June 20, 2007. Wednesday.

Eclipse プラグイン for MEXA

Eclipseプラグインfor MEXAはその名の通り、S!アプリのPC内動作環境であるMEXAエミュレーターをEclipseから動かすためのプラグインです。MEXAエミュレータはその名の通り、単なるエミュレータにすぎず、単体ではコンパイラやデバッガを持たないため、Eclipseプラグインを利用しての開発が定石と言って良いでしょう。「MEXAって何？」という方はまずはこちらをご覧下さい。

このプラグインで何が出来るの?

Eclipseプラグインfor MEXAをインストールすると、Eclipse上で「MEXAプロジェクト」を作成できるようになります。また、classのプリベリファイやjarファイル、jadファイルの生成、manifestファイルの編集、MEXAの直接機動やデバッガ実行などを可能とします。

ダウンロード

ソフトバンクの開発者向けサイトにアクセスし、このページより、S!アプリ開発ツール：Eclipse向けプラグインのfor MEXA SDKをダウンロードします。執筆現在の最新モジュールは、633-111-EclipsePlugin_MEXA_20070202.zipです。ダウンロードは無料ですがユーザー登録が必要で、多少の個人情報を入力することとなります。

動作環境等

OSはWindows XP SP2以降で確認しているらしいです。VISTAや2000でも動きそうですが、baristaの手元に環境がないため未確認です。MEXA SDKのversionは1.1.0以降(出来れば1.1.1以降)、Eclipseのバージョンは3.1以降を推奨しています。JDK、JREに関しては1.4.2以降を推奨しています。

インストール

ダウンロードしたzipファイルを解凍し、SetupMexaEclipsePlugin.exeをダブルクリックするとインストーラが起動します。日本製で説明も日本語ですので簡単にインストールは完了します。Eclipseのインストールされているディレクトリを検索して、自動的にインストールを行ってくれるため、必ずEclipseのインストールを先に済ませておきましょう。って、当たり前の話ですが。

さて、インストールが正しく完了すると、右上の図のように、Eclipseの[新規プロジェクトの作成]のダイアログ中でMEXAプロジェクトが選択できるようになります。ちゃんとインストールできましたか?

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