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ここでは私の愛車であるMGFについて紹介したいと思います
(※カーグラの古谷 徹ナレーション風に音読してください)。
我が家のMGFは2001年2月12日に納車されました。
ちなみに2001年納車にちなんでナンバーを"20-01"にしたのでひき逃げ不能車です。
あまり持ち物に名前を付ける趣味がないのでそのまま普通に"MG"と呼んでいますが
一般的には"F"と呼ぶ人の方が多いらしいですね(まぁ、"MG"は社名だから
どう考えても"F"と呼ぶ方が正しいのだが...)。
Exteria
MGFという車はオープンにしているか、どの角度から眺めるか、
どんな天気であるかなど、時と場所に応じて様々な表情を見せる。
幌をおろした状態のMGFを見て連想する形容詞は「可愛い」
あるいは「小さい」と言った所であろう。
おおよそいわゆるスポーツカーの面もちとは思えない。
ミドシップデザインによるコンパクトで丸みを帯びたボディからの印象は、
女性にも似合う小型のセカンドカー。
よく並べて評価されるユーノス・ロードスターやフィアット・バルケッタとは
相容れないfunnyな表情は、古きよき時代のMG達を思い起こさせる。
MGFがスポーツカーとしての本来の姿を現すのはやはりオープンスタイルの時であろう。
黒いヴェールを剥ぎ取ったFはまるで別の車かと思うほどの変貌を遂げる。
カブリオレスタイルのシャシーは幌の存在によって引っ張り上げられていた視点の中心を
ぐっと下に引っ張り降ろし、重量感を増したボディは車全体を大きく、
力強く見せ、幌の重圧から解放されたMGFはその雄々しいスポーツカーとしての
本性をあらわにする。
MGFの後ろ姿は雄々しい。
ミドシップ型のエンジン配置により高く持ち上げられたテールは
ボディ全体をくさび形の攻撃的なスタイルに見せる。
さらに排気量と車重の割に安定志向で取り付けられた太いタイヤは
マッチョでパワフルな印象をよりいっそう強調する。
サイドには小ぶりながらもミドシップ特有の吸気口が口をあけ、
力強く吸い込んだエアを2本出しのマフラーが心地よい
エキゾーストノートとともに排出する。
もはやFはたんなる懐古的なスポーツカーではない。
ライトウェイトスポーツに焦がれる若者を初恋に落ちさせるだけの
実力と魅力を兼ね備えているのである。
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