2004/06/01
朝さっさーよりメールあり。「homepage見られないよ〜」。で、携帯で確認したところ見られません。会社のPCでアクセスしてみても見られません。昼休みに管理人の友人に電話してみましたが、即時復旧の気配は無し。その後、whoisなどで調べてみたところ、sdls.jpがsuspended状態になっています。sdls.gr.jpは大丈夫なのですけど。知らない人が多いですが、このhomepageには、http://www.sdls.jp/~barista/ でも、http://www.sdls.gr.jp/~barista/でもどちらでもアクセスできます。興味のある人がいるかもしれないので、ちょっと説明すると、「www.yahoo.co.jp」みたいなのはまぁ、判りやすくする為のニックネームみたいなもので、「210.239.46.61」みたいなIPアドレスと呼ばれるものが、本来の「電話における電話番号」のようなものです。数字の羅列は覚えにくいから、わかりやすい名前が付けられていて、名前を指定すると自動的にIPアドレスへの接続がなされると言う仕組み。したがって、「www.sdls.jp/~barista/を見たい!」と言った時に誰かが、「210.239.46.61」に翻訳してあげなければいけない。
この翻訳を行なうサーバーのことを、ドメインネームサーバー(DNS)といいまして、こいつが電話帳をわれわれの代わりに引いてくれるわけです。このDNSは世界に一つだけあるのかと言うと、そうではありません。もし1つしかないと、世界中でサーバーを新規に立てるたびにそこに連絡しなきゃいけないし、唯一のDNSが死んだら、世界中のインターネットがIPでしかつながらなくなってしまいます。したがって今のDNSは世界に無数存在し、いくつかの縄張りを持っています。で、ある程度親玉なDNSに登録しておくと、DNS同士が、一定時間ごとに自動的にメールのようなものを投げ合って、お互いの持つニックネームのリストを交換し合います。この仕組みによって世界中にいわば口コミ的にニックネームとIPの関係が広がります。したがって新しいサーバーを建てても、ニックネームでのアクセスがすいすいになるまでに1月ぐらいかかったりします。
で、本題に入ると、そのせいか現在、sdls.gr.jpしかつながらない人と、sdls.jpでもつながる人がいるようです。つまり身近に入るDNSが口コミ情報を知っているかどうかが、使っているプロバイダなどによって異なる。baristaの場合、PHSではつながりませんがCATVの方から接続するとどちらでも可能だったり、sdls.jpが駄目になったり、安定しない様子。suspend状態になっているのがまだ伝わりきってないからセーフなのか、復帰情報が伝わりきってないから安定していないだけなのか....。前者だとだんだんつながらなくなるからいやだなぁ。whoisで登録情報を見た限り、2004/06/30で期限切れとか書いてあるし....。
今日はほぼ定時に帰宅。さっさーに乗せてもらって久しぶりにT小学校でバドミントン。とても上手な人がいて、勉強になりました。久しぶりにいい汗書きました。ちょっと左膝が疲れたので、明日辺り痛くなりそうですけど、今朝も痛かったはずの肩は全く痛くなく、かなり好調でした。痛くないように気にすることで、逆にフォームが強制されてたりして。やはりここは大リーグ強制ギプスを自作するか。
帰宅・入浴・夕食後、日記を書いたり、2サークルのhomepageからの掲示板へのリンクをgr.jpに直したりと言う作業。ようやく管理人K氏と電話がつながったのでいろいろ相談。sdls.jpでもつながる人もあれば、sdls.gr.jpでもつながらない人も居る様子。やはりjpドメインが期限切れになった可能性大だとか。最悪1ヶ月間つながらない可能性があります。しかしgr.jpまでつながらない人がいる原因は不明。うちのhomepageが見えなくても誰も困りませんが(さっさーがちょっと困ってくれたようなので、一応感謝!)、サークルのMLなどが止まるのがかなり不便。どうしたものか....。現在、メールの受信は何とかなっているようですが、相手のメールサーバーの設定によっては送信が出来ません。セキュリティ対策にSMTPのアドレスが実在するかどうかを判定して、実在しないと判定されると自動的にスパムだと判定して、破棄している様子。困ったなぁ。まぁK氏をせかした所でどうしようもない話なので、気長に待つしかありません。当面の対策を練っておかねば....。ってMLのアドレスが変わると、携帯電話の設定によっては受信拒否されるかもしれないなぁ...。それは今書いてて思いついたぞ...困った...。
現在25時。対応などなどをやっている間にこんな時間になっちゃいました。今日はポルトガル語をやってる暇は無いかも。いつも日曜か月曜にUPされる森博嗣のhomepageがUPされていないなぁ、と思ったら今日になって予想通り、ガツン!と鉄道関係のページがUPされた様子。今からじっくり読んで睡眠時間と引き換えに、気持ちよくなってきます。なんか最近「模型製作者」としての森博嗣のファンのような気がしてきた....。
[今日の一言]
・もともと軍事用の冗長構造がインターネットの母なのに、この一極集中的ダメージ度はどうよ.....。
2004/06/02
人は何かに一生懸命になると盲目的になりがち。命題の対偶は真ですが、逆は必ずしも真ではないので、盲目的でないと一生懸命でないとはいえないし、盲目的なら一生懸命であるというわけではありません。しかしスポーツその他、一般的に人は、集中すると視野が狭くなる傾向にあります。ところがイチローに代表されるような優れたスポーツ選手はその逆をやる事が出来ます。ボールをしっかり見ようとするのではなく、空間全体を認識するようにする。いわば集中しないように集中しているのです。彼はこの技術が他の選手より秀でているので、誰よりも高い打率を誇ります。日頃集中しすぎていないでしょうか。一点を凝視していると逆にど真ん中の玉すら空振りしてしまうかもしれません。
