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攻殻機動隊 S.A.C. episode 10 密林航路にうってつけの日 JUNGLE CRUISE

監督:神山健治/ 原作:士郎正宗/ 69点

攻殻機動隊 Stand Alone Complex episode 10

- standalone episode:密林航路にうってつけの日 JUNGLE CRUISE

 

■創作上だけの話とは限らない

 

ある連続殺人事件が発生した。被害者を殺すことというよりは、痛めつけることが目的かのような、その残虐な手口にバトーはある「作戦」を思い出すのだった。果たしてその作戦とは、犯人とバトーの関係は、というのが本エピソードのあらましである。

 

本作品は戦争映画、あるいは戦後映画とでも言うべき作品であり、他のなんだかんだ言って本筋にからむstand alone epsodeとは異なり、かなり単体で完結した話となっている。関連があるとすれば、バトーの出自がわかるぐらいか。特に難しいトリック等があるわけではない。ただ、視聴者がショックを受けるような設定なのは確かだ。劇中のような事件は、各国が語りたがらないだけで、戦争中にはそこかしこで行われていたものと思われる。映像というよりも、その事実を想像してぞっとしてしまうのだ。

 

以下、ネタバレ。

 

とまぁ、ネタバレ内に書いたような作品のため、メッセージ性は強いものの、構成や映像に特筆すべき点があるわけではない回である。よく出来ているとは思うけど、あまり好みの回ではない。

 

 

ちなみにタイトルの元ネタについて、どこかで「死ぬのにうってつけの日」ではないかという書き込みを見かけた。しかし、サリンジャーつながりで考えると、「バナナフィッシュにうってつけの日」の方ではないかと思う。

 

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