2005/10/16
日曜日。試験当日。午前問題は合格ラインだろうと思いたい出来。午前がラインを超えていないと、午後は採点もされない。字を読む速度がやたらと速いので、見直しをして、教室で2番目ぐらいには試験場を中座。会場であるY大学学食で昼食。カレーを頼んだが、不味い。ソースの味がする。baristaは「カレーにソース」は否定派なのでつらい昼食となった。量もかなり多く、結果的に午後は睡魔と闘う羽目に。言い訳が出来てよかったと言うべきか。相変わらず実力不足で午後問題に歯が立たない。この悔しさが長期間持続しなくなっている。入社当初に比べ、1年を大切にしていないのだろう。人生が安価になったと言ってもよい。成長していない人間の価値は経年劣化する。
いろいろと買いたいものがあったが、車のメンテナンスがしたかった為、あきらめて帰宅。帰宅後父親の車とバッテリを直結してエンジンをかけ、オートバックスへ...と思ったらエンジンがかからない。仕方なく③◇自動車で働くF氏に連絡。退社後に立ち寄ってもらい再度挑戦....しようとしたら今度はセキュリティが誤動作。近所の住民に怪訝な顔をされる。完全放電しきっているのが原因のようだが、とりあえずバッテリを換える事に。とはいえ、外車乗りなのでそう簡単には手に入らない。唯一日本製で適合すると言うバッテリを注文してもらう事にして今日のメンテナンスは終了。不調な一日。
2005/10/17
月曜日。会社から連絡有。水曜日に「新入社員の入社前講習会の講師の説明会(長い(と書くから余計長くなる(わかってたら書くなよ)))」に参加しろとの命。楽しみにしていた水曜日のテニスへの欠席が決定。定時後に会議と言う体制を改めていただきたい物だ。仕事は快調。K氏が戻ってきた事もあり、質問は自由にできるが、仕事が随分前倒しになっているので、極力質問をしないようにしながら作業。それでも順調に進んでいる。baristaの割り当てられた作業は随分工数が少なく感じるのだが....。常日頃思うが、baristaはどうも、残業しないですむという不思議な星の下に生まれている気がする。当然残業代が無いので同期の誰よりも貧乏だ。その差は資格手当てや能力手当てではとてもじゃないが埋まらない。上司もその体制を何とかして治したいと思っている様子なので、もう暫く今の会社でだらだらして良いのかとは思わなくも無い。いい訳だろうか。
定時退社。大型電化製品店に向かい、携帯電話のステレオヘッドセットとMiniSDカードの256MBを購入(Miniにしたのは携帯電話を買い換えても大丈夫なようにと言う計算である)。最近ムービーを携帯電話で見られる形式にエンコードする高機能なフリーソフトを発見した為である。帰宅後さっそくムービーをエンコード。ベッドに入ってから1時間ほど携帯電話でアニメを鑑賞。思いのほか快適。気になるのはエンコードにかかる時間が指数関数的に増加する傾向にある気がする点。恐らくPCの搭載する物理メモリ量に依存するのだろう。
2005/10/18
火曜日。定時退社後料理学校へ。全力ダッシュしていつもより1本早い電車に乗り込んだ....つもりが、乗り間違えたらしく、非常にゆっくりなスタート。K駅で乗り換えていつもの電車に乗る羽目に。車内でレシピを読み、到着後急いで調理開始。今日はブラマンジェの担当をする事に。行きの電車でブラマンジェのスペルを見て、白い....食べ物ってところかなぁ。フランス語は良く判らんけどイタリア語に似てるし....等と思っていたのだが、M子さんのレシピにそれがメモしてあったところを見ると、先生がそういう説明をした様子。どうもそういう雑学系の話が先生と被る傾向にある。金曜日にバドがあわや中止か、と言う話が出たときに、代わりにカラオケに、と話していた為、カラオケ熱が上昇。土曜日にカラオケに行く計画を立ててから帰宅。
料理をしている間にF氏から何通かメール。どうも勝手に家に行ってバッテリーを交換しておいてくれた様子。非常に非常に助かったが、その間親と会話して、「早く結婚しないものかねぇ」とか痛い会話をしてくれた様子。勘弁していただきたい。「そういえばあの彼女とは仲良くやってるか」とメールをくれたが、そんなもん3月にはフラれている。高校時代からの友人より、日記を読んでいるweb上でしか付き合いの無い人の方が自分の人生に詳しいと言う現実。まぁ、特に問題はない。ああ、そうだ、キーワード、「ねこたん」と「くまぽん」を埋め込んでおかないと。