今日も適度に仕事をこなしました。サーバは復調の気配無し。やはり普通に閲覧可能な人とそうでない人がいる様子。金曜日の連絡がちゃんと回せるかどうか心配です。
今日は早めに帰って久しぶりに家族四人で夕食。なんだか不思議な光景です。父親の顔が非常ににこやかに見えました。長話をしてしまい、20:45ごろに家をでて21:15ごろ体育館に到着。少し練習をしました。うーん、うがー、まぁいいや。でございました。今日は凄く下手でした→自分。二日連続は無理かも。年齢的に(泣)。まだ20代ですけど!あと2ヶ月しかいえないので存分に叫んでおかないと。20代20代20代20代20代20代(馬鹿)
帰宅後homepageの話を母親とか姉と少し。うちのhomepageを親とかに見られると困っちゃいますね。いろいろ削っとかないとまずいかな。冗談で書いていることを本気にされたりするとたまらないのですが...。24時ごろからhomepage周りをしたり、いろいろと。ポルトガル語のアルファベットの読みはようやく覚えつつあるかなぁというところ。覚える速度が忘れる速度を上回ってしまいそうで心配。さてどうなることやら。
[今日の一言]
・鉄は熱いうちに打て。物足りなければ加熱すれば良い。鉄が燃え尽きるまで。
2004/06/03
木曜日。疲れが取れず眠い朝。肩がやたら痛いです。今日のバドはさすがに休憩。昨日はフォームがおかしかったからかなぁ。職場では睡魔と闘いながら、tomcatの設定を研究。その後は 404 not foundのエラーメッセージをカスタマイズしたり。判らない人には判らない会話ですいません。
昼食に行く最中に、かつお節専門店発見。4畳ぐらいの店におじいさんが独り。商品はかつお節と煮干だけ。売ってる人が一番乾物だったような気が...。あいかわらずDNS問題に悩んでおります。いざと言うときのために自宅サーバーを立ててミラーサイトを作ろうかと計画中。しかしタワー型で作ると騒音と電気代が馬鹿にならないので、今のノートをサーバーにして、新しいノートを購入したいところ。単なる物欲発言ですが。
夜はOracleのバグに悩んだりしつつ帰宅。早めに帰宅してパソコンに向かう健康的な生活(そうか?)。ようやくアルファベットを覚えたので、ポルトガル語の次のページを作ったり。相変わらず作っただけでまだ覚えてません。土曜日の午前も午後もバドの予定が入りつつあり。と言っても夕方から結婚式二次会で、それまでに買い物に行きたいので時間配分が大変ですけど。んと、いろいろ思うところがあるのですが、ちょい疲れ気味なので、早めに寝ます。手抜き気味ですいません。
[今日の一言]
・欲しい物はフェイルセーフと大胆さを天秤にかけてみる勇気。
2004/06/04
金曜日。朝からうりゃと仕事。Tomcatの設定を研究したり。といっても別に可変翼の角度についてとかそういう話ではありません。あえて読者を煙に巻こうとする悪意が見え見えですが、お元気ですか?皆さん。
相変わらず鯖が不調。シメサバとでも申しましょうか(申しません)。DDNSで自宅サーバを立てようかどうしようかと悩んでいます、といいつつ手をつけていないあたり、まだやる気が無いようです。baristaの場合、本当にやる気があったら人に言う前にこっそりはじめてしまうので。
今日も定時に退社。月曜日に冨山に行く話がどんどん先送りになっています。うれしいような悲しいような。ケツが後ろに流れるのは困るのですが...。そのままバドのサークルへ。今日はまぁまぁな調子の日。練習不足のせいか、調子の波が激しい傾向にあります。下限が実力と見て間違いありませんけど。MさんTさんに付き合ってもらってGUSTOで軽く夕食。無料の占いがあったので試したところ、明日が結婚式二次会だというのに、交際運が最悪です。落ち込んで帰宅。
帰宅後はケーキを食べながら姉と会話。時間の使い方に関する会話を長々と。まったくもって矛盾した行動ですが。いいかげん日付が変わってから、ポルトガル語の勉強を開始。アルファベットは覚えたので、曜日の暗記を開始。自分のhomepageの言語のページを見ながら暗記をしているわけですが、実はあのページ、大きな嘘があります。本来、「é」と書くべきところに「e」を当てていたりするのです。「なんだ、そんなのどうでもいいじゃん」と言われそうですが、ネイティブから見ると、「がっきゅうぶんこ」を「かつきゆうふんこ」と書いているぐらいの違和感を感じるのではないでしょうか。気になったんで、html上での表記方法を調べたところ、「&#233;」もしくは「é」と書く事で「é」を出すことができるらしい。homepage内に「<html>」と書きたいときに「&lt;html&gt;」と書くのと同じ要領です。なるほどと思って、早速曜日のページに適用したものの、、そのまま「é」が表示されてしまう。考えたらあたりまえの話で、あのページはjavascriptで文字が切り替わるようにしているのですが、この方式はhtml用であって、javascriptには通じないのです。innerHTMLを使う方式や、hiddenタグを使う方式や、DIVレイヤを使う方式や、画像を使う方式など、逃げ道はいくつか思いついたものの、今後も頻繁に利用することになる手法なので、まっとうで、かつ効率のいい方法を見つけるまで、修正は延期することに。そういう分別がつくようになった点が、職業プログラマになって変わった一番大きな点でしょうか。あきらめて少しネットサーフィン(死語)をやってから入浴。yahooから無料で利用できる占いを順に試したところ、すべてにおいて交際運が悪いという結論になりました。がっかりして28時半ごろ就寝。
[今日の一言]
