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激動編 -- 決断 2009/02/16 予約 お昼に彼女様が電話してくれたようで、18日水曜日にお話をすることとなった。それまでに頭の中を整理しておかないと。前回いまひとつだった2階に関しては既に別案が来るだろうか。楽しみな半面、素晴らしい物が高い価格で提出されたらどうしようという不安もあるな。 そういえば昨晩、ローンに関する簡単なシミュレーションをExcelでやって見せていたのだが、やはり最初の借入額のインパクトは相当大きい。自己資金が少ないのでかなり厳しいな。土地に関しては気になっていた土地はどのみち無理な気がする。 そう思うのには理由がある。広さのわりに安い土地ではあるが、昨日タマホームの営業さんから、見えない経費を教えてもらったからだ。 第一に歩道の存在。30cm程度の高さの歩道が存在するため、加工申請を出しスロープ化が必要となる。次に、上下水道が来ていなかった。この両者だけで200万円程度はかかるという。さらに、土地が広いため、駐車場の造成費用がかかること、南面の田圃から2m程高い土地なので、落ちないようフェンスをつけるための外溝工事費がかかることも痛い。都合、土地の値段+200〜300万円を覚悟する必要があるわけだ。 とはいえ、土地は家と違ってリフォームしようがないので、無理してでも贅沢したいのも事実。考えるたびに心の中の結論が違う。困った物だ。 2009/02/17 土地について 家の価格が予定をオーバーしている現状、土地にお金がかけられない一方、土地は直しようがないため、ずっと悩んでいる。親と話していたら、お金を貸してやってもいいから、よい土地に住めという。将来一緒に住む可能性も無くはないし、言葉に甘えてもよいのかもしれないが、あまり迷惑はかけたくない。それに助けを受けても返済が高くなるような高い土地より、安い土地で補助を受けてラクに返済したいのも本音。しっかり貯金してこなかった過去の自分に喝である。せめてあと500万円ぐらい貯金があればなぁ。いったい何に使ったんだろう(バドと飲み食いだと思う)。 2009/02/18 値段交渉 退社後、駅で拾ってもらい、20時に木下工務店へ。ハウスメーカーを2月中に決めるかどうかの検討のために、改めてお話を伺いに行くことに。正直に腹を割って、「金額に関する発言が誤って伝わったため、当初想定していた価格より随分高いこと」「しかし、設計・提案に関しては木下さんがダントツでよいこと」をお伝えして意見を聞いた。 前回の時点でかなり利益率を下げてもらっていたので、物のレベルを下げる話や、面白い遊びの部分を削る話が出るだろうと覚悟していたのだが、そうはならなかった。遊びの部分を削ったら自分の家ではなくなってしまうからと、必要最低限の設備削減の提案と、あとは利益率の更なる値引きを提案いただいた。 実際のところ、その両者を適用しても、最初の総定額には遠い。しかし、安かろう悪かろうに走るような提案をして、「さあどっち」のような二者択一を迫られなかった事には誠実さを感じた。とりあえず、週末にきちんとしたお返事をということにしたが、彼女様も自分もおそらくOKにするだろうという空気だったし、向こうもそれは感じただろう。 結局想定よりかなり高い買い物となっりそうな為(いや、設計の割には激安なのだが)、返済には気合が必要。しかし、頑張ろうと思えるぐらいに魅力のある家になりそうな予感もある。良い落とし所が見つかって、想定の時期までに入居できるとよいが。 帰宅後メールを確認したら、月曜日の時点でタマホームの営業さんより連絡があった様子。件の土地は買付証明は提出された物の、安すぎるから流れそうだという。また歩道が高いため工事しないと車が乗り入れられない件については、工事をしなくても家を立てることは可能らしい。ただし....というわけ。なるほどね。まぁ、そのあたりについてもゆっくり考えよう。どっちにしても買われるかも知れない土地なので、あまり深く考えないようにしよう。