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激動編 -- 既に目的が... 2009/01/20 情報収集 賃貸と新築でどのぐらい費用が変わるのか。具体的な検討には具体的な家の値段が必要となる。そんなわけで、webで検索をかけて、baristaの住む地方で建築を請け負ってくれるハウスメーカーをいくつかピックアップした。実際に建物を1300万円〜1900万円程度で建てている実例を見ることができ、少し安心する。思ったより独創的な建物が安価に立つ物なのだな。 その中でも値段的に気になったのが、アキュラホームとセンチュリーホーム。前者は独自ネットを主催し、建材や家具を大量発注することで単価を下げる努力をしている会社らしい。それなりに歴史もあり信頼できそう。なにより、地震に強いことやデザイン等で表彰を受けている点が魅力的。外観のデザインも好み。 後者は、「日本の住居の値段が高いことに疑問を持った元大工」が作った、というハウスメーカー。やはり1円でも安く建てましょうというコンセプトの会社。ただし、web上の情報などが少なく、展示場に行かないとどんな家なのかは余りよくわからない。前者は県内に展示場が無いようだが、後者はY市にも展示場があるらしい。一度見に行ってみよう。
オール電化についても調べてみた。オール電化+エコキュートにしても初期費用はプラス100万円程度らしい。火災になりにくい点や、エコである点などを鑑みれば、保険料の軽減や国の助成金などを含み様々な特典があるだろう。これも前向きに検討したい。
2009/01/21 500万円が当たる!?
アキュラホームのコンセプトに興味を持ったので、資料請求をしてみることに。申し込みのためにサイトを良く見ると、総額1000万円の建築費用があたるキャンペーンをやっていた。仮に1等の500万円があたれば、1500万円で2000万円の家が建てられる(当たり前)。無料で応募できるのだから申し込んで損はないと、即エントリ。当たったらもう、アキュラホームで建てるしかなくなるな、などと宝くじを買う人が全員思うことを考えてみた。まぁ、でもそれでも良いかと思うぐらいに、アキュラホームの過去の建築例には興味を持っていた。ハウスメーカー巡りの話については彼女様に相談してみよう。
2009/01/25 初めてのハウスメーカー巡り
ハウジングナビに掲載されている低価格帯メーカーの中で、気になる物を見に行こうと提案。メールでアドレスを送っておいた。すると、笑っちゃうことに彼女様もアキュラホームを指定してきた。要は二人とも「シンプルモダン系」が好きなのだ。ただし、県内にはアキュラホームのモデルハウスが無かったため、隣の県まで行くことに。電話予約してから出発。
あまりにも早く到着しすぎたため、昼食を挟んでから現地へ。それでも時間が余っていたので、他のメーカーも覗いてみることに。しかしメーカー事の特徴や値段をチェックしてなかったので、何となく外観の雰囲気だけで挑むことに。
まずは住友林業の家へ。無知とは罪である。「xxxx万円以内の家を」というコンセプトなのに、いきなり坪70万円〜が標準のメーカーの扉を叩いてしまった。「こんな高級メーカーはないな」と思いながら見て回った物の、材質はさすがに魅力的。一度設計図を書いてあげますよ、と言われ、ちょっと面白そうなのでお願いしてみた。今思うと、なかなか大胆なトライである。こちらの意図なども親身に聞いてくれた点は高評価。
2軒目はダイワハウス。しかし、我々の目的とは異なるメーカーだった。ダイワハウスと言えば、軽量鉄骨のプレハブ方式が主力のメーカーなのだが、我々の望みは木造の自由設計の家。無論、軽量鉄骨でも間取りの変更は可能だが、やや方向性を異にするメーカーだ。
しかも営業さんがあまり僕たちの話を聞いてくれず、こちらが自由設計でと言っているのに、長々と基本プランのバリエーションを説明してくる始末。メーカーとして不満があったわけではなかったが、営業さんが好みではなかったため、興味が無くなってしまった。
で、ようやく本命のアキュラホームへ。担当営業さんが地味な感じで、最初の印象は今ひとつ。しかし話してみると、なかなか面白い人だった。土地選びについてもいろいろアドバイスをくれた。駅周辺の土地は必然的に海が近くなるので、地盤を心配していたのだが、「○○県の駅周辺はどこを探しても地盤はそれなりに軟らかい。地盤改良はするから、大抵の地震なら大丈夫だし、それでも駄目なぐらいの地震ならどこを選んでも同じ。住み安さで探した方が良いでしょう」との事。なるほど。
展示場は中二階を利用した収納の多い家。リビングの半吹き抜けスペースと中二階収納スペースが窓で繋がっていて、なかなか素敵だった。また、低価格メーカーと聞いていたのに、展示場の造りも素敵だった。「展示場だから豪華なんだろう」と思った物の、今思うと他の低価格帯のメーカーと比べても、デザインや造りはまずまず素敵だったと思う。
せっかく隣の県まで来たのだからと、外観の印象だけで適当に入ったのが木下工務店。今思うとあれが運命の瞬間である。アールがついた円形のリビング、パティオつきのL字型の家。いかにも高級メーカーという印象で、きっと縁がないだろうと思いながら冷やかしのつもりで入った。
ここの営業のFさんが面白かった。部屋を見て回る間、さほど熱心に説明しまくる訳でもなかったのだが、所々面白い発言が目立つのだ。ガラス張りのバスを指さして「これはまぁ気にせんといてください。こんなガラス張りの人は居ませんわ」とか、吊り扉を指さして「これ、プラーンとしてますけど、普通のでもどっちでも行けますわ」など。斬新だけど一般家庭にどうなんだろうと言うような点を、こちらの視点でちゃかす会話が面白かった。
そこまでは単なる反応の面白いお兄さんだったのだが、いざ座ってから会話したらかなり信頼の出来る雰囲気でビックリ。こちらのかなり低い価格の上限を伝えて、「中庭は素敵ですけど、こういう構造だと相当高くなるでしょ」と聞いても、「いけますよ」と快答。他の回ったメーカーの話をしても、「住友林業さんは良いメーカーですね」「価格でアキュラさんに勝てたことは無いですけど、設計の自由度や設計力なら自信がありますよ」と、他社を貶すことなくアピールする点も高評価。結局、「一度その価格で設計書書きましょうか」と言われ、お願いすることに。日常会話レベルでの好みを伝えただけだが、かなりマメにメモを取っていたので、どんな家になるのか期待大。とても話しやすい人だった。しかし「元潜水艦乗り」って、そのプロフィールだけで営業さんとして1級だと思う(笑)。
結局、本来の目的じゃなかったのに、木下工務店が一番気に入ってしまった。というか、そもそもこの時点で「賃貸と価格を比較する」という本来の目的を忘れてしまい、単なるハウスメーカー選びになってしまっていることに気づく。何というかその...f^ ^;。
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