・文化を学ばないと言語を学ぶ意味が無いとは思わないが、言語を軽んじる事は文化を軽んじていると思われかねない。
2004/06/05
土曜日。8:20ごろ起床。9:30からサークルなのにちょっと寝坊気味。朝から姉がいろいろと聞いてくるので、説明しているうちにさらに少し遅れ気味に。9時過ぎに家を出発。途中Y市あたりで猛烈な渋滞に巻き込まれ、到着は10時過ぎに。運転中はずっと歌いっぱなしの人なので、風邪気味だというのに歌いすぎて咽喉が死にそうになりました。
今日のサークルは絶不調。単に周りのレベルについていけて無かっただけの可能性もあり、余計落ち込みますが。次回交流会で上級を目指すとなると、必然的に今日のメンバと当たる事になるので、あと3+α月、気合を入れなくては。
練習終了後はいつものように中華料理。その後渋滞に耐えて帰宅し、近くのデパートへ服を買いに。しかし気に入ったものは見つからず、さらっと帰宅。「夕方からの結婚式二次会の入場曲用のCDを貸してくれ」とのメールを受け取ったので、慌てて家中を探索。曲は98°の「Because of you」というもので、昔T氏の結婚式2次会でも使った曲です。ようやく見つけて電車で会場へ移動。常にギリギリで行動。「怪傑ギリジン」のようだ(と相当ディープなラーメンズファンにしかわからないネタを振ってみる)。
会場到着。サークル内の2組の結婚式2次会をまとめて行ったのでかなりの人数。6,000円の会費は1回の額と考えると高めだけれど2回分と考えると格安。確かなのはこのまま払いっぱなしだと負け組です。なかなかにぎやかで楽しい2次会でした。疲れていたこともあって、ワインをグラスに4、5杯飲んだだけで結構いい気分になってしまい、営業用モードが発現してしまいました。余計に疲労度大。あいかわらずN氏がなぜか俺の正面に座ります。どうでもいいけど、ほかの人とも会話がしたいので勘弁してくださいと思いました。というか、2組の新郎新婦のどちらともほとんど会話したことないのでは?にぎやかそうなら参加するという体質はちょっとどうかと。
で、そのまま隣の白木屋で3次会。さっさーの会社の同期の曲者ぞろいっぷりが面白かったです。そして送れてきたN氏はやっぱり俺の隣に。さらにU氏が遅れてきたので間に座ってもらおうとしたら、N氏自ら「そっちそっち」と女の子と俺の間に誘導して、結局N氏の隣のままに。あんたはストーカーですか、まったくもう。ほかに話し相手がいなくて寂しくなるなら、無理して親しい人のいない飲み会にくるのは止めましょう。って言うか祝う気持ち無しにくるのはやめていただきたい。自力で友人を増やして騒げるキャラクタならともかく。声をかけてもらえるのを待っていいのは、女の子だけです。男女差別といわれようと断言。しかしさっさー、飲んでも変わらないなぁ。いや、正確には飲んでるうちにむしろだんだん覚醒した表情になってきて、目が巨大化していたような...。
23時ごろの電車に乗って帰宅。最寄の駅に各駅停車しか止まらないし、おそらく先に着く、とN市通いで培った勘を働かせて向かうも、乗り換えの駅で急行と同着。賭けに負けた気分。T浦駅以降は一人になったので睡魔との戦い。こちらにはかろうじて勝利し、帰宅。その後あまりの眠さに殆ど無意識状態で入浴してベッドへ。明日早いので必死で携帯電話の目覚し時計を仕掛け、寝坊しないようにカーテンを開け、何とか就寝。既に26時半だったという事は、浴槽かどこかで居眠りをしていた可能性が高いのだが、あまりの眠さにまったく覚えておりません.....。
[今日の一言]
・人に文句を言うと自分もそう思われているのではないかと不安になる。
2004/06/06
日曜日。5:50頃起床。というか、あれほど眠かったはずなのに、悪夢にうなされたりして1時間おきぐらいに目を覚ましました。浴槽に浸かっていたほうが、熟睡できたのではなかろうか。財布が1階にあったり、眼鏡が風呂場にあったりと、昨日の眠さが手にとるようにわかります。鏡を見たときの寝癖っぷりで、頭は洗ったらしいけど、乾かすのは忘れたらしいところまでは推測できます。6時過ぎには迎えがくるので(成仏するという意味ではない)、慌てて準備し電話待ち。しかしSちゃんから連絡がきません。そのうちMちゃんから「連絡がつかない」とメールあり。大雨だったので心配していたところ、悪い予感があたりました.....とか言うドラマチックなことは起こらず、単なる寝坊だったようで一安心。少し余裕ができたので軽く朝食を取り、20分ほど仮眠。その後無事合流してN市の体育館へ。
今日のN市行きの目的は「厚生労働大臣杯 第54回全日本実業団バドミントン選手権大会」の観戦。体育館に着くやいなや、選手の乗ったタクシーが続々と到着するのが見え、大興奮。コンビニで買い物を済ませて会場に入ると、いるわいるわ、いつもバドミントンマガジンで顔を見る有名選手がごろごろ。オリンピック出場選手も10余名。観戦しているところからわずか10数メートルさきに憧れの大選手が。Sちゃんとカメラやビデオカメラで撮影の嵐です。なんといっても今後の練習の参考にしなければいけませんから。やたら小椋選手と潮田選手が多く映っている気がするのは気のせいです。かなり気のせいです。ちなみに自分たちの2つ前の席には小椋選手のお母さんとお姉さんが座ってみえました。お姉さんは小椋選手とそっくりで、やはりお綺麗な方でした。
