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創造編 -- 非終幕 - not a curtain call. -



2009/09/26

引き渡し、そして...

2009年9月26日。めでたく家が引き渡しとなった。ついこないだまで学生で、就職してバドミントンを始めて、なんてぐらいにしか思っていなかったのに、いつの間にか35歳になり、奥さんをもらうことになり、そして今日、家を持つことになった。ローンは35年で組んでいるので、これまでの人生と同じだけの期間、この家と付き合っていくことになる。とても不思議な気分だ。次の35年が今まで以上に充実した物になるよう、頑張ろうと思う。

....いや、ローンは繰り上げでもうちょっと早く返したいんだけどね。



そんなわけで、みんなで記念撮影。左からbarista、彼女様、Hさん、Sさん、S監督。無事この日が迎えられて良かった。S監督が引き渡しの日なのに、家の鍵を忘れてきたのはご愛敬(笑)。引き渡しというと、「施主が玄関を本物のキーで開けて、工事用の鍵では開かなくなって」という光景が定番なのだが、それは明日に持ち越すことになった。


引き渡し後二人になって、しばらくは和室でゴロゴロ。ようやく完成した家の空気を楽しんだ。猫かというぐらいに伸び伸びゴロゴロする彼女様の写真を...掲載すると怒られるので、各自でご想像下さい。代わりに、これまで紹介しきれなかった、細かい部分についていろいろと写真と説明を公開。



まずは、漸く修正が完了し、建具が納まった和室。直したのは床の間の上の飾り柱の部分。ちゃんと想定通りのデザインになった。和洋折衷な感じで非常に満足。足下窓のシェードをどのようにするかが悩ましいところ。



1階のトイレの壁紙。これまでの写真では模様が全然見えていなかったので、改めてデジカメで撮影。向かって右側だけこのような蔓草模様になっている。



ガスコンロはこんな感じ。中央の液晶に火力や設定温度などが表示される造り。五徳部分以外はIHに近いフルフラットとなっている。

右上の写真のようにコントローラがついていて、温度設定やセキュリティ設定などが調整可能。3つのツマミ右上の白っぽいボタンがメインスイッチで、スイッチを入れた状態でツマミを押して出っ張った状態にすると、自動的に火がつく。「火がつくまでツマミを回す」というおなじみの手順は必要ない。



夕方になってからリビング照明を撮影してみた。デジカメだとすぐ白飛びしてしまうなぁ。アンダー気味に撮影すべきなのだが、携帯に比べて設定が面倒で(汗)。白飛びの結果昼光色っぽく見えているが、メイン照明も壁の照明も電球色のものである。



壁の照明だけにして撮影。このように上下に光が漏れるデザイン。ここだけ雰囲気調光可能な物を選んでいる。



2階トイレの壁紙。白地に金色で太陽の模様が入った物。壁紙自体が随分黄色く見えるのは照明のせい。実際にはもう少し白い。



最後は寝室。茶色に見える壁紙は接写するとわかるとおりストライプ状の物である。ストライプの凸面もよく見ると細かい砂粒を貼り付けたようなデザインとなっている。

一方、白い壁紙はこのようなコテ跡付きの物とした。この写真で見てもらうとわかるとおり、多少模様がきつくても、部屋全体としてみると全然季にならない。結構大胆に選んでも大丈夫だと思う。



引き渡しが完了し。建築日記もこれで終わり...と言いたいところだけれど、まだまだ続きます。外構はまだだし、家具だって買わなきゃいけない。外構に関するコンテンツは現在着々と準備中。それから、家の設計についてのコンテンツも今後追記予定。(「編集中」になってるあたりね)

何より重要なのは、これが幕引きではなく、幕開けだと言うこと。結婚式も家造りも、ゴールでは無くスタートラインなのだ。今後、実生活のいろいろを、公開可能な範囲で更新していく予定。

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