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メーカー一覧 (五十音順) |
ハウスメーカーの印象 -- パナホーム その名のとおりパナソニック系列のハウスメーカーであるパナホームは、軽量鉄骨による骨組みに耐力パネルを組み合わせたプレハブ系の家を販売するメーカーです。価格帯は坪50万円〜80万円で中堅メーカーと、高級メーカーの境目と言うところでしょうか。 パナホームの売りはパナソニック製品とのコラボレーション。そして、光触媒外壁などによるメンテナンスコストの軽減です。営業さんに値段の話をしても、「安くもできる」「勉強します」などという台詞は一切出ませんでしたが、「トータルコストで考えればお安くなります」と説明しており、かなりこの外壁剤には自信を持っている様子でした。その他、雨が粒にならないため汚れがつきにくい窓ガラスなど、面白いハイテク素材がいっぱいの展示場なので、そういう薀蓄好きの人は一度ぐらいは見に行くべきでしょう。また、モデルハウスで宿泊できるツアーなどもあるので、興味のある人は試してみると良いでしょう。 パナホームの営業さんは適度に紳士的・適度に親しみのある面白い営業さんで、知識も豊富で好感が持てました。設備を説明しながら「これもパナソニックです」「これもパナソニックです」と自社グループ贔屓をギャグに昇華させた喋りには彼女様と一緒に爆笑しました。土地探しなども熱心に手伝ってくれましたが、実家に訪問されるのはちょっと。昔の人なら誠意があると思うのでしょうが、僕は好みじゃありません。 パナホームの家にはモデルプランに5階建てのものもあるようで、鉄骨の特長を生かした自由度の高い家も可能なようで、都会で人気なのだとか。担当してくれた営業さんも、「1階を1部屋。2階を1部屋なんて広い部屋にしても平気なぐらい丈夫」と鉄骨の丈夫さから来る自由度の高さをアピールしていました。このあたりは鉄骨の良さが生きていると思います。 あくまで個人的な意見ですが、鉄骨の家が好みじゃ無かったため、パナホームは選択肢からはずしました。理由は建築予定地が海に近いこと、火災への強さの問題です。前者は錆が怖いから。無論、防錆剤でコートはされていますが、木が絶対さびないのに比べると精神的に不安という、実にウェットな理由です。鉄筋コンクリートならアルカリ性の壁で覆われているので安心ですが....。後者については自分も誤解していたのですが、木造が弱いという物ではないらしいですね。限界ラインを超えたときには鉄骨の方がもろいのだとか。どちらについても諸説あるので別に鉄骨の欠点とは言いません。あくまで僕の好みの問題です。 【パナホームに向いている施主】 ・洋風の重厚なデザインが好きな人 ・メンテナンスフリーのための初期コストが払える人 ・鉄骨に抵抗のない人 ・3階建て以上の家、広いワンルームなどが実現したい人 ・パナソニックLOVEの人 【パナホームに向いていない施主】 ・和風のデザインが好きな人 ・鉄骨が嫌いな人 ・頭金が乏しく、初期投資する余裕のない人 ・ソニーLOVEだったりして、パナソニックが許せない人 Copyright 2009- barista. All rights reserved. |
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