今回の見所はやはり女子決勝の3戦目と、男子決勝の4・5戦目でしょう。女子決勝はYONEX対三洋電機。1戦目は小椋・潮田がまさかの(barista的に)敗戦。かなりショックでした。2戦目もYONEXが勝利。やはり山本選手は強かった。今日の観戦で三洋の山田選手のプレイスタイルに惹かれていただけに、かなり残念。そして3戦目のシングルスにYONEXは米倉選手を出してきました。米倉選手といえば女子シングルスでは超実力者。三洋にも重いムードが立ち込めます。1セット目は米倉選手が勝利。もうだめだ、という雰囲気が流れ、三洋の必死の応援も少し悲しい雰囲気に見え始めた中での2セット目。三洋の田中選手が途中から逆転して勝利。そして一進一退の状態の中、3セット目も三洋が勝利。ここでムードが三洋ペースに傾きました。続く、シングルス2戦を三洋が取得し、見事3年ぶりの優勝。劇的な幕切れとなりました。今回、各有名選手たちと廊下などで普通にすれ違う機会が多かったのですが、米倉選手の落胆ぶりがとても印象的でした。負けて涙するという行為は、本気で努力した人だけに許される行為だと思います。オリンピックではいい結果が残せるといいなぁ。
男子決勝はNTT東日本対トナミ運輸。3戦目まで終わった時点で1対2とトナミ運輸がリード。かなり時間が押していたので、4戦目と5戦目を別コートで同時進行することになりました。どちらかのコートでトナミが勝った時点でトナミの優勝が決まるという状態の中どちらのコートも3セット目まで持ち越し、ポイント的にもかなり競った状態に。一方のコートでNTTが14対10と追い込まれるも、そこからサーブ権を取り返し、じりじりと追い詰めて.....というさなか、反対のコートで桝田選手のラケットが宙を舞いました。試合中あまり感情を顕にしないしない桝田選手ですが、ラケットを宙に投げ上げるのが彼の勝利の雄叫び代わり。結局今日は3戦(準決勝ではダブルスとシングルスの両方に出場していました!)して負けなし。どの試合もセットを先行されたりと厳しい状態を迎えつつも、結果的には全勝してみせる集中力はさすがです。よく「あと1ポイントだったのに惜しかった」といいますが、本当に強い選手は最後の1ポイントだけは決して取らせてくれません(逆は真ではないですよ、もちろん)。しかし勝ったあと、膝を引きずっていたようで、結局試合後の表彰式には参加せず。体育館の隅でマッサージを受けていました。トップクラスの選手は常に故障と隣り合わせ。アテネまでに復調していることを願います。
試合全体を通して思ったのは、ダブルスでヘアピンが殆ど登場しなかったこと。あれぐらい上級の選手になると少しでも浮いたら叩かれてしまうからでしょうか、ヘアピンを殆ど見ませんでした。殆どがドライブとスマッシュとクリア。シングルスのヘアピンは走らせるためのもの、としてシビアに打って決めることよりも確実性を重視している印象で、こちらはそれなりに多用していました。それから、やはり現代の男子シングルスではロングサービスをあまり使わない様子。女子は最初から最後まで全部ロングということも珍しくありませんでしたが、ジャンプスマッシュが強力な男子シングルスでは、ダブルスと同じようにサービスはバックで行い、その多くはショートサービスでした。男子のシングルスの凄さは既に格闘技並だと思いました。その叫び声まで含めて。
帰りは大雨で大変でしたが、無事22時ごろには帰宅。Sちゃん運転お疲れでした。もう体力の限界だったのでベッドに寝転がってあとで風呂に入ろうと思うもそのまま意識不明に。明け方一度目がさめたものの、そのまま電気を消して寝続けることに。
[今日の一言]
・時の経過とともに「正しい」は変化する。
2004/06/07
月曜日。親に「シャワー浴びなくていいの?」と早めに起こされました。こういうときは同居だと助かります。かろうじて人間になって出勤モード。
本来は今日から富山の予定でしたが、地味地味とマニュアルを書いたり,プログラムの修正をしたりという一日。Nさんが休みなので細かいところで決定の下せない部分があったり。これは定時に帰ってバドにいくしかないなと。当然思いますよね。で実行。
今日はなんと3コートも確保できていたのに参加者は9名。ものすごく贅沢にコートが使えました。流れ上、初級コートと上級コートに分かれて試合をすることに。上級コートはTなべさん、Eりん、Bくん、baristaの4人。このメンバで途中でチームを変えて15点1セットマッチを2試合。昨日の試合が目に残っていたので、頑張っていつになく全力で走り回ったところ、たった2セットで体力的に限界に達しました。ちょっと痺れが発生して、鏡で見ると目の周りとかが紫色に変色。明らかに酸欠状態です。どうやら自分の全力に耐えられるだけの体力が不足している様子。最近楽してたからかなぁ(断じて歳のせいだとは言わんぞ!)。思ったより動ける自分に感動したものの、走れば走るほどプレイが雑になる自分にも感動しました(泣)。高い位置から打つことを意識すると、そのぶんコースが適当になってしまいます。上への意識と相手コートへの意識をキープせねば。しかし、まだまだTなべさんに手を抜かれている様子。差が縮むのは当分先のようです。今日の練習で一番嬉しかったのは、うまい人のプレイを「見る事」が自分の動きや気持ちにダイレクトに変化を与えたこと。やはり視線が上に上がれば技術も向上します。教育におけるもっとも大事な要素の一つは、子供にどんな背中が見せられるかだと思います。
帰宅後夕食、入浴、PCという流れで行動するも、日記をUPするまで気力が持たず、そのまま25:30ぐらいには就寝。だめだ体力が持たない...。
[今日の一言]
・体力には自信があると思っていたら、実は動けていなかっただけ。
時に長所は短所の裏返しでもある。
2004/06/08
火曜日。今日もNさんが来ません。昼前に「昼からいきます」と電話があったのですが、昼過ぎに「やっぱり休みます」とのメールあり。流れ上、やっぱり地味仕事をちまちまとやる羽目に。
昼休みなどを使ってJavascriptでポルトガル語入力ツールを作りました。"terça-feira"のような特殊文字を簡単に入力するためのツールです。このように表示されるようにするためにはhtmlファイルには、"terça-feira" と表記しているのですが、手で入力するのは面倒だし、前述のように、javascriptには使えない。一応Javascriptで特殊文字を利用する為には、