もっと安くて素敵な土地が見つかれば言うことはないのだが。 2009/02/22 決断 午前中試合で、午後から木下工務店の現場見学会へ。あまりに早く着いた上に連絡がつかなかったので、時間つぶしに(コラ)別のハウスメーカーへ。心が決まっているとはいえ、余所の思想にも興味があったからだ。 今日見せてもらったのはSxL。木軸と2x4の中間の工法だが、耐力壁を釘ではなく接着剤で固定する点が特徴。小さなサンプルの破壊試験をためさせてもらったが、確かに接着剤は丈夫に感じた。しかし、釘1本のサンプルで2x4が丈夫でないというのはちょっと大げさかも。2x4は斜めに3箇所ずつでとめるし、面ができたときの強度と1箇所しかとめてないときの強度では意味が違う。あれで騙されるのは文系の人だけだろう。もっとも、だからといってSxLのものが弱いと思っているわけではない。理想的な条件においてはかなり強そうな印象。ただし、あの比較はフェアじゃない。 デザインに関してはこれまで「和」過ぎるため避けてきたのだが、「シンプルモダン」を既に卒業して「和モダン」なのだそうな。シンプルモダンの家のデザインはなかなか好み。モデルハウスは超巨大・超豪華で実際の家が想像できないのが難点だけれど。「寝室書斎と寝室を分ける壁に窓」など細かい点で素敵だと思う点も多し。しかし、今頃お伺いしてごめんなさい。早期に伺ったら、結構楽しいお話が出来たかも知れないのに。 1軒回ってからでもなお、ちょっと早く着きすぎたので、珈琲を頂きながら暫く休憩。おいてあったパンフレットなどを読みながら相談。テレビ周りのサンプルが参考になった。なんとかテレビ周りをスッキリさせる工夫がしたいな。 出発の前に、また設計図を見せていただいた。本来、契約前の無料での設計図作成は2回まで、と決まっているらしいのだが、もし面積を削って家を安くしようとするとどうなるか、という目安として、営業さんが自力で書いてきてくれたらしい。しかも、変更の方向性が我々の想定にほぼ近かったためびっくり。また、偶然にも「動線が取りたいと」言っていた問題が解決されたため、たとえ狭くしなくてもそこの部分の構造は採用だねという話に。 その後、車二台で移動し、現場見学会へ出発。自分達が計画している家に近い間取りの、実際のお客さんの家を見せてもらった。内装の施工は丁寧に見えたし、吊り扉なども分厚くてしっかりしてみえた。透過階段や丸窓など、細かいこだわりも素敵。面白い家が建つことは保障済みで実に期待大。 構造の方はというと、コの字型の家の実例が見られて、実際に生活する姿が目に浮かんだ。ただしI型直線の家に比べるとやや手狭に見えるのが難点かも。見せてもらった家はリビングが8畳だが、階段が透過になっているため、実際には9畳分の面積があるはず。一方自分達の家は今のところリビングが9畳だが、カウンタまでがリビングに見えるつくりなので、10畳ぐらいのリビングに見えるのかな。リビングの後ろの端は通路となるけど。 しかし、最終的にどのような間取りにするかは土地と見比べて調整するので、細かいことは気にしても仕方ない。土地が広ければ、階段が外へ突き出すような逃げ道もあるかもしれないし。いや、広げると高くなるのでそう簡単にはいかないが。ともあれ、広いところは広く、どうでも良いところは切り詰めて広く見える家になるとよいな。 結局、非常に設計の自由度が高いこと、無料の設計段階での提案力と情熱、そして現場を見て納得したため、木下工務店と一緒に家作りをさせてもらう事に決めた。自分達が予定していた価格限界より少し高くなるのを覚悟での決断だ。頑張って土地を探して、良い家が建つよう一緒に頑張っていこう。 夕方、タマホームの営業さんより土地について電話あり。例の興味を持っていた土地だが、なんと交渉決裂で売れ残ったらしい。急遽意志決定をする必要あり。さてどうした物か。 Copyright 2009- barista. All rights reserved. |
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