2005/09/01
木曜日。少しだけ作業。少しだけバグの調査も。某S社の代表の方とIFについて話していたら、String型の変数がnullの状態と長さ0の文字列の状態の違いがわからない、と言われ驚愕した。恐らくJAVAをやってなかった人なのだろうが、Cでもchar型のポインタに置き換えれば解らなくも無いが、C++などのCStringが解っていればそんな意見はでないわけで、全くもってオブジェクト指向が理解できていないメンバでHibernateやSpringを使って開発をしている恐ろしさ。このパラは業界人以外は読み飛ばしてもらえばよいのだが、
それをパラの最後に書いても意味は無い。面倒なので直さないけど。
確かにプロジェクトを動かす人はマネジメントのできる必要があり、言語知識偏重では困るのだが、余りに言語知識の無い人が多いとおもう。オブジェクト指向と構造化の違いも理解できていない人も多い。自分は素人上がりなので、いろんな知識が不足していることにかなりコンプレックスを抱いて、いろいろと勉強したりしているが、その自分から見ても何の知識も無い人間が余りに多すぎる。恐らくまともな人間を集めれば、世の中のプロジェクトの殆どは半分以下の期間で開発できる筈だ。それぐらい能力がボトルネックと言うプロジェクトが多い。
networkの勉強をやっていてIPv6について調べていた所、こんな記述を発見した。初めてIPv6の存在を知ったときにwebなどで調べても、どのように互換を取りながら移行するのかの仕組みがわからず、自分の理解力の無さに歯軋りした物だったが、漸く理解できた。互換を取りながら移行する仕組みはないのである。IPv6を一般人にわかるよう説明しておこう。いままでパソコン同士が通信する為のIDは32文字だった。ところがパソコンがたくさんになって、IDが足りなくなったので128文字にしよう、と言う物である。IPv6はとても「カッコイイ」設計で、IPv4のアドレス体系を丸ごと取り込んで一気に置き換えれば、とても高性能で汎用的な仕組みである。「一気に」がキーワードだが。ようは、世界中の機器やソフトをIPv4からIPv6に置き換えない限り、双方のプロトコルを同時運用して徐々に切り替えることが出来ない仕様なのである。詳しくは上記のリンク先を読んでもらえばよいが、多分10年以内にIPv6に移行はありえないだろう。barista予想では移行が楽なIPv8(仮称)のような規格が新たにできて、IPv6はどこかに消えるのではないだろうか。
定時ダッシュで退社。1時間だけテニスに。今日はシングルスの練習試合。2試合ともボロ負け。日が浅いので練習が減ると途端に打てない。周りはどんどん上手くなっていくので取り残されていく。膝は諦めて練習を詰めようかなぁ....(コラコラ)。バドも下手になるのは嫌だし悩ましい所。ホントは資格試験まではスポーツは放置の予定だった筈なのだが。
2005/09/02
金曜日。今日も仕事が無い。昨日提出した8月の作業実績をもっと細かく書けと、再提出を命じられた。しかし正直に書くと殆どの日が「する事無し、待機状態。自習。」となってしまうので困りもの。何とかしていただきたい。
そういえばSONYの新しいVAIOにはとうとうSDスロットがついた。SONYとしては大きな妥協だが、遅かったんじゃないの?って気もする。いずれにせよSD派なので世の中がSDに動くのは嬉しい。ブルーレイが勝てるかどうかは、ブルーレイの書き込み可能ディスクで違法コピーゲームが動くか、違法コピー映画が視聴できるか、などと言うようなグレイな理由で左右されるだろう。単にPS3がブルーレイだから、と言う理由だけでは勝てない。光メディアのこれまでを見る限り。
