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創造編 -- 雨降って地固まれ 2009/05/30 地鎮祭 いよいよ地鎮祭。大安吉日だが朝から雨。週間天気予報の時点でわかっていた事だが、なかなか悲しい。しかし、彼女様を迎えにいこうと車を出したら雨はやんでおり、現地に着いたら「曇ってはいるものの日が差している」という状態。非常に助かった。 本日の参加者は8名。こちらのメンバは自分たち二人と、自分の両親。木下工務店からはHさん、Kさん。東邦ガスの営業さんも来ていた。Sさんは先日連絡があったとおり、急遽来られなくなった。相当忙しいのだろう。 地鎮祭というと、四方に竹と縄というイメージだったが、ちょっと違った。ビニール紐にて家の1階間取りの形を作り、玄関の位置なども設定。中心点を設定して、そこに榊を一本指し、祭壇が設置されていた。 中心点については、土地の中心でもなければ、家の中心でもなかった。どうやら、1階リビングの北の端あたりが中央となっているらしい。多分、意味論的な中心点の決め方があるのだろう。 一般的な地鎮祭は、 ・修祓(しゅばつ) ・降神(こうしん) ・献饌(けんせん) ・祝詞奏上(のりとそうじょう) ・四方祓(しほうはらい) ・地鎮(じちん) ・玉串奉奠(たまぐしほうてん) ・撤饌(てっせん) ・昇神(しょうしん) ・直会(なおらい) というような手順で行なわれる。大まかに言うと、神をお迎えして、儀式を行い、お帰りいただき、おすそ分け的に「直会」で乾杯の儀を行なうという手順だ。 うちの場合もほぼ上記の通りだったが、地鎮における「刈初(かりそめ)」等は行なわなかった。刈初というのは鍬などで土を掘ったりする儀式で、普通は施主や設計士などがやるものである。このあたりは宗派によっていろいろ違うのであろう。 全体的な儀式自体は非常に丁寧。両親も「こんなに丁寧にやってもらえるとは思わなかった」との事。確かにしっかりとした神主さんでなかなかすばらしかった。ただ、個人的には現場監督が来ていなかったのがちょっと残念。あと数日で地盤改良工事も始まるのだから、出来れば一緒に工事の無事を祈りたかった。一方東邦ガスの営業さんが来ていた事にはびっくり。都市ガス人口をキープしようと言う気合を感じた。 何はともあれ、これで無事地鎮祭が完了。あとはひたすらいい家が立つよう祈りつつ待つのみだ。何事もなく、無事工事が進みますように。 2009/06/06 下見 本来3日か4日には開始する予定だった地盤改良だったが、機械の故障とのことで、5日に延期。ところが今度は、悪天候のため順送りになって、結果的には8日の月曜日に工事を行うことに。そんなわけで、今日は下見に来た。 写真は玄関予定地。地鎮祭後、そのままビニール紐が張ってある。ビニール紐が×状に張ってあるあたりが、玄関ドアの前にあたる。地縄や基礎を見ると凄く小さく見えるとわかっていても、思いの外小さく見えるのでドキドキしてしまう。 写真中央やや左下に紫のビニール紐が見えるが、これが鋼管杭を打ち込む場所のようだ。数十箇所にわたり、釘で地面に埋め込まれている。毎度の事ながら、「こんなの誰かが悪戯で移動させたらどうするんだ?」と心配になるのは自分だけだろうか。 現場脇にはこんな感じで鋼管が積み上げられていた。結構細く見えてドキドキする。工事がやや遅れているので長く放置されているが、この不景気だと鉄は盗まれがちなので心配になる。 そういえば、ドラえもんでのび太達が遊んでいる公園にはずっと土管が置いてあるけど、あれは不法投棄なのだろうか?けが人が出たときの責任者は誰?あんな所で遊ばせちゃいかんと思う。といいつつ、子供の時には工事現場や線路の周りを格好の遊び場にしていたわけだが。 鋼管のアップ。大きさが分かりやすいように車の鍵を一緒に撮影。正確な大きさが知りたければ、三菱iを買って、鍵と比較すればわかります(コラ)。三菱が嫌いな人のために書いておくと、直径が115mm。長さが4,100mm。厚みが4〜5mm程度の物である。 写真を見てわかるとおり、結構な勢いで錆びている。鉄筋コンクリートなら、アルカリ性のセメントの固まりに包まれるので気にならないが、今回の工法の場合、直接地中に埋めるので心配。質問したら多分「大丈夫です」という答えが返ってくるのだろうけど、今度確認してみよう。 最後に謎のワッシャーのような物。深く埋める際には溶接するそうだが、ツナギに使うのだろうか。蓋にする?ちょっと良く解らないので調べておこう。 2009/06/08 地盤改良工事 7日がバドの一番重要な団体戦だった上、8、9、10日は猛烈に仕事が忙しかったため、気にしている暇もなかったのだが、しっかり8日には地盤改良工事が完了していた...らしい。 barista夫婦は共働きのため、工事中に見に行くことが殆ど出来ない。そのため、差し入れの飲み物などはまとめて購入してあり、デジカメは父に託してある。今日の写真も父が撮影した物。 昨日のあの「謎のワッシャ状の物」は、実は今回の工法の肝となるパーツだった。webで調べたところ、今回の工法は「NSエコパイル工法」というらしい。まず、鋼管の先端にあのワッシャを溶接する。すると、先端がねじのようになる。で、この鋼管を垂直にして、機械で回転させながら下に押し込むことで、鋼管をねじ込むわけだ。 こうすることによって、通常の鋼管による地盤改良と異なり、土を捨てる必要がないため、掘削の手間や残土処理の手間を削減することが出来る。またl、鋼管の厚み分の土は鋼管の両側に押し広げられ圧縮されるため、周囲の土を固める効果があるという。中にセメントを詰めたりするわけではなさそうなので、やや錆が気になるが、その辺は後日調べておこう。っていうか、開始前に調べておけば良かったな....。 そんなわけで、地盤改良はあっという間に1日で完了。後にはこんな感じで、金属の柱がニョキニョキ生えていたのだという。これだけで、XX万円がすっ飛んでいくと考えると恐ろしいが、これから云十年の間、文字通りbaristaの人生を支えてくれる事となるのだから、とても大切な部分。頑張って支えて貰えるよう、祈っておこう。 Copyright 2009- barista. All rights reserved. |
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