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February 1, 2009.

身の丈


9時起床。朝から出かける。ウィンドウショッピングのようなことをしたり、お店の人の話を聞いたりで3時間も費やした。しかし、そんな高い物は買えませんな(汗)。なんというのか、いろいろと身の丈を考えることが大切なのだな、と思った。でないと間違った方向へ走ってしまうようだ。

 

昼食は謎の喫茶店へ。和なのか洋なのかハッキリしなさい!しかしソファのすわり心地は最高。2〜3時間昼寝した....とかだったら楽しかったんだけどね。日曜のランチには珈琲がついていないことに注文後に気づき、追加しようとするも店員が通りがからなかったので断念。はうあ。

 

午後からはドライブと散歩のような状態。目的地が見当たらず、同じ場所をぐるぐるしたり。車を降りて周囲を歩くと町並みが良くわかって良い。近隣の家をみて勝手に評価したりと、プチ建物探訪をして遊んだり。なんだかんだで2〜3時間。結構疲れた。結論。大は小を兼ねる。

 

精神的疲れを癒そうと、ホームセンタのペットコーナーに猫を探しに行くもほとんど置いてなくて、近くで見ることが出来なかった。しかも2軒目の店員の喋りが個人的に嫌いで....。あきらめてすがきやでチョコクリームソフトを食べる。チープなチョコとソフトが最高に美味しかった。夕食に軽く鍋を食べてから解散。

 

ここ最近、いろんなことを考えすぎていて脳が硬直していたので、最近自重していたビデオレンタル店へ久しぶりに足を踏み入れた。1/28にレンタル開始したハンコックを探すも、残念ながらすべてレンタル中。どうせ新作は1泊2日なので、1週間になるまで待てばよいさと自分をあやす。目的の物がなかった時点で方針を変更し、旧作3本で単価を安く上げることに。先日のDark Knightの前作にあたるBatman Biginsと、プリズンブレイクの続きを2本借りた。

 

帰宅後にノートのデータのバックアップを準備。先日Windows 7をインストールするためにあけたデスクトップのEドライブに写真データをコピーし、さらにDVDにも焼いた上でノートのDドライブを空にし、ノートでWindows 7を使おうという、壮大な計画だったりする。で、とりあえずデータのコピーを開始してBatman Biginsを視聴。Dark Knightほどではないが面白かった。感想は後でまとめて。

映画を見たら、このところの脳の疲れが一気に回復。シャキッとした。音楽もたまに大音量で聴くと脳がシャキッとするし、多分右脳に刺激が必要なタイプなのだろう。そのあたり、低音ズンズンヤンキーと根本は変わらんな。写真データのコピーは完了。しかし間違って消すと怖いので、DVD焼&確認を後日やることにして、ノートのファイルの削除は暫く保留。懐かしいなと写真を開いて30分以上眺める羽目に。楽しく振り返ることのできる写真がたくさんあるというのは、非常に幸いである。

 

以下、Batman Beginsの感想。なるべく内容には触れないようにしていますが、ネタバレの気になる方はここでブレーキ。

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本作はダークナイトと同じ監督が撮影した作品で、どのようにしてバットマンが誕生したかというエピソードを中心に構成された物。世界観や設定、特撮に用いるギミックの数々は既に本作品で完成されており、ダークナイトには及ばないものの、映像の凄さは折り紙つき。ただ、暗いシーンが多く、詳細がわかりづらい点は勿体無い。そのあたりは、撮影方法の違いもありダークナイトのほうが圧倒的に上だ。

 

「ヒーローの誕生の理由」を物語にしようとすると、誰だってベタな物語が思い浮かぶことだと思うが、実のところ本作品もなかなかベタなお話ではある。しかしそのベタな物語を多額の制作費や、綿密なSF的設定にてじっくりと描いている点が本作の面白みの一つである。これがよくある邦画なら、嘘っぽさがばれない様、誕生の秘話は数分の回想シーンの連続程度でやめてしまうだろう。

ただ気になるのはあの「忍者的存在」である。西洋人の目には「不思議な動きを実現しうる根拠」に映るのかもしれないが、日本人の目から見ると、魔法の原理を別の魔法で説明されたのに等しく、バットマンの超人的な肉体能力の説明として、説得力を増すのにいたっていない気がする。しかし、その「忍者的存在」の存在意義などの設定は非常に面白い。よくある設定ではあるものの、「時代とともに武器を変え」のくだりでは、「そうだよね、それが一番効率が良いよね」と納得してしまった。

 

ストーリー構成はなかなかのもの。「誕生編」でありながら、きちんとボスを一人準備し、脇役を活躍させ、爽快感のある映像も交えて、わかりやすいハリウッド映画の良さがある。ジョーカーのインパクトのせいで影が薄くなっているが、悪役の存在感は素晴らしく、目の前にいて怖いのは明らかに本作の彼だ。

映像的に、ストーリー的に、暗くて難易度の高いダークナイトに比べ、本作は万人向けでわかりやすい作品となっている。一方で、ヒーローとして目覚める最中ということもあるが、バットマンの行動には納得の行かない点も多々あり、ストーリーに突っ込みどころが多いのも事実。しかしながら、それも含めて監督の意向だろう。アメコミ的なヒーローの苦悩を第1作に盛り込んでは拒絶反応が出てしまう。第1作目できっちりエンターティメントに走り、2作目で伝えたいメッセージを、という計算だと思われ、その辺は実に上手い。ダークナイトの大成功は、バットマンビギンズの成功の礎なしには実現不能だっただろう。

 

個人的に好みなのは一つ一つの台詞回し。主人公の父の「人は何のために落ちるのか」などの問いかけもそうだが、執事のウィットに飛んだ台詞が秀逸。また、自らの立場をごまかすために、主人公が無礼で馬鹿な金持ちかのように振舞うシーンでの台詞回しなども最高に格好いい。こういう台詞1つ1つの格好良さに関しては、アメリカ映画は強いなと思う。英語字幕見直して英語で台詞をメモしておこうかな。

 

そんなわけで、本作品の点数は90点ぐらいかな。特に減点すべきところは多くないのだが、ダークナイトの衝撃に比べるとやや一般向けなのでマニアとしての採点。一般的にはこちらの方がわかりやすくて良いのかも。どちらにしても見て損の無い作品。ヒロインもこちらの方が可愛いし。なんでダークナイトではヒロインを変えたんだよ、まったく。


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