帰宅時にBigカメラでDMC-FZ30を購入。本体+1Gメモリで74,000+14,000=88,000円の出費。ネットで買えば15,000円は安くなるが、明日の海に間に合わせる為なので仕方が無い。シルバーを買う予定で行った所、シルバーのみ在庫が1つあり、英断と相成った。大きさは以前のFZ-2より2周り程大きい程度だが、結構重い。ブログなどでプラスチッキ-だと酷評されていたが重量感があって、個人的には満足の行くデザイン。以前のFZ-2がかなり安っぽかったのでその反動と言う話も無くは無いが。恒例の試し撮りを室内で行ってから就寝。結構取り扱いの難しいカメラなので、実力が発揮できるまでに時間がかかるだろう(FZ-2も100%使いこなせてなかったが...)。
2005/09/03
土曜日。Yちゃんに迎えに来てもらって朝から海へ。Yくんの友達がジェット持ちなので、ジェットやウェイクやバナナボートなどで遊んだ。迎えに来てもらったのは飲むため(飲んで海は危険なので子供は真似しないように。いや、子供はそもそも飲んじゃ駄目だけど)。しかしバーベキューが始まる前にのみ始めて、7缶ぐらい飲んだため結構いい気持ちになってしまった。今日の目的の一つはカメラの試し撮り。バシバシ撮影したがEVFと目が上手く合わない。と言うのもコンタクトが流されると怖いからメガネだった為。眼鏡を外してEVFを調整すればよいのだが、そうすると肉眼の方がぼやけてしまうし。使い捨てコンタクトを作ろうと思った。しかしカメラ性能のおかげでなかなか面白い写真がいくつか取れた。今回はめずらしく人物写真が多かったので、顔がはっきり写ってない物など問題のなさそうな物を選んで掲載。今回は完全にオートでしか撮影してないんで、今回の撮影データがカメラの能力だと思われたらカメラがかわいそうだけど。ちなみにwake boardの写真はEXズーム(3Mだけど19.1倍モード)で撮影した物。FZ-2が2Mで12倍だったんで、非常に抵抗無く使えた。普通のカメラだと船から撮ったようにしか見えないが、実は浜辺から撮影している。
16時ぐらいには帰宅。シャワーだけ浴びてそのままベッドへ。明らかに飲みすぎ。目が覚めたら22時。2~3時間活動したものの、明日の試合のことを考えまたすぐに寝ることに。
[今日の写真]
・バナナボート
・旅立ちのとき
・wake board
2005/09/04
試合日。2勝1敗で決勝に残ることは出来ず。試合後の飲み会に誘われるも気力なく帰宅。勉強するつもりで帰宅したのだが、それもままならず。日焼けで疲れたのだろうか??
2005/09/05
月曜日。台風14号が接近している。かなりの規模。多少北にそれるのでピークは明日夜からあさっての朝か。明日は帰れるだろうか。選挙関係の話がテレビで多く流れる。郵政の話しか見えない、子供だまし選挙だが、何も見えない選挙よりはましだろう。自民が勝つに違いない。悪口より解決策、そういう点では小泉首相の考え方は尊敬できる。
2005/09/06
火曜日。料理学校が台風で中止になったがWの練習日。一応定時に帰って様子をうかがった。雨は降っていないもののN市からY市に近づくにつれ風が酷くなり、電車のゆれは以前電車が止まった時に近い状態に。メールで連絡を取り、体育館は開いていたようだが、直帰することに。どうも最近練習日に台風が来る傾向。大人しく家でオタク生活。
2005/09/07
水曜日。電車が止まって出勤できないと言う展開を期待したが、通常どおりの運行。県によっては死者もでているわけで、安全なだけで素晴らしいが。学生がいない分電車は空いていた。その分客層の平均年齢が上がりむさいのが難点ではあるが。
