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夢想編 -- 地固まれども...



2009/03/21

土地契約

木下工務店のHさんと一緒に不動産屋へ。土地の正式な購入契約を交わしてきた。

まずは仲介の不動産屋の人と土地に関する書類の読み合わせ。きちんとした説明を受けた。公簿より1uほど土地が大きかったらしいが、公簿の記録通りの大きさで契約になったとのこと。平たく言えば1uただでもらったことになる。微々たる物と言えばそれまでだが、それだけあれば、エコウィルなどの機器が設置できるだろう。実に有り難いことだ。

次に売り主のご夫婦が見えて、挨拶。その後また、不動産屋の人と契約書の読み合わせ。その後、お互いに署名捺印を行った。これで契約完了。お互いの急な気変りや、ローン借り入れの失敗がない限り、そこの土地が自分たちの物になる。

契約完了後に売り主さんと話していたのだが、奥様はbaristaの地元の人らしい。購入した土地もbaristaの実家から徒歩10分程度なので、そりゃそうか。しかし、同じ地元の川でフナを釣った事があるというエピソードにビックリ。奥様は80代との事だったので、50年近いタイムラグを経て同じ場所で遊んでいたことになる。とてもお若く、聡明なご夫婦で、物腰の優しい雰囲気にこちらの表情もゆるんだ。

土地の契約という非常に緊張感のあるイベントだったが、実にいい空気で契約が出来て良かった。ご夫婦が近くを通りがかったときに喜んでもらえるような家にしたい。そしてご夫婦がやっていたように、庭にささやかでも畑を作って、自分で作った野菜で生活したいと思う。


家に着いたら遠山電気にお願いしていたパンフレットが届いていた。実は水曜日にエコヌクール床暖房+エコキュートの見積もりをお願いしていたのだが、返信が半日で、見積もりが1日で、パンフレットが2日で届いた。なかなかレスポンスが早くて好感触。

値段をここに書いて良いのかどうかわからないが、20畳程度の床暖房を入れる前提で、エコヌクール+床暖房+設置費用が100万円行かなかった。素晴らしく安い方だと思う。また、エコキュートの本体価格も40万円程度だとか。これはオール電化かな、と言うところ、ランニングコストのこともあるので、これより魅力的な価格でエコウィルが設置できるかというとやや疑問である。この間の体験会の後はガスにやや傾いていたのだけれどw



2009/03/22

北玄関バージョン設計案1

連日木下工務店へ。北玄関になおした設計を2案見せてもらった。2階間取りは1案目が、外観は2案目が良い感じ。横から見ると階段状に見え、目隠しが2方向になったことで、4方どこからみても面白いデザインの家になりつつある。


2階の間取りはなかなか面白かった。前回左翼にあったバス、洗面、トイレが中央に、左翼に子供部屋が移動して、寝室が右翼に移動した。寝室内書斎も実現され、ウォークインクローゼットも広い。子供部屋は4.5畳ずつとやや狭めだが、クローゼットがそれぞれ1畳ずつついており、悪くない使い勝手だと思う。子供部屋を快適にしすぎてはいけないという、最近のスタンダードに沿った形だ。2階に関しての変更点は寝室のクローゼットを半畳ほど縮め、その分書斎を広くして本棚が置けるようにしてもらった程度。


1階については少し残念な点有り。玄関の位置を変えなければならないという時点で予想はしていたが、坪庭が亡くなってしまった、これは結構哀しかった。値段を下げるための交渉をしていたときにすら譲らなかったポイントなので、ちょっと簡単には納得できない。もう一点はLDKが平坦になってしまい、コの字型だったはずの家が、平坦な長方形+中庭的になってしまっていた点。ただ、こちらは暫くそういう「言葉」に置換できずに固まってしまった。

本来なら印象をすぐに口に出さなければならないのだが、哀しいかな技術者根性でつい「何をどうすればどこの間取りをどう変更できるのか」を考え込んでしまい、しばし無言になってしまったのだ。で、細かい意見は出す物の、具体的に何をどうすればいいのか良く解らなくなり、1階に関してあまり意見が出せずじまい。