var a = "ter" + String.fromCharCode(231) + "a-feira";
のように書けばよいのはわかりましたが、いちいち手で書いてたら気が狂います。んなわけでツール化。要求を満たすために、結果的にダブルクォートや¥マーク、"<"などのエスケープにも対応したので、結果的には、htmlを書くときのちょっとした便利ツールとしても流用できます。ただしポルトガル語に特化して作ってみたのでポルトガル語以外のラテン文字は入力できません。ラテン語全域版を作るべきだったかなぁ。発音記号とかも使いたいし...。
今日は体を休める予定だったので定時帰りだけどサークルには行かず。歩いて本屋へ。何冊か本を購入。中でも目を引かれたのは夢枕獏の「腐りゆく天使」。タイトルとデザインで一目惚れ。最初の2ページを読んだ瞬間に購入決定。「神々の山領」でもその力量に驚かされましたが、すごい文圧。キマイラや陰陽師だけの人だと思ってはいけないなぁとおもいました。昔、菊池秀行と並べられていましたが、ちょっとジャンルの違う作家だと思いました。
夜、遅れた日記を必死で作成しながら、世界バリバリバリューを見ていました。島田伸介が「雁屋崎さんとKABAちゃん、正直どっちが綺麗なの?」と聞いた瞬間、水野裕子?が「正直どっちもどっちです。」と横から一蹴。ちょっと惚れました。その前の黄金筋肉にも出てましたけど、この人、なかなかカッコいいですね。結構腹筋の六つに割れているような女性も好みかも。黄金筋肉に出ていたダンサーたちも含めて。まぁ、世界〜の方は台詞は台本どおりかもしれませんが。本気であれだけ厳しい突込みがざくざく出せたら相当頭いいよなぁ。
とりあえず、今から頑張って日記の残りと、作りかけたツールの仕上げ、upをやることにします。
[今日の購入物]
・夢枕 獏 「腐りゆく天使」
・あさりよしとお 「るくるく 3」
・きくち正太 「きりきり亭のぶら雲先生 其之九」
・「ゼロから始めるブラジルポルトガル語」
[今日の一言]
・楽をするための苦労は厭わない。
2004/06/09
水曜日。昨晩は辛うじてポルトガル語ツールをupしてから寝ました。寝たのは25時ごろ?だったでしょうか。いろいろありますが今日も元気です。昨日書き忘れましたが、昨日の朝目覚めると、父親と母親が死にそうな顔になっていて、母親に至っては二階の寝室に上がる気力も無くて、1階で雑魚寝していた様子。なんだろうと思ったら、一昨日の夜に食べ過ぎたせいなのか何なのか、明け方から二人して吐いたり、下痢をしたりと散々な目にあっていたようです。母親が病院にいったところ、三半規管の異常だそうな。食べ物とは全然関係ありませんでした。自分だけ鈍感なのかと心配していたのでほっとしました、って場合ではないか。要はバランス感覚をつかさどる部分の調子が悪くて、車酔いのような状態になっていたらしい。じゃぁ父親は?というと病院にもいかなかったので不明。病院嫌いは親譲りなのです。
今日もそれなりに仕事をしました。仕事の話はもう良子さんでしょう。相変わらず富山行きは未定のまま。このまま財布に入った旅券を持ち逃げすれば、もれなく富山旅行が出来ますね。9月までなのでスキーには使えないのが残念。サークルに行く為に定時ダッシュです。
今日はH市の体育館でバドミントン。H駅までSもっちゃんに迎えに来てもらいました。恐らく12年ぶりぐらいにH駅を訪れたのですが、あんまりにも立派な駅になっていてびっくりしました。県庁所在地のはずのT駅の立場なさすぎ。今日のサークルはかなり上手い人が2名ほど。その他の人もなかなか上手な人が多かったかな?一緒に組んでた女の子が、パワーはないし走れないもののものすごく綺麗なフォームでバドミントンをやっていました。どうやら中学生らしい(しかも低学年っぽい)。よくよく考えると、年齢が半分以下の子とダブルス組んでたのか...。途中いっぱいミスしてフォローもらったりしてたぞ→俺。今日は前半好調でだんだん調子低下。スマッシュは最初から最後までさっぱり。明らかにフォームが崩れてるなぁ。
この間の大会のビデオをSもっちゃんにダビングしてもらったので、帰宅後はそれを見ながら夕食。ケーブルテレビ関係の配線をちゃんとやってないので音がでてませんけど。まぁ、でも音が入ってると、「潮田かわいい」とかって声が入ってるかもしれないので、無音の方が良いかも。改めてビデオで見るといろんな戦略が見えて楽しいですね。ちょっとレシーブの仕方を変えようと思いました。現在ドライブもフォーム変更中ですけど。一旦余計に下手になりそうでいやだなぁ。
[今日の一言]
・一般人は先駆者を笑う。先駆者は一般人を笑う。どちらも笑わねば良いのに。
2004/06/10
木曜日。ポルトガル語で言うとquinta-feira。木曜日を5番目、と呼ぶ時点で宗教がキリスト教である事がわかります。最近ではビジネスマンにはその方が見やすいと言うことで、月曜日始まりのカレンダが増えています。そういう理由には納得が出来るのですが、「日曜で始まるのはキリスト教だから。日本はキリスト教の文化ではないから月曜始まりでいいのだ」などと得意げに語る人にたまに出会います。だったら西暦は使わなきゃいいし、そもそも太陰暦にしろよといいたくなるのですが。まぁ、良いんですけどね。誰しも知識量には限界があって常に最先端の科学者も5年後には「中途半端な知識でえらそうな口を利いていた人」になってしまうのですから。問題は5年後に「あぁ、やられた」と思えるかどうかでは無いでしょうか。誤りの指摘を素直に受け入れる事は、少なくとも自分には、とても難しい事です。カッコつけずに平身低頭な感じで生きましょう。一番無理っぽい人が言うな?すいません。