[今日の献立]
・フレンチ(baristaはブラマンジェしか作ってません)
2005/10/19
水曜日。細かい事がはっきりせずに手付かずになった作業が終了。仕事の上では日々快調。仕事中さっさーに頼んで、土曜のテニスの試合に申し込んでもらう。これは会社のフィルタが厳しすぎて大抵のサイトにアクセスができないため。一回3,800円と言うとても高い試合だが、日曜の団体戦前にいい練習になるだろう。
定時退社後に入社前講習会講師説明会へ。実に下らない説明会。きちんと書面に起こして、ネット上にUPしてURLをメールすればすむレベル。情報系企業の人間が、この程度の情報共有のために何でわざわざ雁首をそろえなければならないのかと情け無い。baristaの会社の勤務表には自分の印鑑がいる事になっている。印刷して印鑑を押した物をFAXして後ほど原本も送る事になっている(原本を送った事は皆無だ)。N支店にてFAX出力された物はまた本社に郵送される。それにコメントを書いたもののコピーが本社から郵送されてbaristaの元に届く。そういうシステムの無駄をデジタル化する事で省資源、合理化を図るオープンシステムを開発するのが我々の仕事ではないのか?だからこそのあの社名だろうに。その程度のシステムは入社直後の新入社員に研修で作らせればよろしい。上司が一人ついてもそんなものが作れないようなら、多分その社員は一人前にはなれない。
ストレス解消に少しゲームセンタへ。サムライスピリッツの最新作を少しプレイ。とても古臭いシステムのゲームなのだが、ちゃんと遊べる。作品の舞台がそうだからと言うわけではなくて、時代劇的なよさがあるゲームである。
2005/10/20
木曜日。だんだんと仕事で行なっている単体試験のデータ作成が困難になってきた。その上試験項目に間違いが多い。まぁ、自分で作っても多数間違いを作ってしまいそうな項目なので仕方が無いだろう。今日は常駐先の半期に一回の全体会議。15時から延々と部長や新入社員の発表を聞く。今の座席は喫煙室のすぐ近くなのだが、風向きのせいか、日によって呼吸が辛いほど煙が凄い。今日の発表中はかなり酷くて会議が終わった頃には声が出なくなっていた。真面目にちょっと対策を講じないといけないだろう。休憩時間に某嬢をカラオケに誘ってフラれる。好調に低調。
全体会議後はKICK OFF飲み会。プロジェクトの開始や半期の開始など、節目ごとに必ずこういうイベントを行なう今の常駐先の体質は悪くないと思う。上司が若い女の子を強制的に2次会に、なんて旧態依然とした風習もないし、見ていて気持ちが良い。社員研修の一部として、大人数でのバーベキューを企画させたり、見習うべき所は多い。日頃話した事の無い人ともかなり話した。とても静かな職場なのでこういう機会でもないと口を利く機会が無く重要。その後は特に二次会などには参加せず。
この間、デジカメの事を教えてあげたMちゃんから「お土産買ってきたよ~」との連絡をもらいS駅で待ち合わせ。受け取ってそのまま自宅まで送ってもらう事に。久しぶりに長く話した。まぁ、ぶっちゃけ密かに一時期気に入っていた子だったのだが、今の彼氏と付き合いだしてあきらめたわけで、その彼との写真を見せてもらったりしながら帰宅したり。まぁ、過去の話だから良いけど。正式にはみんなに話していないはずなので、ここで読んだMちゃんの知り合いは読んだ事を黙っておいて欲しいのだが、春ぐらいにはおめでたいお話がある様子。最近思うのは自分が昔好きだった人、それを気づいてたけどごめんねしちゃった女の子、そういう関係での会話、特に女の子の幸せになった話、っていうこのシチュエーションが嫌いではない。いい映画を見た後のような、気持ちのいい余韻がある。客観視ができているのだろう。「思い出す」という行為が自由自在にできるのだから、長生きほど素晴らしい事は無い、たまにそう思う。
2005/10/21
金曜日。仕事はあい変わらずペース。定時退社して派遣社員4人で飲みに行く事に。色々と算段。こういうのは計画を立てているときが一番楽しい。常に完成品に価値があると言うわけではない。人生を完成するわけには行かないように。