しばらくして、彼女様がbaristaの顔色を察知して(このあたり、うちの彼女様の洞察力は凄まじい)、「あんまりコの字じゃないのが残念なんでしょ」と言ってくれた。それを聞いてようやく、「あぁ、思ったことを口にすれば良かったのか」と気づく。自分で代案を考えていてはいけない。ここは直しておかないと後悔しそうだ。


で、豪華にマックでクォーター・パウンダーを食べてから、彼女様と設計について相談。ようやく脳内が整理されて、まともな意見が思いつくようになった。頑張れ→俺の脳。結局彼女様と二人で話した結果、以下のようなリクエストを提出することにした。


・シューズクローク+プライベート&お客様玄関はオーバースペック。シューズクロークは物が置ける程度でよいので、通常玄関とし、その分をリビングに。

・玄関を狭めた分、リビングを横に広げる(9畳→11畳)

・広げたリビングのせいで和室が狭くなるので横長だった和室を縦長に

・縦長にすると南に押し入れが!→足下窓などにして、前を坪庭にすることで元のイメージを残す。

・ダイニングを南にずらすor広げてコの字を大事に。

・ダイニングからも中庭にでられるように。

・パントリーが2畳もあるなら、もとどおり、奥様PCスペースはパントリー内でも良いかも。

・階段にドアを。

・2階風呂の下に配管分の壁があるが、LとDの動線を阻害している。トイレ洗面x階段とバスの位置を反転するなどして解決できないか。


なかなか大幅な変更である。実現すると2階にも影響がありそうで、なかなか一筋縄ではいかないだろう。しかしまぁ、今のうちに大変更は済ませておかないと、細かいことを決めてからちゃぶ台を返していては時間がかかって仕方がない。

で、夜のうちにメールを.....送ろうとしたものの、完全に力尽きた。結果、翌朝6時半に起きて、メールを慌てて送信し、7時半にはバドの試合に向かった。なかなか慌ただしい。即日営業のSさんや設計のKさんから返信有り。レスポンスが早いので信頼感がある。



2009/04/04

再現実験

今日はY氏、Rちゃん、U君らと花見。.....の予定だったが、大雨。めったに雨なんか降らないのになぜ今日に限って。で、中止にするのもなんなので、Y氏宅にて単なる宴会をやることに。結局飲み食いできれば良いのか(笑)。


先日のガスの体験会で「IHの鍋が振動する」という現象を目の当たりにした。何でも周波数と鍋の相性や、鍋が軽いなどの理由で起こるらしい。で、Rちゃんに以前尋ねたところ「そんなの起きた事ないよ」と言っていた。となると、「非常にレアケースであるにもかかわらず、振動するフライパンをわざわざ探してイベントに用いていた」のではないかと勘繰ってしまうのが道理。ところが、Rちゃんが新しい卵焼き用パンを購入したところ、振動が起きたとの事でためさせてもらった。

結果、びっくりするような振動が起きた。モーターでも回っているのかというぐらいに「ビ−−−−ン」と音を立てて振動する。その卵焼き機はIH専用のものである。どうやら、相性問題+小さくて軽いことで激しく振動するようだ。実際、火力を弱火にすると振動は起きない。ともあれ、ガス展示場以外での振動例が体験できたので、それなりの頻度で起こるのだな、と実感した。


で、結局のところ、あの振動をどう評価するか、だ。いろいろwebで調べてみると、振動の原因は置き方・鍋の重さ・鍋の材質・火力などに依存するらしい。空の軽い鍋に強い火力で加熱したりすると、激しく振動するのだとか。加熱用の鉄板が裏にあるなど「性能ををUPしようとする」と激しく振動する傾向にあるとも。

ここからはbaristaの想像だが、あの振動は発電における熱のようなものなのだろうなと。IHは(baristaはおつむがいま一つなので細かい理論は知らないが)いわゆる電・磁・力の関係を用いて熱を得るシステムである。たくさん発電しようとすると無駄な熱がたくさんできるのと同様、電気からたくさんの熱を得ようとすると、無駄な「力」が発生するのだろう。であれば、「適切な鍋と適度な火力」を利用すれば大して気にならないかも、と思う。ただ、彼女様は結構振動を気にするタイプ。運転する車内で振動する部品があったりすると、それだけでストレスがたまってしまう。そんなわけで我が家の場合は先行きが怪しいかも。さて、どうなることだろう。

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