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夢想編 -- 貴方色に染めて



2009/05/03

床材・壁紙選び

今日は朝から壁紙&床材選び。設計のKさんに加え、コーディネータさんが加わり、4人での色合わせとなった。GW中で忙しいこともあり、Hさんは他のお客さんの対応。



まずはいろ選びに先立ち、細かい変更点などの確認。そして、正式に「ガスにします」との返答を行なった。barista邸は「エコウィル+床暖房」という仕様となった。キッチンには「デリシア」という最新のガラストップの物が入ることになる。当初のオール電化計画からは外れたが、設備が充実している点は嬉しい。

細かい理由等は後日「豆知識」に掲載予定だが、最終的な決断の一番大きな理由は初期費用である。10〜20年でエコウィルorエコキュート買い換えと仮定した場合に、光熱費ではペイしきれないほど割安に床暖房が付けられたからである。キッチン性能などを理由としたわけではない。というかこれも掲載予定だが、理由とするような差は無いと言って良い。



さて、いよいよ本題の色選び。まずは外壁と屋根。外壁は寸スノーホワイトではなく、オフホワイトとした。さすがにスノーホワイトでは目に眩しすぎる。屋根の色はほぼ黒に近いブルー系のグレー。ちなみに2階の屋根はガルバリウムだが、1階の屋根は薄い瓦系の素材(名前を失念)。これは、2階の窓への照り返しを防ぐため。

次にパティオと玄関のタイル選び。パティオには予定通り40cm角ぐらいの大きな白タイルを貼ることに。ここに光が当たることで、家が相当明るく見えるはず。玄関ホール内のタイルも白に。玄関は「○い○」と中庭を生かすために、全体的に白い印象にそろえた。

玄関扉外のアプローチ部については、「ホール内と合わせ白にする事で連続性を」というコーディネータさんらの意見を覆しての黒系に。外観の落ち着きを重視した。



次に床材選び。ここで結構な大冒険をした。玄関〜LDKの床を白っぽい物にという主軸は予定通り。しかし、やや大理石的な光沢を持つ、特殊な床材に心がぐらぐら。しかし高くなるからと諦めかけた物の、一応値段を聞くことに。倒れるほどの値段ではなかった。しかし当たり前だが標準よりは高い。どうしようと悩むが、「もともと1階は猫対策で丈夫な物に」との計画だったのを思い出す。その特殊な床材がキズ等にかなり強いとの事だったので、性能の意味も込めて気合いで入れることに。格好良いけど、あとでHさんが卒倒しそうになったらしい(価格に響くので)。

その他のフローリング材は標準の中から選択。ほぼ全部屋を白っぽい色の物に。寝室のみ落ち着きを出すためにかなり色の濃い物を選択。良い色だとは思うが、部屋の広さになったときにどんな色になるのかはなかなかイメージがつかない。ドキドキ物である。

トイレや浴室前の洗面室の床はクッションフロアに。どれもあまり奇抜な物は選ばず。結構地味で妥当なラインで選んだ。個人的にはタイル的なデザインの物が良かったが、コーディネータさんから「目地があると汚れが溜まりますよ」と言われ、棄却された。残念。



床が決まったところで次は扉選び。扉については全て白い物とした。部屋によってデザインを変えたりすることなく、ほぼ同じデザインの物に。一応のこだわりポイントは、玄関ドアと同じく、板に3本ほど細い横線が入っている点。リビング前の物と脱衣所前の物のみ、細い磨りガラスの入った物を選択。他はガラス部は無し。床材に贅沢をしたのでドアの価格は抑え気味にした。



いよいよ壁紙選び。まずは1階から。結論から言うと和室やトイレ以外は全部真っ白になった。いざ選ぼうとするとなかなか変わった物は選べない物だ。

LDK部分については猫対策として、傷の付きにくい丈夫な物を選択。どれぐらい高くなるかとドキドキしていたのだが、全部で3万円程度しか変わらなかった。この程度の差で済むなら、動物を飼う予定の人は、最初からペット対策壁紙をお勧め。というか、そもそも自分の性格的に壁紙を破りそうな人や、男の子兄弟のいる家庭なら、全室ペット対応品にしておいても良いのかも。


和室についてはあまり「和」にする予定ではなかったので、洋室的な和室に。少し和紙っぽい模様の入った壁紙を選択。押し入れも襖ではなく、和紙的な壁紙張りにした。

畳は予定通り畳フロアで半畳に。色は黄金色の物。床の間には黒い板を張って貰い、床の間の上部には、色の濃い薄板を2枚張ってもらうことで、抽象的な欄間がわりとしてもらうことに。床の間の背面のみ、アクセントとして個性的な壁紙を選択。赤を使おうかという話もあったのだが、柄の好みから、黒っぽくて金属光沢のある市松模様系の物に決定。言葉で説明すると意味不明だが、実物をみるとなかなか良い。どんな雰囲気になるかちょっと楽しみ。

後で考えると、玄関扉が赤だったりするので、黒系で正解かも。あまり赤ばかり使っているとインパクトが薄れて逆効果だろう。

和室とリビングの境目の扉は、リビング側が白板、和室側が和紙っぽい壁紙張りという仕様にしてもらった。これで懸念していた和室のカラーリングが完了。ひと山越えた感である。

