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March 13, 2009.

再見積もり


ようやく金曜日でほっと一息。昨日の話で再見積もりが必要となったので、調査&資料整理。一方がxxxx万、もう一方がxxx万ぐらいになる予定。前者は発注もらうとやばいなぁ。地味な調査が続いて大変なので、改善活動系の調査も平行して実施。

就職して直ぐは研究系プロジェクトが殆どだったので、設計書のバリエーションにはあまり詳しくない。Java & UMLでスタートしているので、UMLより古い旧来の設計書に弱いのだ。ついつい、「いいじゃん、eXtream Programingで。詳細設計書はJavadoc出力でごまかそうよ」とか思ってしまう。まぁ、VB&C++なので無理なわけだが。

 

帰りに「甘くて可愛いのに悪の組織みたいな名前のお菓子」を購入。並ばないと買えなかったので、並んでから値段を見たら、!!!だった。思わず条件反射で「水をまくだけなのに戦隊物のヒーローみたいな名前の機械」を呼びそうになった。元ネタがわからない人はラーメンズ、マーチン、プーチンあたりでYou tubeを探してください。2種類あるほうの新しい方です。いや、もう消されてたら知らんけど。

 

帰りの電車で新しいサイトの文章をバリバリ。周りのびっくりする目にはもう慣れたが、たまに隣からガッツリ覗きこんでくる人がいたりして、それはさすがにちょっと気になる。そういう時は英文とエディタを開いて和訳をやったり、cgiのコーディングをやったりすると、見る気が無くなって寝てくれるので、あらためて日本語を打ったり。まぁ、別に見られて困るような物は打ってないんだけどね。

 

帰宅後にパトレイバー3The Movieの残りとGOD DIVAを見ながら、さらにサイト構築。以下に両者の感想を連続攻撃。いつも通り見てない人はこの辺で。

 

以下、パトレイバー3に関する簡単な感想。原作や攻殻機動隊を比較対象に利用しているため、両者を見ている人には若干ネタバレ注意。

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パトレイバー映画の3作目。原作にも登場する「廃棄物」シリーズの映画化となる。しかし、残念ながら2作目を超えることは出来なかったと思う。

映像のレベルはそれなりに高いのだが、2001年の作品にしては平凡。いつもの「時代を見まがう」ほどの出来ではなく、「廃棄物」を早くから明るいシーンで見せていることもあり、どうにも大画面で見ると間が持たない。24インチモニターでそうなのだから、映画館ではちょっと物足りなかったのではないか。

原作が存在しているとはいえ、細かい設定を異にしており、マッドサイエンティスト的な演出だった原作に対し、もっとウェットで悲しい物語に仕上がっている点は良い。しかし、それだけにストーリーは予定調和的で、2度目を見ようという気にはならない。

攻殻機動隊の「暴走の証明」に近い作風ではあるものの、2時間映画として成立させるにはちょっと弱かったと思う。むしろ「暴走の証明」の方が映画的だった。2があれほどの名作であったのになぜ、3がこの程度の出来なのか、若干疑問。2が「レイバーが活躍しないが非常に『映画的』であった」のに対し、3は「レイバーが活躍するわりに『映画的』でない」点は皮肉だ。

...と、ここまで書いてから気になってWikipediaで調べてみたのだが、どうやらこの作品は押井守作品でもないし、そもそもOVAの予定だった物を途中から映画化したというものらしい。さもありなん。

そんなわけで、原作を知らないロボットアニメ好きに70点。押井アニメ好きには50点。一般人には50点ぐらいかなぁ。何となく崖の上のポニョを見た後にゲド戦記を見た気分。綺麗にまとまってはいるけれど、御大の作品を見た後だとちょっとなぁ、って感じ。

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ここまで。

 

以下、GOD DIVAの感想、ストーリーはあまりネタバレしない予定ですが設定はネタバレ箇所ありかも。

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たまたま、パッケージだけを見てなんだかわからずに借りた映画。なので、あえて何も調べずに思うがままに書いてみる。その後でWikipediaか何かで調べてみよう。以下、調べずに感想。

 

GOD DIVAは未来の地球を描いた作品。主要登場人物は実写だが、他の殆どの人物はFFムービーなどと同様、リアル系CGアニメとなっている。FSSなどと同様、科学は進み、自然分娩は減り、改造・延命をした人間が殆どで、純粋な若い人間が殆ど存在しない世界だ。

そこに登場する謎の青い髪の女と、ある事故で自由の身になった男が繰り広げる物語....なのだが、実は殆どストーリーらしき物が無い。途中、過去のある警官や、脛に傷持つ会社のエグゼクティブなど魅力的な人物が登場するわりには、特にミステリ的な展開になるわけでもなく、ある「登場キャラクタ(あえて人物とは書かない)」により、無理矢理、「否応無く」話は牽引される。

恐らく、本作は「もはや行き着くとこまで行ってしまった」社会に対する、「破壊と再生」を表現しているのだろう。しかし、登場キャラクタの「名や宗教的立場として持つ意味」を知らなければ、本来の意味が全く理解できないと思われる(実際baristaは完全には理解できなかった)。

映像は前述の通りCG満載で気持ち悪いのだが、人工皮膚移植キャラはCG、純粋な生き物は実写という使い分けにより、気持ち悪さも作品に取り込んでいるあたりが上手い。結果的に、直ぐに違和感を感じなくなった。独特の映像美は素晴らしく、この手の退廃未来の描写が好きな人にはたまらないはず。

前衛的作品として過度の期待をせずに見れば、マニアには70点。少なくともパトレイバー3よりずっと面白かった。映像的・企画的面白さで間が持つだろう。一般人には40点。多分、最後まで見られないはず。

 

で、webで軽く検索したのだが、大した物は見つからず。以下のサイトが感想については自分とほぼ同意見、かつ原作について触れているのでネタバレ平気な興味のある人はどうぞ。どうやら、有名SF作家の原作があるらしいですね。

http://www.cafeopal.com/reviews/04/may/reviews040520.html


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