中学の同級生のMちゃんから電話あり。いつの間にやらK氏から聞いてこのサイトを見に来ていたらしい。長らくメンテもしていないし、日記も殴り書きになってしまったし、お恥ずかしい限りである。ちょっと前にあるものを見てから楽器を習いたい欲が再燃しているので、また良かったらピアノを教えて、とお願いしておいた。久しぶりに懐かしい人と電話してちょっと元気が出た。その後、帰りの電車で元彼女からまたメールあり。どうしてあげればいいのかわからない。悩んでいるらしい事は判るし可愛そうだとは思うが、どうしようもないのはお互いに判っているわけで困る。自分がフラれた側なのにこっちが向こうを心配している。なんだか良く判らない。
2005/10/22
土曜日。早起きしてテニスの試合へ。今日の試合はシングルス。リーグ戦で2試合、その成績でその後のトーナメントに参加する。結果は6-0, 6-1で2敗して、予想通りコンソレトーナメントへ。一緒に行った自分を含む4人のうち3人がコンソレへ。自分はコンソレでも身内とは当たらず、6-0であっさり敗退。勝てる大会でないのはわかっていたが、思っていた以上にあっさり敗退したことが哀しい。その後時間が余ったため、遊びで試合をやるも、自分だけが全敗。これは調子が悪いと言うより、ここ最近の練習量の差で実力差が広がってしまったのだろう。
テニス終了後、バッテリのお金を払いに友人の店に移動、そのまままたとんぼ返りし一人拾ってY市で合流。夕食へ。楽しかったのだが、仕事の話など出口をこぼしているうちA氏に叱られる。誤解も色々とあったが、悪い点があるのも理解できるので話題を中断。現在低迷中なので少し応えた。
カラオケはいつものメンバばかりなので、安心して新曲の練習など。マイアヒが意外と歌いやすかった。暫くネタに使えるかも(そろそろ古いか?)。帰宅後は明日の試合に備えて脱力。加油!
2005/10/23
日曜日。サークル対抗団体戦。天気予報では晴れだったが、小雨のぱらつく悪天候。昨日に引き続きとても寒い一日。6名(3ダブルス)の団体戦に8~9人で参加したため、2回しか試合が出来ず、寒さ倍増。1試合目は初心者の女の子と上級者の男性と言うペア。勉強のために出てきていることが明らかで、こちらもそれに付き合う形でゆっくりプレイ。一応の勝利。2試合目はまぁ、いい勝負だろうと言う対戦。しかし自分が不調で自滅。何故かサーブすら入らない。確かに風は強かったが、あまり気にならないほうだし、原因不明。
試合後30分ほど自由練習。試合後の雑談とこの自由練習でようやくフォアの感覚を取り戻しつつある。その後は打ち上げへ。車なのでノンアルコール。ちょっと乗り遅れた感。その後軽くラーメンのつもりが飲み屋でラーメンになり、二次会的乗りに。ラーメン一杯で2500円ほど払う羽目になる。大いに割り勘負け。ぐったりして帰宅。
2005/10/24
月曜日。だるい体を抱えて出社。小野不由美の「屍鬼」を読了。いや、面白かった。和製アン・ライスという雰囲気(アン・ルイスではないので間違えないように。Interview with Vampireの原作者だ)。まぁ、耽美だとかそういうものとは無縁なあたりが多少の差か。「それは愚かなのでは?」と思っていた行動についても作中で指摘されており、綺麗に締めくくられた、実に良く出来たホラー作品。小松左京やカフカ的パニックの描き方もなかなかだった。ただし、読むほうにもエネルギーの要る作品。薄っぺらな道徳心にしがみつきたい人は読まないほうが良いだろう(本当はそういう人こそ読んで考え直してみてほしいが)。
仕事は相変わらず。肉体労働なのでマウスを持つ手が痛い。リハビリしないと頭脳労働に復帰できないだろう。精神的には底値(買うなら今)。
2005/10/25
火曜日。土日の試合で体長を崩し気味。大事を取って今日はサークルは休むことに。単体試験項目書の修正など、手をつけたくない地味作業を一気に片付け。多少残業。ゲームセンタにまた顔を出してみたり。理不尽な攻撃に沈む。TOEICの勉強をしている。といっても単語集を眺めている程度だが。730点はかなり遠いなと思う。どうしても単語や熟語が長期記憶に加わってくれない。よくよく考えるとそれ以外のこともほとんど3日で忘れる。メモリはあってもHDDがないThin Client型のPCのようだ。
2005/10/26
