、インサイトの方が工業デザインとして優れているだろう。 ちなみにインサイト(insight)とは、物事の実態を見抜く力、洞察力、見識、などという意味の単語である。今回の新型インサイトは名前負けのしない素晴らしい出来だと思う。(他のホンダ車と顔の見分けがつかないという台詞は飲み込んでおきたまえ)
ただし、気になる点が一点。車体後部のデザインがあまり気に入らない。何故日本で今最も売れないセダン的デザインにこだわったのか。ヒップラインは後部座席手前から丸っこく下降し、随分とコンパクトで女性的ななイメージ。顔が厳ついだけにバランスが悪くみえる。また、床下バッテリの都合上、後部座席空間がやや高さ不足に思える。価格、性能とも「一般受け」を狙った製品なので、ホンダのヒット作品シビックに近いラインを狙ったのだろうが、失敗だと思う。多分、購入層の見積もりが甘い。 この車は女性には売れない。そもそも顔のデザインが女性には受けないだろう。また、お買い物メインの2台目に使うなら、インサイトでなくとも本体価格や取り回しで勝るフィットで十分だ。フィットの燃費はは24km。十分対抗馬になりうる。というか、自社の一番人気の車と同じニッチで勝負してどうする。それに、税金などまで考えると圧倒的に軽自動車に軍配が上がるだろう。
したがって、インサイトの主要購買層は、家計の事を考える家庭持ちの男性となるだろう。実用車に走るには若いが、趣味の車にお金を費やす余裕はない、という年代層だ。セカンドカーとの差別化を図るためには優れた居住性が必要となるし、また最後の抵抗をしたい男性のために、男らしい力強いデザインが必要となる。自分なら、ヒップラインをぐんと持ち上げ、後部窓ガラスはテールランプ付近まで伸ばして視界を確保し、後部窓ガラスは垂直に近く切り落として、オデッセイのような「ミニワゴンデザイン」に近づけるだろう。ドア部分から後ろにアクセントとなるようなカットを入れてより精悍さを強調しても良い。すると、デザインは顔に似合った力強い物となる。圧迫感のあった後部座席は余裕のある5人乗りのそれに。ボンネットのオーバーハングが長い分狭かったラゲッジスペースも大きく確保できる。 すると旦那さんは「燃費が良い、エコ、物が詰める、チャイルドシートが常設できる、本体価格も安い」といい事尽くめのこの車を奥さんに提案して購入計画が開始する。後は無駄にアルミホイール(高いけど軽い分燃費が伸びるからさ)、エアロパーツ(空力が良くなって燃費が....)等と言い訳をしながら追加できるようなオプションパーツを大量に準備して、気がつけば189万円⇒250万円、というような買い物をさせてしまえばよい。完璧なビジネスモデルだと思うがいかがか。 無論、そんなデザインでは空力や重量の問題で燃費30kmが実現できないかも知れないけれど。あくまで素人の目から見たデザインに対する要望である。ただ、今のデザインでは男性の「欲しい、カスタマイズしたい」という欲求へのアピールが若干足りないと思うし、実用性を見てもフィットより大きい分のメリットや差別化が足りないだろう。もう一つの解決策はポルシェ的なセクシーな路線。ひょっとしたらそれを狙っていたのかもしれないが、だとしたら降りる曲線と昇る曲線の使い方が下手だと思う。
夜はいつも通りバドへ。6人しかいなかったため、逆に試合数が少なかった。一緒に休憩に入る人はシングルスに付き合ってくれるような人ではなかったのでちょっと勿体無かったな。調子はまぁ普通。相変わらずガットを硬く張りすぎたほうのラケットがまだ使いこなせない。昔よりスイングが遅くなったのだろうか。 ※パスにはこの日記のタイトルをコピペして下さい。 Copyright 2009 barista. All rights reserved. |
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