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October 27, 2009.

人工羽根


バトミントンのシャトルはガチョウの羽でできている。実は中国の「北京ダックの残り」だったりもする。で、このところ鳥インフルエンザや中国の食生活の変化によって、羽根が手に入りにくくなった。必然的にシャトル価格が高騰することになる。

シャトルの価格はどれぐらいなのかと言うと、ヨネックスのトレーニングというシャトルで1本2400円程度。今練習に使っているものでも1680円。1球壊すと150円〜200円。ちゃんとした大会で使うニューオフィシャルとかトーナメントなんて1球4〜500円もする。なのでこのお金は結構痛い。まじめにやろうとするとテニスより断然お金がかかってしまう。

じゃぁ、人工の羽根を使えばよいではないかと言われそうだが、これまではビニールのものしかなかった。ビニールといってもおもちゃ屋で売っているラケット2本580円の中のピンクの羽根なんかではなく、ちゃんとしたヨネックスやGOSENのものであるが、それでも本物の羽根との違いは一目瞭然。(それどころか、2000円を超えるシャトルだって、良し悪しは一目瞭然だったりする)

 

そんななか、ミズノが「人工樹脂で羽根を一枚一枚再現した人工羽根シャトル」を開発したらしい。2300円程度らしいが、耐久性は3倍ほどあると言う。

重量バランスを実現するため羽根が一枚少ない15枚だったりするあたりでカットが入らなかったりしそうだが、ビニールの羽根や、ボロボロのシャトルでノック打ちをするよりはましだろう。試合には使わず、ノックのみに使うのならありかも。

 

そんなわけで2010年1月発売予定のシャトルに期待。当然、対抗馬を出してくれますよね⇒YONEX様。


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