昨日さっさーにメールで確認するのを忘れてしまったので、今日は道具を持たずに出勤。昼休みにさっさーがサークルにいけると言う情報を得たので、本気で定時ダッシュ。もっとも早い電車に乗って帰宅し、道具をもってT駅で合流。結局またさっさーの車でA町の体育館へ連れて行ってもらいました。ここのサークルはかなり上手な運営がなされていて、試合がストップウォッチによる時間制になっているので、体育館が埋まらない限りはきっちり休憩無しに練習が出来ます。1年ぶりぐらいに参加したのですが、周りの上手さと自分の動けなさに唖然としました。自分の技術・体力が低下しているのか、昔は見る目も無かったのか、何だかわかりませんが、出だしはボロボロ。最後までいいスマッシュが打てず、変なところに力を入れて人差し指の付け根が紫色になってくるわ、自分のラケットで肘を殴って出血するわ、もう散々。終わりがけになって体力が尽きて、限界になってきた頃にようやく体が動けるようになってきた雰囲気。日頃他のサークルでも全力で練習しているつもりなのですが、今日の練習を終えると、何だかまだ気合が足りていないような感じ。暫く通って気合をもらわねば。帰宅後は「こっそり作業」をして27時半ごろ就寝。ちょっと限界
[今日の一言]
・常に全力が出せるという精神力も実力の一つ
2004/06/11
金曜日。sexta-feiraです。金曜日を6番目、と呼ぶ時点で....え?どこかで聞いた事がある話題だ?それはデジャブですね。お疲れじゃないですか?今日は昼頃に目覚め。と言っても寝坊して遅刻と言うわけではなく、珍しく有給休暇を取っております。日頃の疲れを癒す為と、やるべき作業が溜まっているので、それを消化する為です。で、昼食を食べたあともベッドに戻ってうたた寝したり、ベッドでパソコンを叩いたりと、寝たきり老人。いや、寝たきり若人。正直な話ちょっと体調不良です。今週は急激にバドを増やしすぎたでしょうか。とりあえず左のふくらはぎがパンパンに張っていて、右肩が猛烈に痛いです。寝やすい姿勢を探すのが大変です。日曜日までに治っていてほしいなぁ。
夕方から大学の先輩であり後輩であるNさんの下宿へ。Nさんの作ったカレーを後輩や先輩など10数名で食べて飲むと言う非常に学生的な企画です。メンバ中社会人は自分を入れて2人。実際にはNさんは内地留学中なので2.5人と数えるべきでしょうか。学部生時代は先輩だったのですが、大学院生としては後輩になるわけです。まずこの下宿が綺麗で高そうで新しくてもうびっくりな所でした。T駅徒歩40秒ぐらいなので、きっと月に8万ぐらいするのではないかと予想。凄いなぁ。実際には忙しくて急遽欠席のメンバも多く、自分以外は女性が6人と言う状態からスタート。正直逆に怖いです。そのうち男性メンバが一人到着してようやくほっと一息、と言うところ。その後延々と飲んで、終電で帰ろうとするも、引止めにあい、なによりビデオで見ていた平成教育委員会の続きが気になって帰るのを断念。あぁ、これでさっさーに「ほらやっぱり」といわれるんだろうなぁ....。みんなでタオルケットに包まって雑魚寝しながら平成教育委員会の問題に解答。全員教育学部なので、真剣度が違います。少なくとも出演者の一番出来た人より、飲んでいたメンバ全員の平均の方が少し上だったと思います(菊川怜に勝てて嬉しい)。教員としてのアイデンティティは保たれたでしょうか。しかし出演者の理科関係の正答率は低いなぁ....。いわゆる「理科離れ」が感じられます。知識が無くとも考えれば答がわかる教科だと思うのですが......。2時ぐらいにようやくビデオが終了。めいめいが小さな絨毯に頭だけ載せたりと放射状になって就寝。たまちゃんのぬいぐるみが抱き枕として大人気でした。
[今日の一言]
・手の届かないもの。手放してしまったもの。手から逃れていったもの。それらは分母である。
2004/06/12
8時ごろにみんなで目覚め。実際には途中何度も目を覚ましてましたけど。酒が抜けきっておりません。実際に飲んでいたのが7人程度でワインと日本酒が5本ほどとチューハイが何本か空いているので当たり前といえば当たり前。体がふわふわします。とりあえず片付けて、「背が高いのがいて便利だから」とNさん宅のカーテンの取り付けをする事になって、その後みんなで珈琲を飲みに。最終的にはNさんに自宅まで送り届けてもらって、そこを隣のおばさんにニヤニヤ顔で見られてブルーな朝です。取り合えず、2日も潰すわけには行かないので、朝からPCに向かい、昼食後もPCに向かい、と言うペース。
3連休中の予定の一つが歯医者だったので、酒臭くないように夕方ギリギリの時間を選んで予約。S市内のH医院に行きました。ちょっと古い感じの建物でドキドキしましたが、歯医者はあまり派手でない方が名医だそうですし。待合室で「腐りゆく天使」を読了。いや、読み応えがありました。あんまり病院で読むような本でもないなぁとおもいつつ。ようやく呼び出されて、レントゲンなどを撮ります。最初はまぁまぁ普通の雰囲気で診察がスタート。とりあえず、軽く麻酔をして、神経をいじる爪楊枝のようなやつを突っ込まれて「ギャー」と叫びたいけど叫べないので少し暴れて見たり。「痛みますか」「今は平気です」と言う会話が誤解された様子。「痛いときは猛烈に痛いのですが波があって、今は痛くない」という意味だったのですが....。で、新たに強烈な麻酔をかけなおして30分ほど待つことに.....。なったはずなのですが、なんか医者の様子がおかしい。ちょっと慌て気味です。で、脈を取られました。看護婦を呼びつけて左の人差し指で血圧とか測られたり。「気分は大丈夫?」とか聞いて来ます。いや、大丈夫だけど何が?と思ってたのですが、よくよく自分を冷静に見ると、明らかに鼓動数がおかしい。どうやら自分は気持ち悪いらしい。過呼吸状態になっているようなのです。足をあげられ、頭を下げられ、てようやく少し楽になりました。というか視界がパァっと明るくなって、ようやくさっきまで視界が狭さくしていたことに気づきました。その後もいろいろ優しく声をかけてもらったり、血圧を図られたり、「口をゆすいでみてください」といわれたりと、30分間、いっぱいいっぱいかまっていただきました。