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メン・イン・ブラック2

監督:バリー・ソネンフェルド/ 原作:/ 61点

■レベルEを思い出すよね、この人たちを見ると

 

大ヒットしたメン・イン・ブラックの続編。特に前作を知っている必要は無いが、前作から見たほうが思い入れがある分面白く感じるだろう。

 

内容はというと、「お帰りジョーンズさん」→チュドーンという一行で説明が付くぐらい。一応いろいろと主軸となる事件はあるものの、何が危機だったのがどう解決されたのかさっぱり。いや、わかるけど実感ないよね、あれじゃ。けど、まぁ、無理することもない。あんまりストーリーにこだわるような映画ではないので、先が見たくなる「引き」さえあれば、細かい設定はどうでも良く、これで正解。抱腹絶倒。馬鹿で単純で面白かった。ただ、ヒロインが魅力的だったのにあんまり活躍しないのは少々もったいなかった。

ラストは子供でも楽しめる映画に、子供に考えて欲しいSF的発想を与えるシーンで好評価。よく出来ました。

 

細かい演出などで言えば無駄に飛び散るスライムとか、どうでもいいギャグが満載でマル。日本では「コーヒーの人」であるジョーンズ氏の活躍が見られただけで大満足。あの人の疲れたような顔は本当にいい味だ。格好いい老人を目指そう。

 

前作に比べるとややパワーダウンの感がぬぐえないものの、問題なし。充分に楽しく出来上がっていると思う。