定時後に帰社日で自社へ。相変わらずだらだらしてつまらない連絡会。面白い話の出来ない奴は壇上に立つなと思う。設計会議などならまだしも、社員の勤労意欲を高めようと開いている帰社日の報告会議で、低トーンでつまらない話を聞かせたりするから、みんな中途退社するのだ。そんなことにも気づけない古い人間がIT業界を動かしている。
帰りは自動販売機で定期を購入。それを口実に後輩の女の子と別の電車で帰る事に。疲れているときには一人で帰りたい。実はそれぐらい人付き合いが苦手なのである。
2005/09/08
木曜日。台風一過。多少体調不良。また会社の人に風邪をうつされたかも知れない。友人に「『エヴァのキャラで誰が好き?』って聞かれて『マヤ』って答えたら『マニアックだ』と評された」と相談を受けた。で、「マヤってレズ疑惑があるし。だって、補完計画発動時にみんなが液化する際、マヤの前に登場したのは赤木リツ子だったっしょ」と解答した所、難しくて解らんと言われてしまった。うーむ。たまに自分はオタク族の一員なのかと自問するが、どうもそうではないようで、明らかに飽きが早すぎる。オタク属性が有効活用できていないわけで、なんだかいろいろと無駄遣い。まぁ、いいけど。
2005/09/09
金曜日。帰りに三脚を購入。森博嗣の「τ~」も購入。テニスの予定だったが、三脚購入で遅れたので帰りに直接バドへ。スーツのままで1時間ほど。我ながら懲りない。その後某S駅前の飲み屋へ飲みに。かなりコストパフォーマンスの高い店で、ひらめの活き造りを食べて一人2,500円程度で済んでしまった。また今度飲みに行こう。なんで、一緒に行こうという若くて美しい女性は...(ぉ、なつかしいフレーズ)。帰宅後、デジカメの充電など今晩中にやっておくべき準備を行い、27時ごろ就寝。
2005/09/10~11
土曜日。10時起床。待望の富士登山。午前中はPVを見ながら登山の準備。昼に駐車場で待ち合わせてレンタカーで富士へ出発。19時富士着、20時登頂開始の予定。レンタカーは8人乗りのNOAで古いがカーナビが付いている。なにぶん距離が長いので、順番に運転を交代し、そのうち起きているのは運転手のYちゃんとbaristaの二人だけと言う状態に。ラブラブ状態(嘘)。暫くすると目を醒ましたGっくんが叫んだ。厚木が目前だった。要は下りるべきICを通り過ぎて、横浜目前になってしまったのである。湾岸道路を認識できていないあたりから、古いカーナビに不信感は合ったが、まさか降りる場所をコールしてくれないとは...。慌ててUターンして富士周辺へ。早くもトラブル一件目。
20時頃、わざわざ静岡まで来ておいてサガミで夕食。それぐらい全員空腹だった。お腹が一杯になって富士の麓の道に20:50頃たどり着いた.....バリケードが??降りて守衛さんに話を聞いてみたら、本来この道は20時から翌朝の3時まで閉鎖されるらしい。下り側が最後のバスを待つために開いていたので、翌朝まで戻ってこない事を条件にお願いして通らしてもらう事に。で、山道を登り始めたらすぐに最後のバスとすれ違った。あと15分遅かったら諦めて翌朝富士急ハイランドという羽目になっていたと思われる。
実際に登り始めたのは22時ごろ。とにかく登り始めから寒い。車内では半袖だったがあわてて長袖とウィンドブレーカーを着込み。出始めから想定していたフル装備状態。今回は7人で上ったのだが、実際には体力差などもあり2~3集団に別れ、また休憩所で落ち合い、の繰り返し。この先に登って待つのが結構な負担。9月上旬とはいえ、頂上付近は氷点下前後で、疲れより何よりも寒さが一番こたえた。