どうやら麻酔を打った瞬間に眼で見てわかるくらい顔色、特に唇の色が真っ青になったらしいのです。そんな経験は初めてだったのですけど。その後も何度も過呼吸になったりして、顔にハンカチ置かれてみたり。で、30分たって調子も落ち着いたので、もう一度さっきの爪楊枝のようなもので「ちまっ」→「うぎゃぁぁぁぁあぁ」。ちっとも麻酔が効いてません。昨日の飲みすぎが原因なのか、体調不良のせいなのか、なんだか良くわかりませんが、全く治療のしようがありません。仕方なく、鎮痛剤を借り埋めしてもらい、帰宅する羽目になりました。よっぽど心配だったのか、帰ろうとするときにわざわざ車の話を師に院長先生が外に出てきて、乗っているトヨタ2000GTを見せていただいたり。うーん、得した気分(本当か?)。とりあえず解ったのは、やはりbaristaは自分でgiveupが言えないタイプらしいです。無理していると言うより、自分がヤバイと言う判断が出来ないらしい(低脳)。母親に言うとぎゃぁぎゃぁ煩いので我慢して夕食を食べましたが、明らかに病院に行く前より歯が痛いです。来週までこのままかと思うと憂鬱ですが、この日記を打っている今も心臓の調子が余り思わしくありません。ちょっと静養しないとと夜中に打つ馬鹿さ加減よ....。
今日はWのhomepageを更新。これも連休中にやっておきたいと思っていた項目の一つ。地道に数日前から手をかけていたのですがようやく完成しました。相変わらず手抜き気味。pena brancaに比べて余り手間がかかってません。まぁ、どうしても新規と違って更新だと既にあるコンテンツの兼ね合いがあるからなぁ....。フナさんのところの写真日記を見て驚愕。うちも毎朝母親の手作りドリンクは飲まされてるよ、ははは。と思ってたら、完敗でした。フナさん所のあれはカニ味噌の色をしていました。baristaなら色でダウンです。耐えて飲めれば踏まれた麦のように丈夫になりそうですけど....。なんかさっきから心臓が変な雰囲気なのでそろそろ寝ます(と言って26:30というお馬鹿)。風呂はあきらめて朝シャワーにしよう....。
[今日の一言]
・自分が死ぬ時は心筋梗塞だと見た。
2004/06/13
日曜日。昨晩は一応さらっと入浴だけ済ませてから寝て、8時半過ぎに目覚め。ちょっとお腹の調子や心臓の辺りが変な感触ですが、まぁほぼ復調しました。しっかり朝食を食べて体育館へ。20代最後の2ヶ月はこのままバドミントンで終わりそうです。他にやるべき事がありそうな気もしますが....。とりあえず日記は30歳までは続ける予定。その後どうなるのかは、30歳のbaristaに聞いてみてください。
今日もバリバリ練習。体育館について30分で腹痛に悩みましたが、その後は順調に回復。調子もまあまあだったでしょうか。久しぶりにスマッシュが打てるようになった感じ。冷静さもぼちぼち。ジャンプスマッシュは成功率20%未満と言う感じ。もう少し成功率を向上させて、ジャンプ力もつけたいなぁ。30間際になって頑張ってもたかが知れているかもしれませんが、夜中にやっていたバドミントンの世界選手権のデンマークの選手は34歳でしたし、まだ悪あがきをしても悪くないと思っています。
練習後はガストへ。昼食だか夕食だかわからない勢いで雑談。ちょっと疲れました。そういや今日はポルトガル語講座をやらなかったですね。ポルトガル語のメールなんかはもらっているので、本格稼動までにこつこつ勉強しておかないと。
帰宅後はいつもどおりPCの虜に。夢中になっているわけではなく実際に虜となっております。PCに隷属する生活。やるべき事、やらなければいけない事が上手く出来なくてあせっております。今日はあまり遅くならないうちに寝ておきたいもの。フナさんとこの写真日記に、真っ暗な写真がありました。ある意味写真の究極の姿の一つ。抽象的で素敵ですね。悲嘆の呟きにそのようなコメントを付与する事は不謹慎かもしれませんけど。
[今日の一言]
・6畳間は広すぎる。
2004/06/14
月曜日。寝違いしたようで首が慢性肩こり状態に。バドミントンを再開して以来、肩こりに縁が無かったので懐かしい気がします。昨日の練習でしっかり肩も痛いし、今日は練習が無くて丁度良かったなぁと言う感じ。
結局今週も富山行きはなくなりました。めでたいのでまたバド三昧の一週間にしようかと画策中。特になんと言う事も無く、今日も定時退社です。
baristaは子供の頃、天才にコンプレックスを持っていました。他には何も買ってくれなくても、本だけは買ってくれると言う有り難い親に育てられたお陰で、そこそこ成績は良かったものの、知っている偉人たちに置いて行かれる無力感を常に感じていました。小学校の低学年でエジソンの非凡さをうらやみました。10歳になった時にはもうモーツアルトには逆立ちしてもかなわないのだと悲しみました。中学に入るとアインシュタインらの能力に毛ほどもかなわない自分に驚愕しました。才能も無いのに努力もしない子供でしたから、当たり前なのですけど。
そのうちbaristaは賢くあろう、と振る舞いを繕うようになりました。人に頭が良いように思われる事にはコツがあります。まずは多弁にならないこと。解らない事を解らないと素直に認めること。人の話す「解らない事」を、「まだ興味を持ったことの無い事」に置き換え、興味を示すこと。そしてほんの少し努力して詳しい分野を作っておき、それを小出しにすること。そうしたテクニックで自分の偏差値を10は上に見せる事が出来ます。しかし、表面を繕う事に意味があるのでしょうか?銀は貴金属の中では非常に安価な金属です。指輪1本分の材料費はせいぜい数千円。しかし、今若者が身に着けているのはほとんどがシルバーです。磨けば輝き、燻せば渋みを増し、銀は銀にしかない魅力を持っています。ところが、ここに薄く金箔を貼り付けた瞬間に、それは金メッキと言う名前に変わります。「金に見えるけど実は銀なんさ」と言われます。同じ銀なのに金に見せようとした瞬間に非常に滑稽に写ります。表面を飾ってはいけない。それが実感できたのは大学に入ってからだったでしょうか。