多分和室正面はこんな感じ。扉の色を忘れちゃったけど...。


2階の壁紙も殆どかわらず白を基調。ただし、子供部屋には「よく見ると少しだけブルーっぽく見える壁紙」を選択。寝室には白壁的なコテ跡が少しある物を選んだ。

寝室の奥だけは予定通り濃い色の物に。模様の細かい焦げ茶の物や、かなり奇抜な物も含め悩んだのだが、最終的に「遠くから見ると壁が立体的な横縞に見える」ような、ちょっと個性的な物を選択。これは安定指向な選択を続けてきた我々にしては結構な英断。小さな壁紙サンプルで見るとやや不自然だが、写真サンプルで遠くから見ると格好良い。実際に壁に貼った際にどのように見えるのか、かなりドキドキしている。

多分こんな感じだとおもう。左奥が書斎スペース。


トイレの壁紙はやや遊び心のある物に。1階は1面だけをグリーンの植物の模様が入った物に。2階は白地に金色で星?太陽?のような模様の入った物に。こちらは全面。



とまぁ、そんなわけで壁紙・床材選びは無事完了。結構良い意味で「展示場的」な配色になったと思う。「悩みすぎて体力が無くなった結果、後半の選択がぐだぐだ」を避けるため、必死で決断したのが実を結び、16:30ぐらいには全ての選択を完了できた。リビングの背面や天井の折下天井部分だけは色を変えようというアイデアもあったのだが、それは見送った。変に色を変えない方が広く見えるだろう。

今日の壁紙選びがあっさり終わったので、明日は電車で展示場に向かい、電灯選びをすることに。いよいよ設備選びも終盤である。



2009/05/04

電灯選び

朝から展示場へ。木下工務店の提携するのは「KOIZUMI」という店。正式名称は小泉照明か。電灯の善し悪しや明るさは実際に見ないとわからないため、展示場でのシミュレーションを見ながら電灯を選んだ。


じっくりと説明を受けた後、電灯選び。とはいうものの、根本的に我が家は9割方ダウンライトなので、選択の幅はそう広くない。基本的に明るさと、方式と、直径を選ぶ程度。どれも基本的に白い丸枠のダウンライトとし、できれば直径の小さい物とした。また、1階洗面&階段ホールにあたる部分の電気と玄関前の電気は人感センサーに。和室も特に和風ダウンなどにはしなかった。


悩んだのがシーリングライト。どれもこれも厳しい言い方をすれば、見分けがつかない。結局のところ、モダン系の家に合わせると、シーリングが自己主張すると鬱陶しいので、真っ白な丸い物になってしまうのだ。どちらかというと外枠よりも、光の色に悩んだ。昼光色の部屋でしか生活したことがなかったのだが、悩んだ末に格好良さを重視して、電球色に。まぁ、暗かったら中の蛍光灯だけ変えれば済むことだけれど。


ダイニングの吊り下げ照明はなかなかお洒落な物が見つかった。写真はいずれまた、完成後にでも。悩んだ末、回転可能なレールをつけ、その下に設置することに。回転不能な代わりに天井からあまり出っ張らないタイプのレールが良いと思ったが、そちらだと「気が変わってシーリングに変更」なんてのが出来ないらしい。で、どうせ出っ張ってるなら白ではなくシルバーのレールにした方が良いかも、と思っていたら、コーディネータさんも同じ意見で安心。


パティオには銀色のスポットライトを設置。これは小さい物が良かったので、蛍光管ではなく、無意味にハロゲン球。光の指向性が強すぎるが、光の方向次第で面白くなるだろう。


リビングのテレビボード上や階段のライトはブラケットに。どちらも白で、なるべく小さくて目立たない物をチョイス。テレビボード上の物は小さくて横長の物が良かったのだが、残念ながら希望の形の白の物がなかった。仕方なく、一番小さい正方形の物に。とにかくあまり目立つ物のない部屋になりそうだ。階段の方は2層構造になって、光の筋が出来る物をチョイス。こっちは珍しく少し可愛い。これは結構イメージ通りでなかなか良い。


そんなこんなで、照明もあっけなく選別。その後、コンセントの位置やLAN配線などの相談もし、結局全てを午前中で完了した。これで選ばなきゃ行けない物は一通り選び終えた。漸くこれで一息つけそうだ。いや、まだ値段の話が残っているけれど...。



帰りにファニチャー・ドームへ。家具のアタリをつけに行った。相談の結果、リビングテーブルは黒か焦げ茶の「引き出し収納のある物」で確定。リモコンを引き出しにしまいたいと言うのが理由。ソファは白の予定。素材については検討中。ペットにはタオル地が良いという人がいれば、ソフトレザーを勧める人もいる。取り合えず、安い物にしておいて、ぼろくなったら買い換えが堅い気がするな。猫を飼う気なのだから。

ベッドが悩ましい。取り合えずサイズは、ワイドダブルかなぁと言うところ。クイーンやキングも興味有りだが、真ん中に境目があるのが気になる。朝起きたら隙間に挟まっていそうだ。ベッドはどれもまともな物を選ぶと高くなりそう。安物でよいけど、ギシギシうるさいベッドは嫌だし、腰が痛くならないマットが良いのではあるが。

ダイニングテーブルは白天板・黒足希望。椅子の背もたれが細く高い物が好み。軽ければなお良し。書斎机が悩ましいが、結局ニトリが一番の気がするな、あの手の安い方が嬉しい系の家具は。

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