8合目あたりでいったん休憩。山小屋で暖かいものを食べた。ここで、寒さでHさんがダウン。日が昇ってから後から追いかけてくることに。と、発言があったらGっくんが「俺もしんどいから日が登ってから昇るわ~」と残ることに。どう見ても体力に余力がありそうに見えたので、おそらく独りにならないよう気をつけてあげたのだろう。その後、看護婦のJちゃんがやっぱり残ることにし、結局3人を残し4人で登山再開。baristaは力尽きかけているYちゃんのペースにあわせ後発隊に。結局9合目のあたりで日の出を迎えた。
先発隊とは頂上で再開。その後お鉢周りをすることにしたが、これがかなり長く、日の出後組みはbaristaたちが一周して戻るまでに頂上にたどり着き、その後トイレが我慢できず下山したようで、頂上では会えずじまい。まぁ、途中で火口周りの地面でごろ寝したりしていたので仕方あるまい(おかげで日焼けしたし)。
下りは砂と砂利の多い道(既にコース名を忘れた)。滑り落ちるのを利用してガンガン下る事ができる。で、トイレに行きたいYちゃんと二人でものすごい速度で下山。3時間程度で駐車場まで到着した。.....といっても、既に少し登山シーズンをはずしているため、途中のトイレはすべて閉まっており、まぁ、その、高山植物の発育に協力する羽目になったわけだ。最初に下山したわれわれが12時ぐらい着。途中休憩もあったが、まぁ、大雑把に14時間歩き続けたことになる。
Yちゃんと二人でみんなの到着を待ち、土産物屋を冷やかしたり。その後はみんなで大きめの温泉へ移動してリラックス。洋食やさんで夕食を食べてから家路へ。結局解散したのは22時ごろ。既に温泉に入っておいたので即就寝。
以下に写真を何枚か。大量に撮ったので、そのうち別の場所にまとめ上げすべきか。まだ新しいカメラの撮影元画像は一度もUPしてないことだし。さすがに三脚をかばんから出す気力がなかったので、暗い時間の写真が眠い感じなのはご愛嬌。
[昨日今日の写真]
・黎明
・白銀
・眺望
・濃紺
・浅緑
2005/09/12
月曜日。筋肉痛。しかし痛いのはお尻のあたりだけ。日頃運動しているせいか思ったほどのダメージは無かった。定時帰宅してひたすら写真の印刷。といってもメインはこの間の海の写真。逆光のせいで今ひとつというものも。しかしカメラの性能が上がるとプリンタを買い換えたくなってしまう。Cさんが印刷はプロ負かせと言うのも納得できる。しかし富士山の写真を何枚かA4サイズで印刷した所満足の行く出来だった。この調子なら7.5万円は高くないと思う。結局26時ごろまで印刷して就寝。
2005/09/13
火曜日。帰りに渡す為に海の写真とついでに自慢する為に富士山の写真を持って出勤。会社で見せびらかした所、富士の写真は非常に好評で安心。帰りにはサークルに立ち寄り1時間ほどバド。もう筋肉痛は治まりかけ。練習後は特に夕食会なども無く寂しく帰宅。また燃え尽き症候群で勉強は手につかず。
2005/09/14
水曜日。何もしなかった一日。揺らいでいる。そういえば揺らぎを指摘されたな、などと反省してみたり。西尾維新を読んだり。筒井康隆が今アキバ系として文壇に立ったらこんな作品を書くのではないだろうか。非常にくだらなうつくしかった。
2005/09/15
木曜日。試験ログが膨大なので自動切り分けツールの作成を開始。自分が使うツールを作るのは非常に楽しい。日頃完成品の恩恵を自分が受けることは無い。久しぶりのjavaなので開発速度は8割程度だが。
このところ仕事が充実していないせいで夜中にゲームをやってしまう。有名な「グンペイ」なるパズルゲームを携帯でやり始めた。確かに面白いが、昔DOS時代にやったパイプの落ち物の方が好みだ(もう一度プレイできるなら1万円で買ってもいいぐらいに面白かった)。グンペイのパズルとしての美しくない点は目的達成の為のキー操作の多さであろう。落ち物で無い以上宿命ではあるが。
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