それからbaristaは馬鹿っぽい人を目指しました。見た目が駄目なのにできる男は凄い、そう思いました。人は表面ではなく中身なのだと。これを実現する手順もいたって簡単です。極力表面を軽薄に。しかし誠実に。頼りないけど悪い人ではないと言う像を作り上げる。そして、いざと言うときにはきちんと能力を発揮する。そういう立ち振る舞いが自然に身についた頃にようやく気づきました。これもメッキじゃないかと。
ではメッキする事は無駄なのか?プラスチックをメッキする技術が車を軽くしているように、表面を取り繕うと言う行為は時に素晴らしいものとなります。ウェイトレスでも、看護婦でも、水商売のおねぇさんでも、例え心の奥底が何を考えていたとしても、客にそれを感じさせないメッキをかぶせる事が出来た時、それをプロ意識といいます。やがてそれは自分の中に新しい自分を作り出すかもしれません。
ではお金が十分にある、或いは仕事に関係の無いところでどう立ち振舞うべきなのか。baristaはずっと悩みました。しかし結局、自分の価値を評価できる人は自分しかいないと言う、昔から目をそむけていたことを認めざるを得なくなりました。誰に褒めてもらおうと、誰に貶されようと、自分で価値があると評価できない行為には点数がつきません。逆に言えば自分で価値があると思うなら、偽善で塗り固めようと、韜晦してニヤニヤしようと、努力を見せびらかそうとも、漫画を読もうとも、酒に狂おうとも、哲学に浸って見せようと、エロ本を眺めてニヤニヤしていようとも、それが最も価値のある行動なのです。なんだよ好きにやればいいんじゃん。30年余り無駄に悩み続けてもbaristaにはそんな答しか見つけられませんでした。そして肝心な「価値のある何か」を見つける事はまだできていません。
同様に法は社会に属するもので、人に属するものではないので、法的な善悪ですら自らの「価値」には影響を与えません。不遜な言い方になりますが、地球は全ての人にとって「自分」を中心に回っていて、極論するなら「自分」のいない地球に意味は見つけられません。50億人の頭の中には50億の世界があり、50億の善と悪があり、50億の神がすんでいるのです。「何故人を殺していけないのか」と子供に聞かれたときに、あなたはなんと返答しますか?本当に、無難なごまかしではなく、心の中で真実と信じられる答が返せますか?ニュースの「専門家」のステレオタイプな意見にはもう飽きました。近頃テレビを見ていると宗教への不信感と憧れが交錯するのです。
[今日の一言]
・少なくとも一人殺せば一つの善悪と一つの世界と一人の神が死ぬ。
2004/06/15
火曜日。梅雨とは思えないほどの晴天。曇りの日に自殺者が多いなら、こんな日には子供がたくさん生まれてくるのではなかろうかというぐらいの見事な空。今ぐらいの時期は朝夕の通勤途中の光線の具合がちょうど素敵な時間帯で、電信柱や、そこから垂れ下がる電線や、高校生がベンチに落とす影なんかが郷愁に似た原因不明の切なさを呼び起こします。どこででもカメラを取りだす勇気がほしいなぁとおもいます。いっそ明らかに写真が趣味なのがわかる巨大なカメラを首から下げておいた方が、不審さは減少しそうですね。フナさんところのトップ画像を書いている、にまめさんの所を覗きに行ったらカエルの画像がかわいくて狂喜しました。また、写真もたくさん展示されていて、びっくりするぐらい美しい写真がたくさんありました。しかし、電車の中の少女の写真などは、いろんな意味で男のbaristaには決して撮影できない写真だなぁとおもいました。これからの時代、カメラマンには女性が増えるかもしれません。
会社で昨日の日記を大雑把に読み直したら、あまりにも尻がメツレツな感じで泣けました。面倒なので、日記の文章に不満があっても、極力後から手直しはしないことにしているのですが、倒錯と交錯の違いは酷すぎるので修正することに。今日はJUnitを使ってテストをやってみたりと実験的な一日。あんまり忙しすぎるのも困るけど、気合が抜けるほど暇なのも嫌だなぁ。
本日も定時ダッシュしてT小学校のバドへ。今日は...3勝2敗ぐらい。ペアに恵まれました。しかし押され始めると脆い。右上方への球をスマッシュする時にネットに引っ掛ける癖は相変わらず。ビデオの再生のようにそっくりな引っ掛け方を3回ほど。情けない。バック側で追い込まれた時にクロスに打つ習慣には徐々に馴染んできたかなぁと言う感じ。後はスマッシュレシーブをもう少し高く返さないと。後はスマッシュレシーブの際に前に出すぎる癖を何とかしないと。逆に浮いた球をプッシュしに行く為のダッシュではもっと前に出られるようになりたい...。
フナさんが鼻血が止まらなくてダウンしている様子。最近体調が優れないようですね。血圧が上がったりしてないか心配です。喫煙すると毛細血管が収縮して、血圧が高い場合には破裂したりしますし。いずれにせよ一旦ダメージを受けた肺や気管支は、その後のダメージを抑えることはできても、回復はしない器官なので、ぜひ大事にしていただきたいものです。他の人のオフ会レポートを聞いているととても歌声のきれいな方だそうですし。しかし寝る前に回るサイトのメインが動いていないと寂しい(という日記を翌日に書いている自分って)。今日は疲れきったので24:40ぐらいには就寝。明日もサークルに行く予定ですし、ちょっと休息。
[今日の一言]
・美人なおデブに溜息をついた後で、「頭良いんだからちゃんと勉強しなさい」と叱ってくれた中学の同級生を思い出した。すいません、ダイエットします。
[今日の余計な一言]
・ダ〜イエットは明日から♪
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