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March 19, 2009.

お金をもらって文章を書くと言うこと


木曜日。明日から3連休と実にテンションの上がる日だ。朝、ある家を窓から探すためだけに、座るのを諦めて早めの電車に乗るも、どれのことかわからず。やはり朝の電車は混んでいて厳しい。朝2駅歩く途中のパン屋を毎日覗くのだが、お気に入りのパンが並んでいないことが多く、素通りする羽目になる。どうやら、焼いてから並べる前に通りがかることが多いようだ。

 

今日も仕事はとても暇。システムの性能改善の算段をしたり、設計手法について学んだりという程度。正直暇すぎて疲れる。

 

 

そういえば、6月にエヴァンゲリヲン新劇場版:破が公開される。パンフレットなどを見ると、旧作からの変更点がいっぱい。早くも登場のカヲル、メガネの少女xxxx・マリ・xxxxx、種類の増えたエヴァなどなど。中でも驚いたのが、アスカの名前。式波・アスカ・ラングレーだそうな。惣流ではなく式波。

エヴァの登場人物の名前が軍艦などにちなんでいることは有名だ。式波という名前で探してみたところ、「敷浪」という軍艦を発見した。敷浪は第19駆逐隊所属で、同じ駆逐隊には「磯波」「浦波」「綾波」が所属する。そう、綾波と同列なのだ。

ということで、この名前変更はかなり色んなことを想像させる。旧作で一度閉じた世界が再構築され、アスカの立ち位置が変わり、綾波と同様、xxxxだったりするのかもしれない。だとすると、「マリ」としか明らかになっていないメガネ少女は、「浦波」とか「裏波」とかだったりするのかも。「惣流・マリ・xxxxx」なんて名前だったりすると、一番凄い展開になりそうだが...。「破」の予告絵コンテには「ゲンドウと同じ仕草で眼鏡を直す少女」との記述があるそうで、もう、脳内が....。

 

ちなみに惣流の元ネタ「蒼龍」やラングレーの元ネタ「ラングレイ」はともに空母の名前である。リツコの苗字「赤城」も空母の名前。ミサトの苗字「葛城」も空母の名前。綾波だけが駆逐艦であり、「母」の名前が空母でないという点は面白い。「神児」ことシンジは果たして誰を求めるのか。

そんなわけで、完全な新作となる「破」。今から楽しみだ。アニメと結末が違うという漫画版も一度読んでみたい。

 

ちなみに、ラルクの「あなた」って曲は「アスカに捧げた歌」なのだそうな。バンプの「アルエ」も綾波に捧げた歌だったりするし(Rei Ayanami⇒RA⇒アルエなのだそうな)、いやはや、ネコも杓子も(笑)。

 

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090310/1013059/

Vaio Pを買わなかった理由についての記事。立ったまま使えないから買わなかったとの事で、その用途には向かないのは当然なので納得。しかし、「キーボードサイズをベースに設計した」「そもそも立ったまま使うためにVaio Uという別シリーズがあること」を考えると、「そもそも立ったまま使う前提でないマシン」であることは明らか。

つまり、この記事は「オープンカーに乗りたいのに、屋根が開かない車を前に、『僕が何故このスポーツカーを買わなかったか述べよう』とえらそうな口上を述べて話し始め、オープンにしようとしたときにこの車では難しい。だから買わなかった」と述べた記事だ。アホか。1行で「屋根が空かないので対象外」と書いて、別の屋根の空く車の中で選ぶ記事を書くのが王道。明らかに「売れているVaio Pを買わないと言うことにより作った、インパクトのあるタイトルに頼った内容の無い記事」だと思う。一般人の日記ならいざ知らず、情報サイトでお金をもらって書いている記事としては低レベルすぎる。いかんですよ。遺憾ですよ。(駄洒落かよ)

 

今日も定時退社。帰りにショックなメールを受け、バドは中断。その代わり夜に映画を。今日見たのはバイオハザード2の残りとバイオハザード3。非常にいまさらかよ、って感じではあるが。バイオハザード2の感想は以下。3の感想は長くなりそうなので明日にでも。

