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黎明編 -- 本当に賃貸で良いの?



2009/01/12

方向転換

彼女様と相談した結果、やはり即断は止めることにした。もともと彼女様はbaristaの通勤の大変さを気にして、自分より消極方向だったのだが、一夜明けたあとの結論が揃っていたのはありがたい。


今回問題になったのは、@最寄の駅が主線ではなく本数が少ない A最寄の国道が渋滞することで有名で、土日も含め常に移動が大変 B初期費用53万、月8.5万で20年住むと、賃貸料が合計2000万円を超える、という3点。特に3つ目が物議を醸した。

生涯賃貸で生活するのかというと、やはり一度ぐらい自前で家を建ててみたい。しかしbarsitaは今年で35歳。年齢を重ねるほど組めるローンの年数は減るし、賃貸料で貯金できる額は目減りする。持ち家を立てる場合の費用と比較検討した上で結論を出そうということになったのだ。


夕方、本屋に立ち寄り建物雑誌を立ち読み。しかし良くわからない用語が多い。取り合えず他にやることのある彼女様にはそちらに集中してもらい、自分が建築に関する知識を身につけることに。住宅ローンの制度等も調べておかないと。直ぐに持ち家をという発想が無かったので、とにかく知識が足りなさ過ぎる。


夜、ノートPCで土地価格を調べてみた。いくら田舎とはいえ、200u程度の土地を探すと800〜1000万円はかかる。上物が2000万という格安だったとしても3000万円程度。

頭金0円で25年ローンを組むと、利子だけで1000万円。総返済額はなんと4000万円!ボーナス抜きだと、毎月約13.5万円の返済。夏冬20万ずつ、計40万の返済でようやく毎月10万円の返済となる。高い賃貸よりは建てた方が得、といいながら、高すぎるハードルだ。夏冬計60万ずつの返済予定でようやく月額8.4万円の返済となり、賃貸と同じレベルに落ち着くが、そんなに高いボーナス払いは危険すぎる。

それに、例え8.4万円の支払いでも、殆ど残業0の今のままでは生活が厳しい。彼女様がずっと正社員で働いてくれる前提でないと貯金が貯まらない。ローンを抱えた生活としてはギリギリだ。仕事へのモチベーションアップと自己啓発の努力、そして何より節約の精神が必要だなぁ...。



2009/01/17

友人に学ぶ

友人宅でお昼に餃子パーティ。その後はみんなで銭湯に行ってから飲み会と大騒ぎ。今回の集まりは我々がお願いして実現した物。というのも、彼らは去年結婚したばかりで、新築の家を建てたいわば人生の先輩だったからだ。

元々はもうちょっと真面目な会にする予定だったが、散々飲んでから相談することに。まぁ、楽しかったから良いけれど(笑)。で、二人に土地の値段や家の値段等、かなり話し難い内容まで教えて頂いた(さすがにここには書けない)。取り合えず、「どれぐらいの収入の人間が、どれぐらいの借り入れをして家を建てたのか」という実体験からの話が、非常に参考になった。陳謝。

で、目鱗だったのは「ハウスメーカーによる分譲地は楽だ」と言う話。今まで値段や広さ、駅からの距離をメインに、後はせいぜい治安のことしか考えていなかった。しかし、近所づきあいを考えると新しい分譲地が楽とのこと。よく似た年齢のよく似た収入の人だからこそ、よく似た住宅地に目を付けるわけで、言われてみれば確かに楽だろう。納得。地方ごとの特色も教えてもらったけど、職場の問題もあって良い場所を選ぶのは難しい。果たしてどこに住むべきか。

また、ローンは35年で組んでいるらしい。一回の支払い額を押さえておいて貯金を貯め、繰り上げ返済した方が得と言うことか。自分の場合は70歳まで返す羽目になるが、それでもギリギリのプランよりはマシだろう。納得。



2009/01/19

建築の無料講習会

リクルートが企画する「ハウジングナビ」というサイトを発見。転職サイトと同様、中立の立場から、様々なハウスメーカーを紹介するサイトだ。価格をみると、1400万円の家なんてのもある。土地が1000万なら、2400万+諸経費で建てられることになり、baristaの乏しい貯金+ささやかな収入でもなんとか手が届きそうだ。メーカー事に価格差があるのは知っていたが、標準プランの段階で普通に倍以上の差があるとは思わなかった。

また、リクルートは家に関する無料講習会も開いているようだ。これは家の値段の決まり方などについて学習できる企画。転職サイトと同じで紹介料で儲けることが出来るのだろう。その儲け分が家の値段に含まれていそうでやや不信感はあるが、講習会自体は無料なのでいろいろ受けてみようと思う。パンフレットが沢山送られてくると嬉しいし。


※結局一度も受ける機会はありませんでした...。

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