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スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

監督:ジョージ・ルーカス/ 原作:/ 80点

■アナキン大活躍(人相悪いけど)

 

まさかいまさらスターウォーズが見られるとはというEPISODE 1に続く、EPISODE 2。本作は恋愛だったり、様々な起源の説明だったりと内容も盛りだくさんだ。前作より脚本的見せ場が多いように思う。ただ「例のヒットマン」はもう少し活躍がほしかったように思う(ネタバレを避ける為、苦心しております)。ストーム・トルーパーの起源が腑に落ちて面白かったけど。

C3とR2のギャグパートも素敵。肝心のアナキンは....可愛いからってわがままを許して育てるとこういう若者になるよなぁ、というステレオタイプで、すでに悪人面。ダース・ベイダーになる予定だからそれでいいんだけど、最初から悪さがにじみ出すぎでは?衝撃の事件で悪い方に転んだ、って展開にして、ダース・ベイダーを憎めない悪役にするなら、2ではもう少し純粋さと苦悩を前面に押し出した方が良いと思う。

音は相変わらず楽しい。安いヘッドホンの2chでも十分な迫力と立体感。映像の出来も1より随分良い。ただ、動きが物理的に変だよね。作用反作用がない世界に見える。リアルである必要はないけど、似非リアルが大切だと思う。

アミダラを演じるナタリーポートマンは....ちょいゴツくなった。レオンのときが一番可愛かった...というとロリコン扱いされるので要注意である(手遅れ)。しかし、アクションシーンでアミダラを活躍させたい故の、あの脚本なんだろうけど、結果的にジェダイ連中、誰一人としてアミダラの身を守れてないよね。自力&R2の力で助かってるだけで。

ヨーダの活躍がもっと見たかったところだけど、それは3までお預けなのかな?よく出来た脚本に良くできた映像。最高ってほどでもないけれど、堅実に面白い。同じ三部作なら、ロードオブザリングよりこちらを見るべし。

 

どうでもいい話だが、宇宙人の変な癖のある発音の英語になれてきて、だいぶ簡単に聞き取れるようになってきた。これでTOEICで宇宙人英語が出ても安心だ。