水曜日。定時退社後テニスのシングルス練習試合へ。今日は人数が多かったので急遽ダブルスでの試合。徐々にフォアの感覚を取り戻しつつあるのが嬉しいが、ボレーが今ひとつ。結局、フォアボレーをウェスタンにし、つい押し出そうとする軟式癖が悪の根源。体の正面で捕らえると逆に速い球に対応できないというテニスマガジンの指摘もある。おそらくイースタンで統一すれば、嫌でも押し出すことが出来なくなりすべてが解決するだろう。
長い間サークル活動に携わると、巧くなる人、巧くならない人の差が見えてくる。巧くならない人は物事の捉え方が抽象的である。サーブ1つにしても、
・「サーブが苦手だから練習しよう」
・「トスを安定させよう」
・「トスを体の高い位置から始め、内側から外側へ関節を使わないように上げよう」
と人によって課題の粒度がまちまちである。無論、知識が無くて1番目なのはしょうがないが、最終的に3番目の粒度に問題解決の手順が到達するかどうかが、足踏みするか上達するかの境目だろう。もう1つの壁は過去の自分を潔く捨てられるかどうか。これが存外難しい。
2005/10/27
木曜日。テニスの日。しかし作業をある程度のところまで片付けたいためほんの少しだけ残業。自社は8時間勤務だが、現在の派遣先は定時が7.75時間なので、この程度の残業は完全なるサービスである。明日飲み会でテニスにいけないので少し不完全燃焼ではあるが、まぁ、仕方があるまい。ちょっとやりたい事を思いついたが、結構時間のかかる作業。完成させられるだろうか(ここに告知して成功した例は10%ぐらいなので期待は薄い)。
2005/10/28
金曜日。気合を入れて定時退社準備。プロパーの新人5人を連れて飲み会。Oちゃんとイタ飯話やワイン話で盛り上がったり。なかなか面白い面々だった。新人の中に雰囲気がヨン様っぽい子がいたので、中国っぽいよね、なんて話をしていたら、なんと本当に朝鮮学校に通っていたらしい。特に悪気のある話は何もしていないつもりだが、「韓国ドラマって10年ふるいよね」なんて話をしていたこともあり、相手からすれば差別的に感じたかもしれない。日ごろから言動には気をつけておかないと。そのあたりは先輩アメリカを見習うべきか。
帰りの急行で見事に乗り過ごしE駅まで。あわてて引き返す。K鉄は地下鉄と違いしみったれているので、降りる駅が同じでも行き過ぎて折り返すと、追徴金を取られる。今日は200円払わされた。無論、それは鉄道会社ごとの方針だから構わないが、だったら200円区間分乗り過ごして、200円区間分乗り過ごしたのだから400円払わされて然りなのではないか?安くても納得のいかないお金は払いたくない。
2005/10/29
土曜日。半日ダウン。Wのバドの日。とりあえずバドには参加。混合ダブルスの試合が近く、ペア練メンバが多いので真剣に相手。我ながらプレイが雑になっていてショックを受けた。来週までに少し真面目に練習する機会を作らないと。H姉に「妹と遊んでやって」と言われる。妹が遊んでくれるならいつでも行くって。そういうのは妹に言ってあげてください。その話の流れで明日のワイン会の予定が決まる。こうやって何時の間にか土日は潰れていく。篩が必要か。
2005/10/30
日曜日。ワイン会の日。早起きしてK駅へ。Aピタで買い物をしてCさんの家へ。正確にはCさんの事務所であるが。Cさんはかなりのワインマニアで、ワインセラーを個人で2つ持っているほど。しかも、飲まないといっぱいで新しいものが変えないとのことで、お招きに預かった。ドンペリと同レベルの味との格づけをもらったかなりいけているシャンパンからスタートしてみんなで鍋&ワイン。二本目は赤、三本目は1時間やそこらでは開ききらない、目をつぶって飲むと赤かと思うような重厚な白ワインをあけた。最後にはアイスワインをデザート代わりに。あとは19時ごろまでトランプをやったりしてのんびり。長閑で閑散とした夜。
[今日の写真]
・ドンペリ並みの味と色
2005/10/31
月曜日。別会社から最近派遣されてきたS君がプロパーのYさんの大ファンになった様子。仕方がないので、昼休みにプロパーのNさんにメールを送って聞いたところ、Yさんには彼氏がいない様子。それを伝えたらSさん大喜び。何とか飲みに行く機会をとせがまれる。近日中に一肌脱ぐことになりそうだ。他人のことをやっている場合なのかという突っ込みは不要なので良しです。
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