 

 

以下、バイオハザード2の感想。ネタバレは控えめの予定ですが、ネタバレにシビアな方はこの辺でブレーキ

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正式名称はバイオハザードII アポカリプス 。アポカリプスと言えば黙示録の事だが、キリストの再来を歌うのはやや大げさかなという印象。まぁ、良いけど。

 

「ゲームの映画化はハズレ」という先入観を打ち砕いた名作と言えばトゥームレイダーとバイオハザードの2作だ。バイオハザード1は原作と殆ど関係が無い代わりに、かなりの名作だった。一方、この2はというと、原作要素を盛り込んだ代わりに、やや単調な作品になってしまった印象。

 

ゲーム版バイオハザードを知らなかった人にとっての1はサスペンスホラー的要素が強く、セルなどに似たパズル要素もあり、エンディングも衝撃的でと、非常に凝ったつくりとなっていたが、2は単なるゾンビ映画。1のエンディングで黒幕の存在が明らかになったわけだが、その黒幕の行動理念がまた単純お馬鹿。今時そんなわかりやすい悪人はナシだろう。後先考えず下らない研究にいそしみ、危なくなったら証拠隠滅、だなんて行き当たりばったりにも程がある。

意にそまぬ行動を人に強制するには色んな方法があって、そういう部分の巧さを見せないと、悪人が魅力的に描けない。例えば戦時中、日本軍兵士は捕まって拷問の生き恥を晒すぐらいなら自決せよと教えられていた。しかし、アメリカ軍は日本語を勉強して捕虜をホームパーティーやダンスパーティーに誘い、美味しい物を与え、家族のように接したのだと言う。その結果、拷問と自決の4文字しか頭に無かった日本軍兵士は、日本軍の情報をペラペラ話したのだとか。(アメリカを悪役扱いするわけではないが)現代映画の悪役に必要な「怖さ」というのはそういう怖さだと思う。

本作は大衆向けホラー作品として仕立て上げたのだろうから、確かに凝った演出は不要だと思う。しかしいくらなんでも肝心のボスがあれでは「ガキ大将」にしか見えない。いつ部下に射殺されて立場を乗っ取られてもおかしくないぞ。

 

また、2を見て思うことは、「どこを見て感動すればよいのだ?」だろう。「あの博士」も全然人道的ではないため「あの娘」を救うためのみんなの行動も、ちっとも感動的に感じない。ゲームマニア達は「待望のジル様登場」に萌えるのかもしれないが、それ以外の人は主役不在のストーリー展開にいまひとつ感情移入できない事になる。なんせ主役はスーパーマンなので、我々一般人が感情移入するには強すぎる。

 

一方映像はなかなか格好良い。タイラントとの戦闘シーンや、PVにも使用された、ワイヤー一本で撮影されたという「ビル駆け下り」のシーンなど、絵的に素晴らしい箇所は多数。物理法則を疑いたくなるようなトンデモアクションが満載だが、その点は主人公がスーパーマンなおかげで違和感無く見る事ができる。ケガの巧妙か。

 

脱ぎたがり女優、ミラ・ジョジョヴィッチらしい最終シークエンスはなかなか良い。毎度「次回が見たくなるよう宣伝する終わり方」は巧いなと思う。ただし、1⇒2が期待の割には....だった事もあり2⇒3もどうなる事やら。

 

厳しいことばかり書いたが、ホラーが平気な一般人に80点。大抵のホラー映画より圧倒的にお金がかかっているので映像的には楽しいし、それなりに爽快感もある。マニアには60点。特に脚本に拘りのある人には勧めない。一方映像に拘りのある人なら楽しく見られるかも。ホラー嫌いは見なくてよろしい。前作と異なり、気持ち悪いのを我慢してまで見るほどの作品では無い。前作は我慢してでも見るだけの価値がある、本当に「怖い」作品だった。


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