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創造編 -- xxxx 大地に立つ



2009/06/19

ビル工事並み

19日。2泊3日の出張の帰り、新幹線内で現場監督さんからの電話を受信。先日の「型枠外すの早すぎない?」という質問の回答をもらった。

結論から言うと問題なしとのこと。強度試験も行っているし、現在のやり方で第三者機関からのOKを毎回もらっているのだとか。また、立ち上がり部分の養生期間は3日程度設けるが、ベタ基礎部分の養生期間にそう神経質になる必要はないとのこと。


後でいろいろwebを調べて見たのだが、baristaの懸念は心配しすぎの様子。同様の質問に対し、「間隔が短い方が立ち上がり部分との接合は良くなるので、強度が取れているなら早めの作業は良い判断」等という専門家の意見もあった。また、「剥離剤は数日程度しか効果が無く、あまり長い期間放置すると、型枠をはがす際に無理な力がかかって、むしろ基礎にダメージを与える」等の意見もあった。そんなわけで心配性のbaristaも一安心。



で、帰宅後に父に見せられた最後の写真がこれ。



実名部分はモザイクをかけているが、「XXXX様邸 新築工事」とでかでかと宣伝されていた。また、どのような瑕疵責任を持って工事を行っているか、緊急時の連絡先、けが人が出た時に搬送される病院の連絡先等の情報がずらり。まるでビル工事かと言うぐらいの立派な看板にビックリした。

ちなみに父が見に行った際には、ちょうど近所の人が犬の散歩をしていた最中で、「xxxさんとこの息子さんの家ですか?」と聞かれたとのこと。珍しい名字だから、近くを通りがかった人にはバレバレだな、これ(汗



2009/06/20

目視確認

出張から戻った翌朝。やはり現場を肉眼で見たかったので、早朝に現場へ。その後、U君とランニングの予定があったので、手早く気になる点をチェックして回った。


現場はこのような状態。立ち上がり部分にコンクリが打設され、アンカーボルトも埋設済み。


アンカーボルトのアップ。型枠の目印通りに設置されている。基礎の中心より随分外側に埋設されているが、位置はこれで正解。

基礎のかぶり厚(配筋から基礎の端まで)は約70mm。鉄筋が10〜15mmなので、基礎の厚みは150mm以上となる。一方、一般的な2x4の建物の壁の厚みは100mm程度なので、アンカーボルトをやや外側に埋設しないと、基礎が外側に出っ張ってしまい、不格好なことになってしまうからだ。


目印と多少ズレて見えるがこれは気にしなくて良いらしい。柱だけで支える木軸の家と異なり、面で支える2x4の場合、多少のズレはあまり意味を持たないのだ。基礎の厚み方向への極端なズレは問題だが、長辺方向へのズレは全く関係なし。無論、接合部の隙間にアンカーボルトが、等という極端な例は論外だが。


玄関前。型枠の中にコンクリが打設されていない部分が見える。ここは入り口部分なのでこれで正しい。細かい基礎の切れ目や、複雑な形状は型枠だけで作るのではなく、このように型枠内を板状の物で遮ることで実現している様子。なるほど、確かにその方が効率がよい。

ちなみにここのアンカーボルトは基礎のちょうど真ん中に位置している。両側が外壁面となる場所の基礎は壁と同じ厚さにする必要があるため、やや薄めとなる。その結果、ボルト位置が真ん中に来ているというわけ。


パティオ南端。クラックや気泡などもなく非常に綺麗。表面も化粧モルタルが不要なぐらい滑らか。


出入り口の所は必ずこのように配筋が飛び出している。入り口の構造に関係するのだろうが、どのように利用するのかは不明。

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